The 20 best kernel books recommended by Golden Richard and Peter Baer Galvin.
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この記事はLinux Advent Calendar 2019の1日目の記事です。 はじめに 環境 おことわり uname(1) uname(1)が出力する内容 strace(1) gdb(1) bpftrace systemtap Kernel Hack Livepatch おまけ RHEL 8.1 CentOS 8 まとめ はじめに 本記事ではLinuxサーバのホスト名、Linuxカーネルのバージョン、cpuアーキテクチャなどのシステム情報を表示するuname(1)を利用してLinux環境でのデバッグとカーネルハックについて説明していきます。本記事ではコマンドやツールの使い方の説明ではなくて、それらを使ってどのようにデバッグするのかというところを説明します。 環境 ディストリビューションにはFedora 31(x86_64)を利用します。動作環境はQEMUやlibvirt、Oracle
TCP_DEFER_ACCEPTは、LinuxでサポートされているTCPのオプションで、サーバ側で使用した場合にはaccept(2)からのブロック解除をTCP接続が完了したタイミングではなく最初のデータが到着したタイミングで行ってくれるオプションです。 Webサーバ・アプリケーションサーバではリクエストが到着してからaccept(2)のブロックを解除するので、リクエストの到着をWebサーバ・アプリケーションサーバで待つ必要がなくなり、特にprefork型のサーバでは効率的にプロセスを使えるようになるという利点があります。PerlではStarletがこの機能を有効にしています ところが、某サービスでTCP_DEFER_ACCEPTが有効にも関わらず、accept後のreadでデータが読めず、最悪の場合、デフォルトのtimeoutである5分間プロセスがストールすることがありました。strace
中村 実 @nminoru_jp @kosaki55tea どうなんでしょう。close()がEINTRで返ってきた場合にリトライをかけないとリークが発生することがあります。FUSEでできた変なネットワークファイルシステムを使っている場合なんて特に。 2013-10-30 11:26:30 鯉江 @koie @nminoru_jp closeがエラーになったら異常系に飛ばしてました。EINTRリトライは考えてなかったっす。異常系処理でcloseするときもEINTRリトライはしないといけないなぁ。やばいなぁ。 2013-10-30 11:29:17 Tanaka Akira @tanaka_akr @nminoru_jp @kosaki55tea close(fd) が失敗した時に fd が生きていることがあるのですか。以前 NFS の quota でテストして close が失敗したときに
Linux kernel 3.9 のマージウィンドウでは SO_REUSEPORT というソケットオプションがマージされました。 Merge branch 'soreuseport' · c617f39 · torvalds/linux · GitHub これは同一ポートに複数のリスナー(listen ソケット)が bind できるようになるというもので、Webサーバなど単一のポートに多くのコネクションが来るようなワークロードで、複数プロセスでうまく負荷分散ができるようになるそうです。 (これまでだと一人がaccept()してそれぞれの worker に渡すというようなモデルがありましたが、これでは accept() する部分がボトルネックになってしまいがちでした。) BSDでは元々 SO_REUSEPORT オプションはあったようですが、マルチキャスト通信で使うもののようです。Linux
前回の記事で、CentOS 5.0 について書いたが、CentOS 4.4 からアップグレードしたので、それについてのメモ。 (1) yum を使ってアップグレード (ただし失敗) まず、yum を使ってアップグレードを試みたが、カーネルの依存関係の問題で conflict を起こし、どうしても解消できなかった。 ※参考:「Fedora Core 5 -> Fedora Core 6 アップグレード」 以下、yum で試してうまくいかなかった作業状況について書いておく。 まず、現在の CentOS 4.4 のパッケージを最新のものにする。 # yum update 次に、OS のアップグレードを行う。 アップグレード用の RPM パッケージは、たとえば以下の URL からインストールできる。 # rpm -Uvh \ http://mirror.centos.org/centos/5.0/
write はページに dirty フラグを立てるだけなので決してユーザープロセスを待たせない って、本当にそうなんでしょうか?(否定しているわけではなく、純粋な疑問です。) と質問をもらったので、最近追ったことをここでまとめます。かなり長文です、すいません。また、まだまだ不勉強なので間違っているところもあるかもしれません。ツッコミ大歓迎です。 まず、オライリーのカーネル本の 15章 ページキャッシュ 15.3 汚れたページのディスクへの書き込み から引用。 ご存知のように、カーネルは、ブロック型デバイスのデータを含むページをページキャッシュに蓄えています。プロセスが何らかのデータを更新した場合は、必ず対応するページに汚れている印をつけます。すなわち、PG_dirty フラグを設定します。 UNIX システムでは、汚れたページのブロック型デバイスへの書き込みを遅延することができます。この方
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