新型コロナウイルスの感染が確認された香港人男性(80)が乗船していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を巡り、同船が男性の下船後に那覇港を訪れた1日、乗客2679人の多くが一時的に船を降り、沖縄県内の市街地で観光していたことが分かった。
玉城デニー知事は4日、陸上自衛隊第15旅団の中村裕亮団長に、災害派遣部隊の撤収要請書を手渡した。15旅団は豚熱(ぶたねつ)(CSF、豚コレラ)の県内5例目の感染確認に伴い、2日から沖縄市で豚の殺処分支援などの初期防疫措置に当たっていた。
中国・上海の地下鉄でマスクを身に着ける乗客。 《本記事のポイント》 コロナウイルスと豚コレラという"災厄"で、中国では「天罰」という声が上がる中国に接近する沖縄にも影響日本国民は、人権を蹂躙する独裁国家・中国との付き合い方を考え直すべき 中国で、新型肺炎コロナウイルスや豚コレラという"災難"が立て続けに起きていることについて、同国のネット上では「天罰が下っている」と指摘する声が上がっている。 その根拠は次の3つだ。 一つ目の根拠は、コロナウイルスの発生源である武漢では、今月23日より、空港や駅などが閉鎖され、事実上、街が封鎖されている状態だ。これを受けネットでは、「共産党がウイグルのイスラム教徒を強制収容所に送り、人々の行動を制限したためだ」と指摘されている。 二つ目は、「香港の覆面禁止法」との関連性だ。 中国国内ではコロナウイルスによって、マスクがバカ売れし、品薄になっている。一方の香港
米国微生物学会によると、米政府と大学の専門家はアフリカ豚コレラ(ASF)のワクチンを開発した。100%効果的であることが証明されたという。 以前のウイルス株の遺伝子組み換えで開発されたこのワクチンは高用量と低用量の両方で、接種から28日後に効果が見られたと同学会は報告した。 ワクチン開発に携わった米農務省の主任研究員ダグラス・グラデュー氏は「この新しい実験的なASFワクチンは有望であり、現在東欧やアジア全体で流行している今のウイルスから完全に防御できる」と述べた。 このウイルスは、世界最大の豚肉生産国である中国に最も壊滅的な打撃を与えている。中国で約1年半前に感染が初めて報告されて以来、多数の豚が殺処分され、世界の農産物市場に影響が波及。中国や米国の科学者はワクチン開発でしのぎを削っている。 ウイルスは豚やイノシシに感染するが、人への悪影響はないことが知られている。最も毒性の強い形態ではウ
【東京】農林水産省の豚コレラ(CSF)疫学調査チーム(津田知幸チーム長)は23日、沖縄県内での発生に関し、非加熱の食品残さの使用による感染可能性を指摘する調査結果を発表した。豚や豚の精液、畜産資材などからウイルスが持ち込まれた可能性は「低い」とした。
会見する江藤拓農相=21日午前、農林水産省 江藤拓農相は21日午前の会見で、沖縄で発生した豚熱(CSF、豚コレラ)ウイルスを遺伝子解析した結果、国内から侵入した可能性が高いとされたことについて「(感染経路として)一番考えられるのは人の移動によるもの」との見方を示した。その上で「あらゆる可能性を排除できない」とも述べ、23日に疫学調査チームの検討会を開いて議論してもらう考えを示した。 ワクチン接種については、県の対応を見守る考えをあらためて強調。県側から知事との面会の打診があることと明かした上で、「もしかしたら(ワクチン接種の)要請もあるかもしれない」とし、要請があれば対応できるよう体制を整える考えを示した。【琉球新報電子版】
うるま市内で殺処分された豚の埋却作業が完了した=11日午前9時50分ごろ、うるま市(小型無人機で撮影) 沖縄県内で豚コレラが発生したことで県全体が豚コレラの非清浄地域となり、沖縄からベトナム、タイ、香港、マカオ、シンガポールの5カ国・地域に豚の輸出ができなくなった。 日本から豚の輸出ができるのは同5カ国・地域の他にカンボジアがある。現在はカンボジアのみ輸出できる状態だが、発生状況によってはカンボジア側が輸入停止の判断をする可能性もある。 農水省によると、防疫措置を終えたのち、県で豚の血液などからウイルス抗体の有無を調査し、県内で一切発生がないと確認する必要がある。その後相手国と輸出再開の交渉をし、同意が得られれば輸出できる。 ワクチン接種をした場合についても、ウイルスに感染した豚とそうでない豚がわかりづらくなることから、カンボジア以外の5カ国・地域には輸出ができなくなる。ワクチン接種を終え
野生イノシシを媒介して感染が広がったとみられる陸続きの本土と違い、離島県の沖縄にどのような経路でウイルスが侵入したのか。国の農研機構動物衛生研究部門は遺伝子配列を解析する検査を行い、沖縄に侵入した豚コレラ(CSF)ウイルスが海外や本土のどのウイルスに近いかを特定することでルートを絞り込もうと急いでいる。 沖縄で採取したウイルスの遺伝子の一部が本州で見つかっているウイルスの型と一致しているといい、国内の既存発生地が由来である可能性もある。 ただ、2018年9月の発生以来、本土でまん延しているウイルスも元々は中国大陸など海外から侵入していることから重なりがあり、遺伝子全体の解析が必要になる。結果が出るまでには、1週間程度かかるという。 本土からの侵入であれば、ウイルスに感染した豚の行き来や、ウイルスに汚染された食肉の持ち込み、人の衣服や靴底に感染イノシシなどのふん尿や唾液が付いて沖縄に侵入した
殺処分された豚を運ぶトラックを消毒する作業員=9日午後、うるま市 8日に1例目の豚コレラ発生が確認された沖縄県うるま市の養豚場では、加熱処理していない食品の残さ(残飯)を豚のえさに使用しており、えさを通じて感染した可能性も指摘されている。国の飼養衛生管理基準は食品残さの加熱処理を養豚事業者に定めているが、順守されていなかった。 残さの中にウイルスに汚染された肉があると、食べた豚が感染する可能性がある。同基準は食品残さを原材料とする飼料について、ウイルスを死滅させるために70度以上で30分間以上か80度以上で3分間以上加熱するよう定めている。 養豚事業者によると県内では小規模事業者を中心に約50戸が食品残さをえさとしており、ゆでるなど加熱している農家が多い。県は年に1度のペースで全養豚事業者に飼養衛生管理基準の指導を続けてきたが、今回の豚コレラの発生農家では結果として徹底できていなかった。県
沖縄県うるま市の養豚場のブタに、ブタの伝染病、CSF、いわゆる豚コレラの感染が確認されたのに続き、10日、沖縄市にある養豚場のブタに新たに感染が確認されました。沖縄市で感染が確認されたのは初めてで、沖縄県は感染の拡大防止のため、この養豚場で飼育されている2800頭余りを殺処分することを決めました。 沖縄県は、うるま市での感染の確認を受け、この養豚場から半径3キロ以内にある12戸の養豚農家を対象に検査を行ったところ、沖縄市の養豚場のブタに感染が確認されたということです。 沖縄市で感染が確認されたのは初めてで、複数の自治体に広がっている実態が明らかになりました。 県はこの養豚場で飼育されている2800頭余りの殺処分を行うことにしています。 県の対策本部会議で、玉城知事は「まずは発生農場から10キロ圏内の養豚場で感染が広がっていないか確認することが最優先だ。CSFはブタとイノシシの病気であり、人
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く