シャープはテレビ向けの液晶パネル工場の稼働を停止する。2023年3月期に連結最終損益の赤字が2000億円を超える主因となっていた。中国勢の増産でテレビ向けのパネル価格は直近の高値の半分に下落した。液晶事業の人材をソニーグループの半導体工場に出向させることも検討する。経営再建に向けて抜本的な構造改革に着手する。子会社の堺ディスプレイプロダクト(堺市)の工場を9月末までに停止する。稼働率が低く、採
シャープは2月1日、薄型テレビ「AQUOS」のAndroid TV搭載モデルでソフトウェアアップデートを実施した際、一部で再起動を繰り返す不具合が発生していると発表した。アップデートは中止。個別に訪問修理を行う。 対象機種は2019年7月以降に発売した4K液晶テレビと4K有機ELテレビの6シリーズ20機種。シャープはAndroid 10へのメジャーアップデートを1月31日に公開したが、一部で再起動を繰り返す不具合が発生した。Twitterでは利用者から「ピカピカして寝られない」といった声が上がっていた。 原因は分かっていない。シャープはソフトウェアアップデートを中止。再起動を繰り返す症状が発生しているテレビに対しては、保証期間にかかわらず出張修理で対応する。 テレビのソフトウェアアップデートは通常、放送波やネットワーク経由でデータをダウンロードして実施する。しかし今回のようにテレビが起動し
10月1日に適当に書き散らした文章(anond:20211001193856)が2週間以上してからTwitterでリツイートされているのを発見。 はてブを見るとまさかの500越えでびっくり。ブコメを一通り読んだが、言いたいことをわかってくれてるなという人もいれば、全然話がかみ合わないなという人、こんな視点があったのかという人もいて面白かった。 そのうえで、もうちょっと追加で書きたい気分になったので電気自動車の普及プロセスを考えるうえでケーススタディになりそうなディスプレイ産業の話をもう少し書いてみる。 なぜiPhoneXの有機EL採用のインパクトが大きかったのかブコメでも指摘があったが、iPhoneXの前にサムスンがGalaxyで有機EL採用していただろうという話。そのことは当然知っててiPhoneXで有機ELが普及したと書いたわけだけど、その理由はなぜか。 年間の携帯電話生産台数って、サ
シャープ、米国テレビ事業撤退 Hisenseに「AQUOS」「Quattron」ブランド供与:メキシコの生産拠点も売却 シャープが、北米・中南米地域(ブラジル除く)における液晶テレビの生産・販売から撤退すると発表。中国の家電大手Hisenseに生産拠点を売却し、ブランドを供与する。 シャープは7月31日、決算説明会で北米・中南米地域(ブラジル除く)における液晶テレビの生産・販売から撤退し、中国の家電大手Hisenseと提携してブランドビジネスを推進すると発表した。 2016年1月にHisense子会社に27億円でメキシコの生産拠点を売却する予定で、HisenseグループのHisense HKにSHARP、AQUOS、Quattron(クアトロン)のブランドを供与する。これらの施策は営業黒字化のための構造改革の一環で、オーブンなどの白物家電事業は継続していく。Hisenseとの交渉は5月14
しかも液晶パネルはシャープ! テレビの価格破壊が予想以上に進んでしまい、日本のメーカーは苦戦を強いられているといわれてきましたよね。そのまさに最先端モデルともよぶべき低価格モデルが、中国のXiaomi(小米科技)から発売されますよ。 Xiaomiが新たに中国で販売を開始する「Mi TV 2」は、シャープのフルHD対応40インチ液晶パネルを採用。コントラスト比は5000:1と発表されています。ARM製のCortex-A9クアッドコアプロセッサー(1.45GHz)に1.5GBのRAM、8GBのストレージを内蔵。AndroidベースのカスタマイズOSとなるMIUIのテレビ版を搭載したスマートTVながら、2000人民元(約3万8600円)という低価格を実現していますよ。 すでにXiaomiは、Androidスマートテレビとして、Mi TV (小米電視)シリーズを販売中。新たなMi TV 2は、厚さ
世界に冠たるブランド企業が、あれよあれよと土俵際まで追いつめられた。もう、打つ手はほとんど残っていない。社長が替わっても、人と事業を切っても、やはり会社の根っこは変えられないのか。 戦い、そして敗れた 急転直下。黒字から赤字へ、2000億円以上の転落劇だった。 実に合計9000億円超の赤字を計上、財界に大きな衝撃を与えてからわずか2年足らず。シャープが再び崖っぷちに追い込まれている。 3月3日に駆けめぐった「シャープが主力銀行に支援要請」「工場閉鎖、リストラを検討」という一報。2月初めから、'15年3月期決算で計画を600億円も下回る300億円の赤字を計上する見通しが示されていた中、このニュースは「死の宣告」にも等しかった。 もはやシャープには余力も未来もない—株価は暴落、国内の格付け機関は同社の株を「投機的水準」に格下げした。不採算事業の撤退と工場閉鎖を断行すれば、最終的な赤字は2000
“蛾の目”が大画面テレビを進化させる、映り込みを抑えるシャープの「モスアイパネル」とは?:CEATEC JAPAN 2012 コントラスト性能の上がる光沢処理が主流になる中、頑なに低反射パネルを使ってきたシャープが動いた。大画面テレビの天敵ともいえる映り込みを抑えつつ、光沢処理並みの沈んだ黒を実現できるという。 シャープブースで「ICC LED-TV」とともに注目を集めているのが、「モスアイパネル」の展示だ。パネルといっても液晶パネルの新技術ではなく、ポイントは画面表面にはるシート。映り込みを防ぎつつ、グレアパネル(光沢処理)に近い色再現や深い黒を再現できるという。つまり、従来の低反射パネルと光沢パネルの“いいところどり”の性質を持っている。
Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタル との契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にBusiness Media 誠 トップページに自動的に切り替わります。
日本を代表する電機メーカーが軒並み巨額の赤字に陥っている。経営者たちは円高や欧州不況など外部環境のせいにするが、言い訳に過ぎない。トップが舵取りに失敗し、決断を間違えた瞬間があった。 絶頂からあっという間に転落 '07年に社長となった片山幹雄さんの下で、シャープは大阪・堺市にあった新日鐵の工場跡地に液晶パネルと薄膜太陽電池の超巨大工場を新設しました。 「グリーンフロント堺」と名付けられたこの巨大工場に投じられた資金は、協力会社の分も合わせると実に1兆円。うち3800億円が第10世代と呼ばれる最新鋭の液晶パネル製造工場への投資でした。 液晶ディスプレイの性能と価格を決定する大きな要因は、いかに大型のパネルを作れるかです。堺工場は、40〜60インチの大型ディスプレイの市場が立ち上がることを予測して建設されたものでした。三重県・亀山工場で成功した、液晶ディスプレイからテレビまで一貫して生産する「
Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタル との契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にBusiness Media 誠 トップページに自動的に切り替わります。
11月に、ある大手M新聞社が出版している経済週刊誌から、「日本のテレビ産業壊滅」についての記事執筆を依頼された。筆者は、まず2004年および2007年にすでに壊滅の兆候があったことを指摘した。そして、その兆候から窺える根源的な問題が今日に至って何も解決されていないから、壊滅したのだと結論した。 しかし、編集委員からは「話が古すぎる」と苦言を呈され、すったもんだのやり取りがあった。筆者としては、テレビ産業界に巣食う根源的な病理をえぐったわけで、それにいちゃもんをつけられるとは思わなかった。 話が新しいか古いかなんて、全く本質的な問題ではない。というより、2004年にすでに壊滅の兆候があったことは、今、考えると大きな発見であり、それこそ記事に取り上げるべき大問題であるように思う。 しかし、編集委員は頑なに書き直しを要求した。結局、筆者は、全てを書き直す時間も気力も体力も喪失したため、こちらから
WebとUIをつなぐトリックスター(2) テレビでYahoo! デバイスが変わればUIデザインも変わる 仲里淳 2008/11/19 制作の要となるエンジニアとデザイナのチームワークのツボを探る連載。今回はヤフーのテレビ向けサービスのデザイン担当に話を聞いた PCとは異なるテレビならではのUIデザインを探る 「Yahoo! JAPAN for AQUOS」は、Yahoo! JAPANのWebサービスをシャープの大画面テレビAQUOS向けに提供するサービスだ。PCとは異なるテレビならではの要素に対応するために、UIデザインでも多くの試行錯誤があったという。プロジェクトの立ち上げ時期からかかわってきたヤフー株式会社事業推進本部の徳應和典氏と清水田達也氏に、テレビならではのデザインやサービス設計について伺った。 PC版やケータイ版と異なるチームがテレビ版を担当 Yahoo! JAPAN for
シャープは8月22日、“次世代テレビ”として「画質」「薄さ」「環境性能」で既存製品を大幅に上回る液晶テレビの試作機を公開した。 試作機は52V型のフルハイビジョン解像度で、暗所コントラストは100000:1。リビングコントラストでも5000:1と「従来製品の暗室レベル」になっている。視野角も大幅に改善され、斜め45度から見ても5000:1のコントラスト比を確保したという。色再現性はNTSC比で150%、正面輝度は500カンデラ。液晶テレビのネックとされる動画表示性能は、MPRT(Moving Picture Response Time:液晶パネルの応答速度を人の目に近い形で数値化した指標)で4ミリ秒だ。また140kWh/年という年間消費電力も既存のテレビを大幅に上回る。 なによりインパクトがあるのは、本体の厚さと軽さだろう。厚さはディスプレイ部で20ミリ、最も厚い部分でも29ミリで、重量は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く