千葉景子法相は13日の記者会見で、自身が選択的夫婦別姓を可能にする民法改正や人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)を推進してきたことが、参院選落選につながったかについて「それ自体が否定されたとは思っていない」と述べた。また、その上で「より前に進めて道筋をつける」と強調し、引き続き実現を目指す考えを示した。 一方で、「非常に意見が分かれる課題だ。それを是としない方にとってはマイナスの評価になる」とも指摘した。
千葉景子法相は13日の記者会見で、自身が選択的夫婦別姓を可能にする民法改正や人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)を推進してきたことが、参院選落選につながったかについて「それ自体が否定されたとは思っていない」と述べた。また、その上で「より前に進めて道筋をつける」と強調し、引き続き実現を目指す考えを示した。 一方で、「非常に意見が分かれる課題だ。それを是としない方にとってはマイナスの評価になる」とも指摘した。
落選確実となり、報道陣の質問に応える千葉景子氏(左)=12日午前0時50分ごろ、横浜市中区の選挙事務所(今仲信博撮影) 千葉景子法相は13日午前、首相官邸で菅直人首相と会談し、自身が参院選で落選したことを受け辞意を伝えた。これに対し、首相は「節目まで継続してもらいたい」として、当面の間法相に留任するよう要請。千葉氏はこれを受け入れた。落選した現職閣僚がそのまま閣僚を続けるのは異例だ。 会談で、首相は千葉氏の留任期間について「そんなにずっと長い期間ということにはならない」と述べ、9月に行われる民主党代表選後に内閣改造を行う方針を示唆した。 千葉氏は同日昼の記者会見で「政策の実現に向けて取り組んできたので、それをより前に進めて道筋をつける」と強調した。ただ、自身の今後の政治活動については「私は1つの区切りだと考えている」と述べ、政界引退する意向を示した。
表の見方 ▽は当選 ▽開票途中での当選者は朝日新聞社の判定による。得票の少ない方の候補を当選とする場合がある ▽政党の獲得議席数が先に決まるため、がついた候補者と獲得議席数が同数でない場合がある ▽数値は得票数(上段)と得票率(下段)を表す ▽政党名は略称 ▽候補者名をクリックすると別ウィンドウで候補者の詳細ページへ
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