2018.11.13 Tue Sponsored by 東京オペラシティ アートギャラリー『田根剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Digging & Building』 パリを拠点に活動する田根剛は、20代で突然「建築家」になって以来、つねに大胆なアイデアで人々を驚かせてきた。負の遺産の軍用滑走路を再利用した「エストニア国立博物館」。東京のど真ん中に巨大な古墳を誕生させる「新国立競技場」案——。その建築は、土地に埋もれた記憶を徹底的に解読し、一気に発想を飛躍させることで生まれるという。 そんな田根の活動を、『未来の記憶 Archaeology of the Future』を共通のテーマに紹介する展覧会が、東京オペラシティ アートギャラリーとTOTOギャラリー・間の都内2か所で開催されている。会場では、大型模型や多様な資料が空間的に展開され、ひとつの建築がか