先週末に東京ビッグサイトで開催された「コミケ」。 個人的には「各キャリアのネットワーク品質は大丈夫かな」という心配をしながら、SNSをチェックしていた。案の定、NTTドコモのネットワーク品質がすこぶる不評なのがわかった。ダウンロード速度をチェックするアプリのキャプチャ画面が何枚も上がっており、NTTドコモのネットワークは「10年前の速度かと思った」と揶揄されているほどであった。 ただ、昔と違ってネットで簡単にサブ回線を調達できるということもあり、楽天モバイルやpovoの回線で、しのいだ人も多いようだ。 NTTドコモのネットワーク品質に関しては、今年に入って「ターミナル駅周辺で遅い」と指摘されていた。同社では4月に「この夏までに対策する」と発表。先日、基地局にあるアンテナの角度や出力、指向性などの調整などをして、都内の新宿、渋谷、池袋、新橋において、概ね、ネットワーク品質が改善しているとの発
リダイレクトの終了について投稿したゆやりん(@yuyarin)さんは「group.ntt/jp/ にすれば参照できる」と解決方法を紹介。しかし「リダイレクトしていないため、新しいURLでリンクされてないものはインデックス化されない。古いURLはエラーでインデックスから消されて、そのうち検索エンジンで探せなくなって存在しないのと同義になるので全くよくない」と問題点を訴えた。 なぜNTTはリダイレクトをやめたのか。同社に問い合わせたところ「12月までの旧URLへのアクセス数を見たところ、数がかなり減っていたため、影響はないと判断した。また、継続することでコストもそれに応じてかかっていくことも踏まえて、総合的な判断からリダイレクトの終了を決めた」と話した。 NTTは「新URLに変更したことをあらためて周知することで、ご迷惑をおかけしないように対応させていただきたい」と話したが、再びリダイレクトを
SPECIAL 追跡!ネットアンダーグラウンド 天才プログラマーの「けしからん」革命 2021.10.06 : #サイバーセキュリティ/#研究開発/#IT・ネット 日本からGAFAのような革新的なサービスを世界に提供するIT企業は生まれるのか? 「十分にできる」 確信を持って言い切る男性がいる。登大遊、36歳。天才プログラマーと呼ばれ、ソフトウエア開発の分野で数々の実績を残してきた登さんが考える、イノベーションを起こすためのキーワード。 それは「けしからん」 ついつい、既存のルールや常識にばかり気を取られがちな人にこそ、読んで欲しい。「アメリカや中国に十分勝てる」と言い切る登さんからのメッセージだ。
(東京、2020 年 10 月 8 日発表)Amazon.com, Inc. の関連会社であるアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社は、総務省による第二期政府共通プラットフォームがアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)上で運用開始されたことを本日発表しました。政府は、業界をけん引するクラウドサービスの活用を通じて、情報システムを新技術へ対応させると同時に、各府省が独自に整備・運用する情報システムとデータのさらなる統合・集約によりITガバナンスを強化し、管理の一元化、セキュリティの強化、運用コストの削減を実現します。 政府共通プラットフォームは、運用コストの削減やセキュリティ強化等を目的に、2013 年 3 月に第一期の運用が開始されました。2018 年には効率性や可用性向上を目的に、政府情報システムの整備においてクラウドサービスの利用を第一候補とする原則を定めた「政府情報システム
そうした中で、政府はIT活用の遅れを問題視し、システム調達の際にクラウドの利用を第一候補にする「クラウド・バイ・デフォルト原則」を2018年に発表。以降はクラウドの導入に向けた準備を進めてきた。政府共通プラットフォームもこの原則に即して導入する。 AWSジャパンもこの流れに沿い、政府が以前の体制から脱却し、スムーズに政府共通プラットフォームを活用できるよう、さまざまな企業と協力しながら支援していくという。 インフラ構成の工夫とは AWSジャパンは政府共通プラットフォームに、インフラ構成をコード化して再現性を高める「Infrastructure as Code」を採用。同じ構成の基盤を簡単に複製できるようにしている。マネージドサービスも提供し、プロビジョニングやセキュリティパッチの適用などの運用管理を同社が担う。「AWS Shield」「AWS WAF」など、DDoS攻撃などからシステムを保
News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 NTTドコモの個人向け送金・決済サービス「ドコモ口座」※1を悪用した、銀行口座の不正出金問題が注目を集めている。NTTドコモは2020年8月8日までに両銀行を含む3金融機関の新規登録を停止。その後、同様の懸念があるとして14金融機関の登録を停止した。事件の全貌についてはまだ明らかになっていない点も多い。 しかし、筆者が被害者に取材して判明した事実から推察すると、今回の事件は「ネット口振」を活用した、新たなタイプの犯罪と言えそうだ。そして、その背景には、銀行がセキュリティ対策をその場しのぎで実装し続けてきたことで、実効性自体が失われていたという、日本全体の問題が透けて見える。(連続起業
新型コロナウイルスの流行を機に、NTT東日本が開発し無償提供しているテレワークシステムが好評だ。自宅のパソコンから安全に職場のネットワークに入れるシステムで、利用者はすでに3万2千人を超えたが、驚くべきはこのシステムがわずか2週間で開発された点だ。携わったのは同社が4月にヘッドハンティングした登大遊(のぼりだいゆう)さん(35)。業界では名の知れた天才プログラマーだ。 「短期間で作ったシステムだが、大きな事故はない。今後のシステム開発にとって大きな価値になる」 そう語る登さんは、小学生でプログラミングを始め、高校時代にはプログラミングに関する著書を出版。筑波大在学中に開発した独自のVPN(仮想プライベートネットワーク)システムで平成19年に経済産業相表彰も受けた。今も同社に籍を置きつつ、筑波大准教授や自ら起業したソフトウエア会社の代表も務める。 国のサイバーセキュリティー研究の中核を担う独
ドコモが無償で5Gの技術検証環境を提供する「オープンパートナープログラム」の参画パートナー数は、2021年度に5000社まで増やすことを目標にする。こうしたパートナーとの協業により、5Gで新たなビジネスを創出していく。吉澤氏はその一例として、新たなスポーツ観戦、都市映像のAI解析による異常検知、診断映像をリアルタイムで共有する遠隔医療などを紹介した。 関連記事 停波まで使いました!――「ムーバ」など2Gケータイの思い出 3月31日に終了したドコモの2Gケータイサービス「ムーバ」。ITmedia +D Mobileではこの機会に“2Gケータイの思い出”を募集しました。今回は「停波まで使った!」というユーザーの声を中心にご紹介します。 ドコモ、2Gサービスを2012年3月末に終了 ドコモは同社の2Gサービス「ムーバ」と「DoPa」を2012年3月31日に終了する。 ドコモ、2019年9月に「5
SNSにログインした状態のまま、不正なプログラムが仕込まれたウェブサイトを閲覧すると、個人のアカウントが特定されるおそれがあることが、NTTの研究でわかりました。こうした危険性は多くのSNSに共通していて、NTTはユーザーや事業者に注意を呼びかけています。 攻撃者は不正なプログラムを仕込んだウェブサイトを作り、このサイトを閲覧した人のパソコンやスマートフォンを操って事前に用意した攻撃用のSNSのアカウントに次々とアクセスさせます。 その際、閲覧した人がSNSにログインした状態のままだと、ブロック機能を悪用され、どのアカウントの人かが特定されるということです。 こうした攻撃の被害はまだ確認されていませんが、NTTが実験したところ、「ツイッター」や「フェイスブック」などブロック機能がある少なくとも12のSNSで攻撃に成功したということです。 これに対し、ツイッターやマイクロソフトなどはすでに対
NTTドコモは、毎月、同じ料金の「定額制」ではなく、データ通信量が少ない月は安くなる新しい料金プランの導入を正式に発表しました。これによって、300億円を利用者に還元するとしています。 現在のプランは、データの通信量が上限を超えないかぎり、毎月、同じ料金の「定額制」ですが、新しい料金プランは、データの通信量に応じて料金が変わるのが特徴です。 「個人向け」と「家族向け」のプランがあり、このうち「個人向け」のプランはデータ通信量の上限が20ギガバイトですが、実際の利用が5ギガ以内、3ギガ以内、さらに1ギガ以内であれば、段階的に料金が安くなります。 この料金プランを導入することで、会社としては300億円を利用者に還元するとしています。 会見で、吉澤和弘社長は、「通信量が少ない人の他社への流出が多くなってきた。顧客基盤を強化するのが狙いだ」と述べました。 ほかの大手各社も、データ通信量が少ない人向
2015年8月10日 (報道発表資料) 1フレームの誤差なく映像ショットを特定できる高精度シーン探索技術を開発 ~映像制作ワークフローにおける目視による映像比較の省略により作業効率を飛躍的に向上~ 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)は、多数の映像の中から編集映像に使われている映像ショットを1フレームの誤差なく特定できる高精度シーン探索技術を開発しました。これにより、映像制作ワークフローにおける目視による映像比較を省略することができ、映像制作作業の効率を飛躍的に向上させることができます。 NTTは、ハリウッドの映画スタジオ等を顧客に持つPIX SYSTEM, LLC(以下PIX社)※1と共同で、2013年7月から本技術のフィールド検証を実施してきました。実際の映画の編集された映像を対象として、映像ショットの検出精度及び検出速度を検証し、本技術
NTTデータとリモート・センシング技術センターは、2メートルという超高精度で全世界の地表を網羅する3D地図データを発表した。これまで提供されていた5メートル精度の地図では難しかった、「建築物」レベルの細かな起伏も表現できるのが特徴とのこと。 今回の3D地図データを使って作成した鳥瞰図(カラー処理を施したもの) Googleマップなどと異なり、完全な3Dデータであるため、自由に向きを変えて見ることが可能。3Dプリンタ用のデータも同時に提供され、出力すれば実際に地形に触れることもできる。 サービス対象は全世界で、たとえばエベレストの頂上なども提供可能とのこと。普通の地図がない未開のジャングルや沙漠も高い精度でカバーするため、インフラ構築や資源開発などへの応用も。そのほか、都市開発への利用も見込まれている。 エベレストも360度の方向から眺められる この3D地図データは、宇宙航空研究開発機構(J
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