1億9,500万年前の恐竜の肋骨が発見されたそうだ。これは非常に珍しい発見だ。何が珍しいかと言えば、肋骨のかつて血管や神経が通っていた脈管内部には完璧に保存されたタンパク質が残されていたのだ。いわば肉のついた骨なのである。 化石の有機物質は跡形もなく分解されてしまっているのが普通であるので、この発見が研究者にとって貴重な研究素材となることは間違いない。
カナダ・ケベック州のヌブアギツク・スプラクラスタル・ベルトで見つかった、地球最古の化石。熱水噴出孔の堆積物の中に、赤鉄鉱の管が確認できる。ネイチャー誌提供。(c)AFP/NATURE PUBLISHING GROUP/MATT DODD 【3月2日 AFP】(更新)38億~43億年前の地球に生命が存在したことを示す「直接的証拠」となる最古の化石を発見したとの研究論文が1日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 発見者である英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)のドミニク・パピノー(Dominic Papineau)教授によると、見つかった微化石は、これまで最古とされてきた化石よりも約3億年古い。 見つかったのは、鉄を食べる海生バクテリアによって形成された糸状構造と赤い管の化石で、幅はヒトの髪の毛の半分ほど、長さは最大0.5ミリ。化石を宿すことが知られている白い花のよ
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