1. 100年天気図データベース 1883年3月1日以降の天気図を画像として閲覧できます。1958年8月1日以降の一部の天気図はジオレファレンス(試験的)を行っているため、Google Maps、Cesium、Google Earth(KMLジオブラウザ)などを用いて、地図と重ねて閲覧できます。 [ もっと詳しく.. ] 今日の天気図 今日の天気図 歴史的な天気図
中国の内モンゴル自治区の湖・チャガンノールから出土した竜脚類ヌーロサウルスの化石。フフホト市内の内蒙古博物院にて筆者撮影 突然だが、スズメやカラスが恐竜であることはご存知だろうか? 近年の研究によると、鳥が小型獣脚類(映画『ジュラシック・パーク』に登場するヴェロキラプトルの種類である)から進化したことはほぼ確実であるばかりか、鳥類と小型獣脚類の間に学術上の厳密な線引きをもうけることすら困難であるという。 近年の古生物学の世界において、“恐竜”という生物のわかりやすい定義は「スズメとトリケラトプスの最も近い共通祖先から生まれた子孫すべて」と説明される。私たちが日々、タマゴを目玉焼きにしたり肉にタレと七味唐辛子をかけて晩酌のツマミにしている生物の正体は、実は恐竜(のある系統の子孫)だったのだ。
太古の爬虫類カプトリヌスは敵につかまれたときに尻尾を切り離すことができた。(Reconstruction by Danielle Dufault. Illustratrion courtesy A. R. H. LeBlanc, M. J. MacDougall, Y. Haridy, D. Scott & R. R. Reisz) 何億年も前に生きた古代の爬虫類も、敵から逃げ切るための素晴らしい特技をもっていた。現代の多くのトカゲがもつ「尻尾切り」の技だ。最新の研究成果が学術誌「Scientific Reports」に発表された。(参考記事:「3本の尻尾を持つトカゲが見つかる、「尻尾切り」の異常か」) カナダ、トロント大学の研究者らがこの爬虫類の尾骨70個を調査したところ、トイレットペーパーがミシン目で切れるように、捕食者がこの爬虫類の尾をつかんだ際に、尾骨にある特定の亀裂で尻尾が切れる
by Chris Bentley 化石とは、かつて生息していた生物が何らかの理由で地層に閉じ込められ、硬い組織を中心に鉱物化したもの。化石は研究者たちにとって太古の生物の姿を知る手がかりとなり、私たちに恐竜やアンモナイトの存在を教えてくれます。生物が化石となる確率は非常に低いものですが、いつか「化石になりたい」と思った時のために覚えておきたい「死んだ後化石になる方法」について、BBCがまとめています。 BBC - Future - How can I become a fossil? http://www.bbc.com/future/story/20180215-how-does-fossilisation-happen 「全ての化石は奇跡だ」と、ノンフィクション作家のビル・ブライソン氏は著書「人類が知っていることすべての短い歴史」で述べています。1つの骨が化石化する確率は、およそ10億
戦後最悪の火山災害となった御嶽山噴火(2014年9月27日)に続いて、草津白根山の噴火でまたもや犠牲者が出た。いずれの場合も気象庁発表の噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)だったことから、現状の火山監視体制を見直す必要があることは間違いない。地球上の活火山の約7%が密集するこの火山大国では、先端的な火山研究の推進と火山に寄り添う「ホームドクターチーム」による火山監視、それに人材育成などを一元的に担う組織(例えば「火山庁」)が必要不可欠であろう。 そんな中1月30日には、山形・宮城県境にある蔵王山で地下のマグマ、火山ガスや熱水などの活動を示す火山性微動が発生し、山頂の南側では山体の隆起も観測された。これらを受けて気象庁は噴火レベルを2(火口周辺規制)へと引き上げた。 いくつかのメディアから「草津白根山と蔵王山の活動は連動しているのか?」という問い合わせがあった。決して火山の地下でマグ
[SVC48-11] Holocene eruption history of the Motoshirane Pyroclastic Cone Group, Kusatsu-Shirane Volcano *Aki Nigorikawa, Yasuo Ishizaki1, Nobuko Kametani2, Mitsuhiro Yoshimoto3, Akihiko Terada4, Kenta Ueki5, Kentaro Nakamura6 (1.Graduate School of Science and Engineering, University of Toyama, 2.Graduate School of Science and Engineering for Education, University of Toyama, 3.Mount Fuji Research I
東京大学 | UTokyo @UTokyo_News 【Topic】 ハブの進化が語る南西諸島の成立/服部正策のハブ学@鹿児島県 | 広報誌「淡青」35号より - ハブ学 @ 鹿児島県 島ごとに特徴が違う日本固有.. bit.ly/2hophD7 pic.twitter.com/f4xias3chD 2017-11-14 09:43:12 Ryusuke IMURA @tigers_1964 問題は「大陸のはずれに現われた陸地」です.本州弧は元に戻すと大陸と地質的に繋がりが見えるけれど,琉球弧は大陸から切り離される前から高まりでないといけない.その成因をどう考えるかです.弧状の高まりが揚子江や黄河で切られるためには,構造線や先行河川などを考える必要も出てきます. twitter.com/pmagshib/statu… 2017-12-17 21:29:33
これだけ科学が発達している世の中ですが、私たちが普段口にする魚の個体数の長期的な振る舞いについては実はほとんどわかっていません。漁獲量記録でさかのぼれるのは今から110年くらい前からですが、数百年前、数千年前にどのような種がどれだけの数がいたか、科学的な知見は乏しいと言わざるをえません。ここでは、千年を超える連続的な魚の個体数変動記録としては世界で3例目となる大分県別府湾の海底堆積物中の魚鱗の数から復元されたイワシ類の個体数変動記録について紹介します。 世界の食料を支えるイワシ類資源 イワシ類は、世界で最も漁獲される魚で、世界の漁獲の6分の1を占め、ペルー・チリ沖、カリフォルニア沖、日本沖、アフリカ西岸沖に有数漁場があります。なかでもペルー沖のカタクチイワシは、多いときで年間1200万トンを超える漁獲があり、そのフィッシュミールや冷凍ものが世界中に輸出され、マグロ・ブリ・ハマチなどの養殖魚
埼玉大学名誉教授である角田史雄氏が著した、『地震の癖』(講談社+α新書)という本があります。ひと言でいうと、プレートテクトニクスという定説を真っ向から否定する内容です。まとめますと、 ・「地震は、プレートの沈み込み運動によって起きる」という定説は、ウソである ・地震は、熱による地殻ブロックの隆起によって、ブロック境界部で発生し、熱の移動とともに震源も移動していく といった主張がなされています。幾つか有益な考察もあるのですが、総じて本書の内容は信頼できません。「真実を探求すること」よりも、「やみくもに定説に反対すること」を目的としてしまっている感があり、鵜呑みにされないほうが賢明かと思います。 ■ この本で角田氏は、「従来のプレートテクトニクスは間違いである」、「プレートは海溝部で沈みこんでなどいない」、と一貫して主張しています。そして、「太平洋プレートは、実は時計回りに回転しているだけであ
1億年以上前に現在の中国にあたる地域にすんでいた翼竜ハミプテルス・ティアンシャネンシスの想像図。今回見つかった数百個の卵により、この翼竜の繁殖に関する理解が大幅に深まろうとしている。(ILLUSTRATION BY ZHAO CHUANG) 中国北西部で、翼竜(恐竜時代の空飛ぶ爬虫類)の卵の化石が少なくとも215個発見された。これほど大量の卵が発見されたのは世界で初めて。一部の卵には、細部まで非常によく保存されている胚も入っていた。 翼竜が研究されるようになって200年余りになるが、21世紀に入るまで卵は1個も見つかっておらず、その後に見つかった卵も合わせて10個ほどだった。このほど中国科学院の古生物学者シャオリン・ワン氏は、驚くほど保存状態の良い翼竜の卵を少なくとも215個、おそらく300個前後発見した。 彼のチームは卵の中の胚も16個発見し、岩石の中に埋もれているものがもっとあるのでは
溶岩流の通り道にカメラが置きっぱなしにされ、本体は焼けて壊れてしまったが、映像は残っていた。(解説は英語です) 2016年8月のある日、エリック・ストームさんは、一番近い火山へ仕事に出かけた。 ストームさんは、ハワイのツアー会社「キラウエア・エコガイド」の経営者で代表ガイドだ。私書箱の住所に「ボルケーノ」の名が含まれているくらい、同社は火山に近い。彼は普段、ハワイ島にあるハワイ火山国立公園を、少なくとも週3回歩き回り、ツアーの先導をする。8月のこの日、ストームさんはサンフランシスコからの観光客グループを案内していた。(参考記事:「【動画】ハワイで「溶岩の滝」が海へ、圧巻の光景」) ツアーの間、ストームさんは動画が撮れるカメラ「GoPro (ゴープロ)」を、2012年に溶岩が一帯を流れたときにできた割れ目に設置していた。ストームさんはニコンのカメラも持っており、火山ツアーの際にはプロの写真家
「2018年に大地震が多発する」明確な理由があることが、地質学者の研究論文で発表されました。その原因は「地球の自転速度の減少」だそうです。 Do weak global stresses synchronize earthquakes? - Bendick - 2017 - Geophysical Research Letters - Wiley Online Library http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/2017GL074934/abstract Upsurge in big earthquakes predicted for 2018 as Earth rotation slows | World news | The Guardian https://www.theguardian.com/world/2017/nov/18/2
260-Million-Year-Old Fossil Forest Discovered in … Antarctica https://t.co/fI95xnSVp3 pic.twitter.com/iXXjxcVUbY — Live Science (@LiveScience) 2017年11月15日 米ウィスコンシン大学の教授、エリック・ガルブランソン氏とジョン・イズベル氏は夏の南極を探検していた。 気温は氷点下。猛烈な風が吹き、太陽は24時間休みなく照りつける。ガルブランソン氏、イズベル氏と国際研究チームのメンバーはパーカを何枚も着込み、化石の破片を探した。探検隊は2016年11月から2017年1月にかけて、雪をかぶったマッキンタイア岬の斜面を登り、南極横断山脈の灰色の堆積岩を調査した。そして、13個の化石の破片を発見。すべて木の化石で、地球史上最大の絶滅が起きた約2億6000万
世界では雨が降らないことで引き起こされる「干ばつ」や、逆に雨が降りすぎることで起こる「洪水」の被害がたびたび起こっていますが、その原因の一つが大気の中を大規模に移動する水蒸気の「川」であることをNASAが明らかにしはじめています。 NASA Estimates the Global Reach of Atmospheric Rivers | NASA https://www.nasa.gov/feature/jpl/nasa-estimates-the-global-reach-of-atmospheric-rivers NASA: Invisible “rivers” in our atmosphere cause many droughts and floods here on Earth — Quartz https://qz.com/1120503/nasa-invisible-r
6600万年前にユカタン半島に衝突した巨大隕石は、恐竜の絶滅の主要な原因になったと考えられている。(ILLUSTRATION BY MARK GARLICK, SCIENCE PHOTO LIBRARY/ALAMY) 新たな研究により、古代の地球に小惑星が衝突する場所として、ユカタン半島はおそらく最悪の場所だったことが明らかになった。 今から6600万年前、現在のメキシコのチクシュルーブという港町の近くの海に、直径10kmほどの小惑星が衝突した。これにより恐竜の時代は唐突に終わりを告げ、ほとんどの恐竜を含む、地球上の全生物の約4分の3が絶滅した。(参考記事:「小惑星衝突「恐竜絶滅の日」に何が起きたのか」) 東北大学大学院理学研究科地学専攻の海保邦夫氏がこのほど発表した論文によると、宇宙から飛んできた小惑星が炭化水素(石油や天然ガスの主成分)を豊富に含む堆積岩層に衝突し、大気中に膨大な量の煤
Tレックスの腕は巨大な体に対して滑稽なほど小さいが、この鉤爪の付いた長さ1メートルほどの腕が、従来考えられてきたよりも恐ろしい武器だった可能性があるとの研究が先日学会で発表された。(ILLUSTRATION BY LEONELLO CALVETTI, ALAMY) ティラノサウルス・レックスの小さな腕(前肢)が何の役に立っていたのかは、長い間謎とされてきた。これまでに唱えられてきた説としては、暴れる獲物をつかむもの、休んでいる姿勢から立ち上がるときに体を支える補助、交尾の際に相手を捕まえるため、などがある。 いずれにせよ、近年ではTレックスの短すぎる腕は、飛べない鳥の翼のように機能を失った器官という見方がほぼ定説となっている。さらに一部には、巨大で力強い顎とその筋肉が大きく進化するのと引き換えに、彼らの腕は小さくなったという意見もある。(参考記事:「ティラノサウルスはこんな顔だった、最新報
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く