12月25日(土)に発売された「SFマガジン2022年2月号」の巻頭言を、オンライン上でも公開いたします。 ―――― お詫びと展望 編集長就任のご挨拶にかえて 12月7日に更新された早川書房公式サイトの〝「幻の絶版本」特集の中止について〟記事にあるとおり、本誌がネット上で発表していた特集企画の内容とその後の対応をめぐって、読者の皆さまから様々なご批判をいただいております。 https://www.hayakawa-online.co.jp/new/2021-12-07-180928.html このたびは本企画が、読者および作者の方々への配慮を欠いたままにネット上にて進行し、また迅速な管理対応ができなかったことを深くお詫びいたします。文芸誌としてあってはならないことであり、ご指摘を重く受け止めております。 SFは、誰であっても自由に楽しむことのできるジャンルです。しかし、本誌のこれまでの在り
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou 正直な気持ちを書きます。わたしはTikTokみたいなもんで本を紹介して、そんな杜撰な紹介で本が売れたからって、だからどうしたとしか思いませんね。そんなのは一時の嵐。一時の嵐に翻弄されるのは馬鹿馬鹿しくないですか? あの人、書評書けるんですか? 2021-12-09 22:58:00 けんご📚小説紹介 @kengo_book 書けません。僕はただの読書好きです。 書けないですが、多くの方にこの素敵な一冊を知ってもらいたいという気持ちは誰にも負けないくらい強いです。 読書をしたことない方が僕の紹介を観て「この作品、最高でした」「小説って面白いですね」と言ってくれることがどれだけ幸せなことか知ってますか? twitter.com/toyozakishatyo… 2021-12-11 01:18:43 けんご📚小説紹介 @kengo_bo
詳細は上のリンクを読んでいただくとだいたいわかると思います。有名書評家である豊崎由美氏が、アマチュアTikTokアカウントを貶し、「そんなもので本が売れたからどうした」「この人に書評書けるんですか」と言った。この件について誰もが思うことでしょうが、あまりに筋が悪い。書評書けるも何も、相手は一介のアマチュアです。出版産業の屋台骨が揺らいでいる時に無料で若い世代に小説をすすめ、しかも実際に若い世代に影響を与えて売り上げが上がるという結果を出している貴重な存在です。言うまでもなく炎上しました。引用RT1000超えというのは、めちゃくちゃに批判されていることの表れです。アルファアカウント、ベストセラー作家も次々と豊崎氏批判の側で声をあげ、賛否両論というより事実上ワンサイドの炎上になりました。 そんな中で、個人的には評論家である栗原裕一郎氏のツイートが心にとまりました。 原稿のネタにしようと虎視眈々
白蔵 盈太/Nirone @「実は、拙者は。」5月双葉文庫で発売予定 @Via_Nirone7 小説の文章力っていうと、「素敵な比喩」「独自性のある文体」みたいなのをつい想像しがちなのだが、推敲の時に私が編集さんから受ける指摘なんて十中八九こんな感じで、実はそんなのは不要で「起こっていることを正確に全部言葉で書き表す」というのが一番の文章力なんじゃないかと最近は思っている。 pic.twitter.com/9YI6MEK0XK 2021-12-03 21:47:14 白蔵 盈太/Nirone @「実は、拙者は。」5/16双葉文庫で発売予定 @Via_Nirone7 しろくら えいたと読みます。 12歳息子と9歳娘に翻弄されつつ小説を書く46歳。既刊作:「わたしのイクメンブログ」(Nirone名義・漫画化)「あの日、松の廊下で」「義経じゃないほうの源平合戦」「桶狭間で死ぬ義元」「関ヶ原より熱
Cobalt-blue spring まだ、”ライトノベル” という言葉が無かった時代の話です。 小学校高学年から中学生になる頃には、自分のお小遣いから、マンガだけでなく文庫本なんかを買ったりするようになったのですが、その頃、自分の買っていた文庫といえば、機動戦士ガンダムの小説が出てた「朝日ソノラマ文庫」、赤川次郎さんのブームが始まった「角川文庫」、そして、今回のテーマ「コバルト文庫」を思い出してしまいます。 「コバルト文庫」は、少女向けのイメージが強いのですが、氷室冴子さんの『なんて素敵にジャパネスク(1984)』以前の、創刊~80年代初期の頃は、少年向けSF作品とかもけっこうあったりして、けっして少女オンリーではなかったんですよね。 今回は、そんな時代の「コバルト文庫」について”note”します。 + + + + + + 創刊当初のコバルトシリーズには、前述のようにSF作品も
ことしのノーベル文学賞に、アフリカ・タンザニア出身の作家、アブドゥルラザク・グルナ氏が選ばれました。 海外文学ファンのイベントや書店の動きなど、日本国内の反応をまとめました。 参加者から驚きの声 ノーベル文学賞の発表に合わせて海外文学ファンたちが会場とオンラインで参加するイベントが東京都で開かれました。 このイベントは、首都圏の海外文学ファンのグループがノーベル文学賞の発表に合わせて開いたもので、東京 渋谷区の会場とオンラインで合わせておよそ20人が参加しました。 グループでは、ノーベル賞を海外作品の魅力を知るきっかけにしてもらおうと、およそ1年かけて候補として名前の挙がる作家や好きな海外作家など合わせて80人分の作品を分担して読みこみ、それぞれ紹介文を書いて冊子にしてきました。 イベントでは会場に日本語や英語の書籍をおよそ60冊並べ、作品の魅力を語りあいながら発表の瞬間を待ちました。 そ
フランスの哲学者で1970年代の女性解放運動を先導したシモーヌ・ド・ボーボワール(08~86年)の未発表小説「レ・ザンセパラーブル(Les Inséparables)」が没後34年あまりを経て刊行され、話題になっている。小説は第二次大戦前のパリを舞台にブルジョア階級の少女だった自身の苦悩を題材にしており、「ボーボワールがフェミニストになった瞬間」が描き出されている。 ボーボワールは49年、「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」で始まる代表的著作「第二の性」を発表した。女性を生まれながらの性別ではなく、男性中心の社会で「2番目」の役割を負わされた存在としてとらえ、そこからの解放と平等を求めるフランス国内外の運動に影響を与えた。66年には、パートナーの哲学者サルトルとともに来日し、講演などを行っている。 新たに発表された小説は、亡くなる前に作品を託された養女のシルビー・ル・ボン・ド・ボー
那須ブックセンター @nasu_bookcenter 年配の女性から本を探してほしいとお問い合わせがありました 「内容はね普通の家庭に育った女の子が普通の大人になって主婦になってお婆さんになっていく、波乱万丈とか熱愛とか家族問題とか一切ないのよ」と言われるので、著者とか出版社は分りますかと聞いたら「そういう本は無いかしらね?」でした 2021-09-09 11:14:40 那須ブックセンター @nasu_bookcenter 【那須高原の本屋】 本屋が地域の文化を育む、地域の読者が本屋を育てる ーー書店と本の文化を拡める会ーー (since 2017/10〜) 【営業時間/9:30〜18:30】【定休日/金曜日】 facebook.com/nasubookcenter/
朝日新聞で翻訳家・鴻巣友季子氏が連載する文芸時評に、取り上げられた小説の作者である桜庭一樹氏が抗議の声をあげた(以下敬称略)。 争点となっているのは、「弱弱介護の密室で」母は「夫を虐/待した」という記述である。これが、(テクストに書かれた/現実に起きた)事実であるかのように断定口調で書かれていることに、桜庭は懸念を示す。 抗議を受けて、鴻巣は時評について補足するEvernoteを公開した。 8月の朝日新聞文芸時評についてです。https://t.co/xI1mbbGQr4— 🐈🦔鴻巣友季子(『翻訳教室 はじめの一歩』(ちくま文庫)) (@yukikonosu) August 25, 2021 その後、Twitterで両者はやりとりし、当該の記述が解釈であればそれは批評として受け入れられること、解釈が読者に開かれているという点については意見の一致を見たが、桜庭はなおも以下のように批判する
「ペスト患者であることはひどく疲れることなんだ。しかし、ペスト患者になりたくないと望むことは、さらにもっと疲れることなんだ」 「絶望に慣れることは、絶望そのものより悪いのだ」 これはフランスのノーベル文学賞受賞者カミュ(1913~1960)の代表作「ペスト」に出てくる言葉だ。 ペスト蔓延の当時フランス領アルジェリアの海浜都市オラン、ペストの流行で街が完全に封鎖される。この突然の平常な生活に舞い降りた不条理にどう立ち向かって行くのか? 「ペスト」(新潮文庫)は版元の新潮社によると、2月からのコロナ騒ぎの中で16万部も増刷して、今や30万部に届く勢いだという。身に迫るコロナの気配が、この勢いを生み出しているという。その売れ行きは世界的な現象のようだ。 書かれたのはカミュが34歳の時、第二次大戦中の対独レジスタン運動を経て、1947年に刊行された。日本でもすでに60年をかけて百万部を超える静かな
はらぺこあおむしという児童用の絵本をご存じだろうか?アメリカの絵本作家エリック・カールが1969年に出版したもので、日曜日の朝に生まれたあおむしが毎日ムシャムシャといろんなものを食べまくり、最後には立派な美しい蝶へと変身する。 鮮やかで大胆なきり絵のような色使いと穴が開いた仕掛けが斬新で、子供たちに、もりもり食べて大きく成長して欲しいという食育本としても秀逸で、世界中で愛読されベストセラーとなった。 このはらぺこあおむしをベースに作られたのが「はらぺこクトゥルフむし」である。昨年キックスターターで資金募集され、目標金額を3倍以上うわまわる達成金額を得てついに商品化された。 クトゥルフ好きなら要所要所にちりばめられたクトゥルフネタにぐっとくるはずだ。
6月5日毎日新聞朝刊の「経世済民術」という風刺漫画のコーナーに「エリック・カールさんを偲んで はらぺこIOC 食べまくる物語」と題してはらぺこあおむしに擬したバッハ会長以下IOCメンバーの似顔絵が掲げられました。「放映権」というリンゴをむさぼっている図です。 風刺の意図は明らかで、その意見については表現の自由の点から異議を申し立てる筋合いではありませんが、多くの子どもたちに愛されている絵本『はらぺこあおむし』の出版元として強い違和感を感じざるを得ませんでした。 『はらぺこあおむし』の楽しさは、あおむしのどこまでも健康的な食欲と、それに共感する子どもたち自身の「食べたい、成長したい」という欲求にあると思っています。金銭的な利権への欲望を風刺するにはまったく不適当と言わざるを得ません。 作者は多分ニュースでカールさん逝去の報を知り、「偲ぶ」という言い方をしていますが、おそらく絵本そのものを読ん
何となくエッセイを読みたい気分なので誰かおすすめ教えてください。本を読む方ではないので有名な作品でもいい。こういうのだと嬉しい。 ・厭世的な雰囲気。ただし厨二病というより世間に揉まれて疲れた感じ?みたいなの。 ・読んだからといって学びがなくてもいい。むしろ無い方がいい。 ・日本人作者のを読んでみたい。なんか頭にすっと入ってくると嬉しい。翻訳もののお勧めも歓迎だけど。 —————— 追記 みなさん面白そうな本お勧めありがとうございます!読み進めていきます。すぐ読む用にどれか近所の本屋に置いてるのあるといいな。村上春樹ならありそうかな。 引き続きお勧めあれば是非教えてください! —————— 追記2 さらにお薦め紹介ありがとうございます!追記長くなったから別エントリ書きました。 https://anond.hatelabo.jp/20210606104552
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