スリランカ・コロンボ郊外の車道を歩くゾウ(2021年3月23日撮影)。(c)Lakruwan WANNIARACHCHI / AFP 【8月22日 AFP】スリランカで新しい動物保護法に基づき、ゾウ使いの就業中の飲酒が禁止される。 野生動物・森林保護相のウィマラウィーラ・ディサナヤケ(Wimalaweera Dissanayaka)氏は19日付の官報で、「ゾウの所有者または飼育者は、マフート(ゾウ使い)に就業中、飲酒や有害薬物の摂取をさせてはならない」と通達した。 スリランカでは仏教僧を含む富裕層の多くが、富を誇示するためにゾウをペットとして飼っているが、扱いの悪さや残虐さに対する批判が広まっている。 同国には飼育下にあるゾウ約200頭がいる他、野生のゾウ約7500頭が生息するとみられている。 新法は、動物の福祉保護を目的としており、内容は広範に及んでいる。 飼い主には、ゾウのDNA認証が