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シ:書評に関するyon_mooのブックマーク (7)

  • 書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害(飯田一史) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    2021年12月9日、書評家の豊崎由美がTwitter上に と書き込み、これを受けて紹介動画を投稿するTikTokerの代表格であるけんごがやはりTwitterにおいて と応答。また、 とTikTokでの活動休止を発表した。 筆者はこのことは出版業界にとって大きな損失だと考える。 ■2021年に女子中高生にけんごが与えた影響はきわめて大きかった今年発表された毎日新聞社と全国学校図書館協議会(全国SLA)による学校読書調査の結果を見ると、中高生女子に対するけんごをはじめとするBookTokerの影響力は一目瞭然である。 「学校図書館」(全国学校図書館協議会)2021年11g都合45pより引用 「今の学年になってから読んだ」の上位に来ている『桜のような僕の恋人』『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら。』『余命10年』などの作品およびその書き手、以前から学校読書調査上で人気があったが、TIkT

    書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害(飯田一史) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 松永伸太朗『アニメーターはどう働いているのか』 - 西東京日記 IN はてな

    酒井 正『日のセーフティーネット格差』とともに、第43回労働関係図書優秀賞を受賞したで、その受賞で書の存在を知って読んでみましたが、なかなか面白いです。 まず、単純にアニメーターたちがどんなふうに仕事を行っているのかという点も興味深いですのですが、さらに、その働き方にも特徴があります。 アニメーターは基的にフリーランスですが、書がとり上げているのはそうしたアニメーターが集まっているスタジオです。そこで、「なぜ、フリーランスでいいのに会社に所属しているのか?」、「なぜ、家でも作業はできるはずなのにスタジオに集まっているのか?」という疑問が浮かぶのですが、それに対する答えが書ではいくつか示されています。 アニメーターというのはやや特殊な働き方ではあるのですが、そこから「なぜ企業は存在するのか?(すべて市場取引ではだめなのか?)」というロナルド・H・コース『企業・市場・法』で検討さ

    松永伸太朗『アニメーターはどう働いているのか』 - 西東京日記 IN はてな
  • アニメ・ニッポン|本で読み解くNEWSの深層

    いまや世界中の若者がイメージする日文化はアニメ。その歴史を振り返る。 ◇ 日SF界の草分け作家として長年活躍してきた著者だが、実は若いころ、平井和正原作のテレビアニメ「エイトマン」の脚を書いたことでも知られる。 その腕を買われて手塚治虫の虫プロで「鉄腕アトム」の脚担当の嘱託社員として高給をんだこともあるという。 書はそんな時代を含む回想記。著者自身の歩みが日アニメの歩みに重なる当事者の貴重な証言だ。 特に印象的なのが手塚の横顔。後進の有望な若者に無類の親切を示す一方、後輩への嫉妬も隠さない。 虫プロの社長でありながら社内で最も過重労働を強いられ、みずから労働組合を結成して委員長になり、会社に待遇改善を要求したいと半ば真顔で言ったこともあったらしい。著者は誤解から手塚の勘気を被り、数年間没交渉になったが、それでも無類に優しい人だったと感謝をあらわにする。 「スーパージェッター」

    アニメ・ニッポン|本で読み解くNEWSの深層
  • 「時代劇入門」書評 チャンバラ目線でガンダム考察|好書好日

    時代劇入門 [著]春日太一 著者は「時代劇研究家」として、人気が長期低迷する時代劇を盛り上げるため、活動を続けてきた。著作としては、『天才 勝新太郎』『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』『鬼才 五社英雄の生涯』など、綿密な取材に基づき時代劇の作り手たちのドラマを活き活きと描き出し、「時代劇は古くさくワンパターンで創意工夫がない」という固定観念を打ち破ったものが多い。 しかし、これらの著作は、そもそも勝新を知らないといった若い人から見れば、まだまだハードルが高いだろう。ノンフィクションとして優れているがゆえに、楽しく読んで満足してしまい、時代劇鑑賞に進まない人もいるかもしれない。時代劇に興味を持ったとしても、膨大な作品群の中でまず何を観たら良いか分からないからだ。 そこで書は、時代劇に全く馴染みのない人、わず嫌いの人に対して、時代劇の基礎の基礎を分かりやすく説明する。「とりあえず知って

    「時代劇入門」書評 チャンバラ目線でガンダム考察|好書好日
    yon_moo
    yon_moo 2020/05/10
    “評者: 呉座勇一 / 朝⽇新聞掲載:2020年05月09日”
  • 【書評】アニメ・特撮研究家・氷川竜介が読む『ロボットアニメビジネス進化論』五十嵐浩司著 歴史の真実を実感できる(1/2ページ)

    ロボットアニメの歴史は「アニメ作品年表」だけでは読み解けない。特撮との相関や海外との関係が大きく、しかも商品化と内容とが不可分なのだ。あの『機動戦士ガンダム』にしても「玩具を売る」という最重要課題があってこそのヒットだったし、急に誕生したものでもなく、ビジネスの流れが生み出したものだった。そんな真実を実感できる良書が誕生した。 著者はロボット系玩具の研究では第一人者の専門家・五十嵐浩司だ。これまでホビー誌・フィギュア誌などで、長年にわたり積み重ねてきた取材、現物にあたっての検証の集大成でもある。どのページを開いても充実の情報密度にまずは驚くはずだ。ターゲットとなる作品やメーカーも、誰でも知っている名前から時流に即して語るべきピンポイントまで網羅的に扱っていて、縦横無尽のデータ量に圧倒される。作品名の呼び覚ます時代の記憶が喚起されるだけでも、実に楽しいである。 特筆すべきは「アニメにならな

    【書評】アニメ・特撮研究家・氷川竜介が読む『ロボットアニメビジネス進化論』五十嵐浩司著 歴史の真実を実感できる(1/2ページ)
  • 稲葉振一郎 「書評:浅羽通明『野望としての教養』」(『論座』2000年11月号)

    浅羽通明『野望としての教養』(時事通信社) 稲葉振一郎 『論座』2000年11月号 浅羽氏の前著『大学で何を学ぶか』(幻冬舎)は、大学生及びその予備軍のための真摯なノウハウにして、政策論にも資するところ大の卓抜な大学論として、既にその評価が確立しており、もちろん筆者も多大な教示を得た。その続編ともいうべき書は大学での「社会史」なるタイトルの下での講義を基にしており、同一のテーマがより歴史的な展望の下で展開されている。 さて、浅羽氏の指摘を待つまでもなく、現代日の(ことに人文社会科学系の)大学教育は大いなる虚妄の上に成り立っている。大学インサイダーの視点から、やや勝手にまとめさせてもらおう。 90年代前半には多くの大学で教養教育がリストラされ、専門教育重視のカリキュラムへの移行が行われた。しかしこの「改革」によって「一般教養」というお荷物を切り捨てた大学が、専門化した学術研究・教育機関

  • 筑摩書房 PR誌ちくま

    岡田さんは「自分が独自に考えた、新しいムーヴメント」を作り上げるのが好きだ。それを世間に問いながらも気が付くともう新しいものに手を伸ばしている。貪欲に新しいものへ、新しい事柄へ、どんどん興味のある方向に手を伸ばしてゆく。アニメーションで新しい分野を開拓しただけでなく、オタク学というよくわからない学問を自信たっぷりにぶち上げたり、東大でそのオタク学講座などを学生に向かって講義どころか実技までやらせたり、宇宙ロケットの玩をつくってはマニアックな解説書をつけたり、今の落語はだめだとか言って「落語2・0」などというものをはじめちゃってみたり、極めつけは「せてやる」という個人的な思いが世の中のニーズとぴったり合っちゃって大ヒットを飛ばした「レコーディングダイエット」。自分もせたし世間的にも有名人の仲間入りだ。 まさに人生やりたいことのし放題である。TVや映画のヒーローがたまたま「純粋に正義に燃える

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