CDにDVD、Blu-rayなどの「光学ディスク」。音楽や映像のネット配信が普及し、かつてに比べれば利用する機会は減っていますが、まだまだ現役。特に大容量のBlu-rayは録画番組の長期保存先として、パソコンのデータバックアップ先として重宝されています。 そのBlu-ray、パッと見はCDやDVDと同じ。サイズはともに直径12センチ、厚さ1.2ミリで寸分違わず、ラベルやロゴを確認しなければ見分けることは困難です。 しかし、物理的な構造には大きな違いがあります。いずれも保護層(光透過層)、反射層、樹脂層という3層構造を持ちますが(DVDは3層を2枚貼り合わせた構造)、透明基板を通してレーザー光が照射されるCDとDVDに対し、Blu-rayは基板の反対側に位置する保護層から照射されます。 そして保護の厚みはCDの1.2ミリに対し、DVDは0.6ミリと薄く、Blu-rayはさらに薄い0.1ミリ。
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