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ブックマーク / www.nishinippon.co.jp (1)

  • 博多ロック編<187>すべてが新しい朝 | 西日本新聞me

    「世界のすべてが違って見える」 シーナがこう感じたのは1971年、高校3年の夏の朝だった。福岡市・春吉の通りを散歩していた。一人ではない。横には結成されたばかりのバンド「サンハウス」のギター、鮎川誠が歩調を合わせていた。 そのギターが運命の赤い糸だった。前夜、市内のダンスホール「ヤング・キラー」に入った。「サンハウス」が演奏していた。 「あれ、この曲は?」 英国のブルース・ロックバンド「ジェスロ・タル」の「ブーレ」。「ブーレ」はバッハの曲で、それをアレンジしたものだった。 シーナは数日前、京都に旅行していた。四条河原町のジャズ喫茶「ブルーノート」でかかっていた曲が「ブーレ」だった。鮎川の荒々しく、そして魂のこもったギター。 「感覚もいいし、かっこいい。素敵な人だ」 予感を感じた。 「ギターの人を呼んで」 「サンハウス」のドラム、浦田賢一に頼んだ。やってきた鮎川に言った。 「友達になって」

    博多ロック編<187>すべてが新しい朝 | 西日本新聞me
    Abura
    Abura 2015/02/16
    "レコードを大音量で聴き続けるため、ヘッドフォンが数日間で壊れた。筋金入りの音楽少女だった"
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