こんにちは。「Bootleg」編集長の侍功夫です。 12月5日(日)に京急蒲田駅下車、大田区産業プラザPIoにて開催される文学フリマで「Bootleg」最新号を発表します。 今回の最大のピンチはボクの部下がもの凄く忙しい盛りに出社拒否をキメこんで、約1ヶ月休みが取れないほどの激務に追われた事です。あと、調子こいて台割(本の設計図)作らずにいたら6ページほど空いてしまう事態にも直面しました。 そういった、毎度々々の怠惰な編集プランですが、ケツでピッチリ合わせるブードゥーエディティングを炸裂させている予定です。まだ入稿してません。 Bootleg Vol.2 Love Story もくじ 対談:雨宮まみ×峰なゆか 恋愛映画狂想曲 『(500)日のサマー』大解体! 深町秋生 耐えしのべ。親と一緒に セックスシーン とみさわ昭仁 殺したいほどI ♥ YOU 妻殺し映画の系譜 古澤健 恋愛やめますか
「インセプション」鑑賞。 大傑作。夢に潜入するSF映画であり、難攻不落のターゲットを海千山千の仲間と計画を練って実行するケイパーものであり、要塞に攻め入るアクション映画であり、別れた女房に狙われるサスペンスであり、それらをまとめるセカイ系の話でもあるという、複雑な入れ子の多重構造でそれぞれがそれぞれに有機的に繋がっていく手の込み用である。 20歳になるまでに「紫の鏡」という言葉を忘れないで覚えていると死ぬ。という都市伝説の巧妙なところは人が意識的にコントロールできない記憶の性質を突いているところだ。嫌な思い出や心に深い爪痕を残すキツい言葉、恥ずかしい失態、グロテスクな光景など。忘れたい記憶は忘れたいと強く願えばそれだけ強く記憶に残る。やっかいな記憶の中でも好きな異性に対して抱いた罪の意識は、もしその相手と会えず詫びも償いもできなければ改訂できないまま一生ベットリとついてまわるだろう。 「ダ
侍功夫編集『Bootleg Vol.1 DYNAMITE!』 先日開かれた第10回文学フリマにおいて購入。 『Bootleg Vol.0』は同じく文学フリマにおいて瞬殺の勢いで売り切れたという話を聞き、11時の開場と同時に確保するつもりだったのが、工事中のためか京急蒲田駅にコインロッカーがなく旅行鞄を預ける場所を探して往生したり、その途中に入ったトイレでメガネを忘れたのに気付いて走って戻ったりで、マンガのようなドタバタぶりで会場にたどり着いたのは開場から半時間以上経った後、これはダメかと諦めかけていたが、今回は多く刷っていたようで助かった。もっともワタシ自身がそうした汗まみれのあっぷあっぷ状態だったため、ブースにいた速水健朗さん他の方々にまともな挨拶ができず、今思い出して恥ずかしくなる。 今回は黒人特集で、なんというか、今回も暑く、濃い(笑) 正直読んだときの驚きという意味では Vol.0
こんにちは。「Bootleg vol.0」を編集・デザインした侍功夫です。 来る5月23日に行われるイベント「第10回文学フリマ」に合わせて「Bootleg DYNAMITE!」を作りました。今回もボクが編集とデザインしています。前号に負けず劣らず、かなりキバって作りました。あいかわらず、まだ入稿していないので予断は許しませんが、一応告知いたします。よろしくねー。 今回は巻頭に黒人映画の特集を組んでいます。とはいえ、ムズかしい政治や人種問題などにはつっこまず、別の方向にツッコんでます。黒人アメリカ大統領も誕生したことですし、ここはひとつブラックパワーにあやかりたいところです。 ボクは特集の露払いとして70年代以降から現代に至る黒人映画の大雑把な歴史と、各時代に現れてはハミ出したクロすぎる黒人たちの記事を書きました。 そして、今回のトピックはやはり深町秋生先生と速水健朗さんの参加です。 深町
アディダスとスターウォーズのコラボ。 http://www.adidas.com/campaigns/deathstar/content/Default.aspx?cc=jp&site=stylesdaikanyama ドくそ長いプロモムービーだが、これ、最後がエラいことになってるのでキャプチャーしておきました。 以下、抜粋。 「次のターゲットは“チキュウ”じゃ!」 「スーパーレーザー砲用意!」 「了解!」 「射程距離入りました!」 「撃て〜!」 「ビ〜〜〜〜〜〜」 「オッホッホ、アイコはもう三輪車は卒業かい?・・・おや?」 「ギャァァ〜〜〜〜〜!!!」 「アディダスよろしく!」 やっぱ、他の星のエンペラーとか目障りだったのかもね。
「チョコレート・ファイター」鑑賞。 「マッハ!!!!!!!」のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督が新人女優ジージャーを主役に迎えたムエタイ・アクション映画。 「マッハ!!!!!!!」が登場した時のショックは常套句で使われる以上の、本当の意味で「革命的映像」だった。それまでアクション映画の最前線でジャッキーが押し進めてきたスタイルだって相当に危険な事をしていたし、それまでのアクション映画の“限界”だって突破していた。ジャッキー自身の身体能力も相当ハイレベルな物だった。 しかし「マッハ!!!!!!!」はそのさらに上を行った。具体的には、ジャッキーがベストだった頃の上を行く身体能力をもったトニー・ジャーによる、もうこれ以上は不可能というまでに命の値段がダンピングされた映像であった。 ヒジやヒザという人体の中でも堅い部分をいかに勢いよく相手の急所に当てるか?という野蛮さを突き詰めて鮮麗させたムエタイ技
「新宿インシデント」鑑賞。 ボクは学生の時に新宿のホテルで皿洗いのバイトをしていて、多くの中国人留学生たちと出会う機会があった。そして、彼らを一口に「中国人」とは言えないのだなあっと学んだのであった。彼らは同郷の人とは仲が良くても他の地方の人とはあまり喋らず、っていうか、結構バカにしあっている部分があって「あの人の中国語はそうとうナマってるよ!ボクが喋るボクの地元の中国語が一番キレイな、いわゆる中国語だよ!」って全員が言ってるし、台湾の人とはさらに深い断絶がある。チャンとしたホテルなのでチャンとした留学生ビザで入国している中国人だけなんだけど、普通に大学や日本語学校などで勉強している人の他に、世界各国の風俗をめぐる旅の途中の人*1とか、留学ビザで朝から晩までシフト入れてる普通に出稼ぎの人とか本当に色々。 そして、多くの中国人と一緒に行動をしていると、解らないように日本語であからさまな嫌味を
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