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momoさんに関するFUKAMACHIのブックマーク (13)

  • 2009-08-29 - djmomoの日記

    和歌山県の太地町の入り江(コーヴ)で秘密裏に行われているイルカ漁を告発した、「不都合な真実」と「オーシャンズ11」が合わさったようなエコ・ドキュメンタリーである。クジラやイルカの保護団体であるOPS(海洋資源保護協会)が製作した、感情と理屈の両方に訴えかける、完成度の高いプロパガンダ映画で、手放しの共感や感動はできないが、オバマと駐米大使にイルカ保護を訴える手紙に、作品のサイトから署名させるだけの力はある。7月31日からニューヨークなど一部都市で公開中で、オープニングの週末にアートシアターに行ったが、メディアで絶賛されている割には、客の入りは半分ほどだった。 ただイルカ保護を訴えるだけでは、関心のない人は見向きもしないだろうが、エンターテイメントとしてもよく出来ている。60年代のテレビ番組「わんぱくフリッパー」に出演したイルカを捕獲・調教したリック・オバリーが作品のヒーローだ。彼は、自分の

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  • Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay - Motoko Shimizu’s blog

    カルト的人気を博した2004年のコメディ「Harold & Kumar Go to White Castle」の続編が4月25日から公開中だ。前作は、ニュージャージーに住むルームメイト二人が、金曜夜にマリファナでハイになってから、ハンバーガーをべに行くだけの話だが、ついに欲を満たすまでに、あまりにも馬鹿馬鹿しい冒険とギャグが満載されているご機嫌な作品だった。何より新鮮だったのが、主人公二人が韓国系のハロルドとインド系のクマーという、マイノリティーでもさらに少数派というか、普通ハリウッド映画に取り上げられない(日では絶対公開されないだろう)人種の俳優であること。人種ネタのギャグが過激に盛り込まれる一方、下ネタ&ドラッグがらみのジョークもてんこ盛りという、ハイ&ロー・ブロウのギャグが好きな私のような観客にとってはたまらない作品。主人公二人とも全然タイプは違うが、それぞれ好感が持てるし、両

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  • アイアンマンIron Man - Motoko Shimizu’s blog

    ロバート・ダウニーJr主演のスーパーヒーロー映画「アイアンマン」が5月2日に公開された。1週目の興行成績は約1億ドルと大ヒット、2週連続で第一位となり、夏の大作映画興行は好調にスタート。麻薬問題でキャリアが中断していた演技派ダウニーJrの、完璧なカムバック作となった。 NYで最もステイタスのある映画館Ziegfeldで初日夜に見た。1960年代に建てられた古き良き時代の大劇場で、画面もびっくりするほどデカイ(客席数1131)。当然、客のノリも良く、楽しい映画を楽しく見た。 ダウニーJr演じるトニー・スタークは、私が映画で見た中で最も人間らしくウィットがあり、セクシーなスーパーヒーローだ。スーパーヒーロー映画としては、やはりマーベル制作の 「スパイダーマン2」の方が一貫性があり出来も良い。とはいえ、いくらピーター・パーカーが人好きのする感情移入しやすいキャラクターでも、結局はおたく青年だ(私

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    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2008/05/15
    ダウニーjr.がいいらしい。
  • ヴァン・ヘイレン再結成コンサート - Motoko Shimizu’s blog

    デイブ・リー・ロスが復帰したヴァン・ヘイレンは、現在全米で再結成ツアー中だ。11月3日、ニュージャージーのIzod Centerでのショウは、今まで見た中で最高のロックンロール・パーティーの内の一つだった(マジソンスクエアガーデンのチケットは入手できず)。音のミックスが悪く、最高の“ロックコンサート”とは言いがたいが、デイブの優れたホストぶりは音の問題をカバーしてありあまるものだった。数分したら、耳も慣れてしまったし。 “You really Got me”で始まり、“Running with the Devil”“Romeo Delight”など初期の名曲が続いた。ポジティブなエネルギーが会場中をかけめぐり、特にヴァン・ヘイレンのファンというわけではない私は、連れてきてくれた夫に感謝した。中盤で演奏された“Hot for Teacher” が最もエネルギッシュで、演奏も一番良かった。 デ

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    FUKAMACHI 2007/11/08
    臨場感のあるうまいレポート。
  • Hostel : Part II/Fast Food Nation - Motoko Shimizu’s blog

    Hostel : Part II ホステル パート2 東欧を旅行するアメリカ男が拷問される一作目を、怖くないホラー映画と思ったが、「グラインドハウス」を見たら、それが間違った見方だったことが分かった。やはりタランティーノ制作のこの作品は、グラインドハウスの伝統を引き継いだ新しい感覚のBムービーなのだ。「グラインドハウス」でタランティーノが監督した「デス・プルーフ」同様、腸にくる居心地の悪さを感じた。 新作ではアメリカ女が拷問されるが、タイプは違えど馬鹿女ばっかりで、拷問される前から、すでに不快になる。たいがいの映画だったら、ビッチと思うだけだが、女である観客の自分がexploit(利用、搾取、悪用といった意味)されている気になる。「デス・プルーフ」同様、娯楽映画を見ていて通常感じることのない性差を感じさせられてしまう超マッチョな作品だ。 が、女たちへの拷問場面も、馬鹿女が泣きわめいていてう

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    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2007/06/11
    おー。
  • 2007-03-26

    1960年代末から70年代にかけてサンフランシスコを恐怖におとしいれた、実在の連続殺人犯ゾディアックを追跡する男たちを、デビッド・フィンチャー監督が描く。殺すこと自体にとりつかれているような冷酷な殺人のスタイルだけでなく、暗号文の新聞掲載を要請するなどマスコミを駆使して世間を騒がせ、現在まで解決されていない事件だ。 ロバート・ダウニーJr演じる、ゾディアック担当の「サンフランシスコ・クロニクル」の新聞記者、ポール・エイブリーの存在感が強く印象に残る。彼が着こなす、崩れすぎないが自由の匂いのする業界ファッションも見逃せない。作品の前半は、ゾディアックと対照的に生命力にあふれて派手に画面を埋めるが、片鱗を見せていた自己破壊の衝動に取り込まれ、酒におぼれてスター記者の仕事を辞める。 かわって後半は、世間も警察も忘れてもゾディアックを追い続ける、「クロニクル」勤務の漫画家ロバート・グレイスミス(ジ

    2007-03-26
  • Black Snake Moan ブラック・スネイク・モーン - Motoko Shimizu’s blog

    サミュエル・L・ジャクソンが淫乱クリスティーナ・リッチを鎖でつないで、ブルースとキリスト教で彼女の淫乱を折伏する話。黒人のおっさんが白人の若い女を鎖でつなぎ監禁する、という設定は思いっきりB級だが、案外まともな内容で、この二人の間にセックスは存在せず、魂の救いと癒しの物語である。 リッチと相思相愛の恋人(以外に好演のジャスティン・ティンバーレイク)が従軍してしまったため、彼女の淫乱癖が復活し、パーティーで遊んだ後、あざと傷だらけになって、ジャクソンの家の前に捨てられる。ジャクソンはリッチを拾い、彼女を心身ともに更正させようとする。この二人の演技はうまく、ジャクソンもしっかり南部のブルースマンに見える。が、予想よりきちんとしている、という点が作品にとってプラスになっているかどうかは疑問。設定に負けないぐらもっとぶっとんだ内容で(50年代のBムービーのように、教訓が言い訳のように後から付け足さ

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    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2007/03/29
    きたー! ブラック・スネイク・モーン評!
  • Breach ブリーチ - Motoko Shimizu’s blog

    アメリカの機密をソ連/ロシアに20年以上も売り続け、「アメリカ史上最悪のスパイ」と呼ばれた、実在のFBI捜査官ロバート・フィリップ・ハンセンをクリス・クーパーが好演している。勤続25年のベテランとして、おそれられながらも尊敬され、敬虔すぎるほどのカソリックで、を愛するよき夫であり、孫にも好かれている。一方、部下のにまで教会に行くことを押し付け、要求するハードルの高さと毒舌で周りを不安にし、とのセックステープを友人に郵送する歪んだ性的嗜好の持ち主でもある。FBIはハンセンにスパイの疑いをかけるが、証拠がつかめず、訓練生エリック・オニールを部下に仕立てて、ハンセンを見張らせる。 ハンセンは2001年に逮捕され、現在終身刑で服役中である。当時の司法長官アシュクロフトによる逮捕発表の映像が冒頭に流れ、結末が分かっているにもかかわらず、なかなか見せる。クーパーの名演による、ハンセンの興味深い人

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  • 2006年ベスト&ワースト - Motoko Shimizu’s blog

    2005年のベスト1と2は、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「ランド・オブ・ザ・デッド」と暴力がテーマの2作品だった。2006年は、継続するイラクでの戦争を反映してか「硫黄島からの手紙」「Pan’s Labyrinth」「影の軍隊」「Iraq in Fragments」と戦争を扱った秀作が多かった。優れたドキュメンタリーも多く、ある意味文化的な戦争を偽ドキュメンタリーの手法で描いた「ボラート」は、非常に2006年的な映画である。 1.Boratボラート: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan 作品の出来自体は2位の三作のほうがはるかに上だが、個人的にも社会的にも第一位のインパクト。カザフスタン政府からタブロイド紙まで巻き込んでの大騒ぎ、映画館はロックコンサートを思わせる爆笑

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  • 2007-01-10

    1944年、フランコ独裁下のスペインを舞台にしたギレルモ・デル・トロの新作で、同監督の最高傑作でもあるファンタジー作品。スペイン市民戦争下での少年を描いた同監督のThe Devil's Backboneよりも、ファンタジーと政治がはるかに巧みにミックスされており、やはりフランコ独裁下の少女の視点から描かれたファンタジーの傑作「ミツバチのささやき」を連想させるが、はるかに直接的に暴力が描かれている。 童話好きな少女オフェリアは、妊娠中の母と一緒に街での暮らしを捨て、フランコ派の軍人である冷たく厳格な義父が指揮する、山中のゲリラ掃討基地で暮らし始める。女中のメルセデスは、引越してきたばかりの少女を優しく気遣うが、フランコに反対するゲリラへの支援も、ひそかに行っている。妖精に導かれて、オフェリアが森の中の迷路を抜けると牧神が現れて、実は少女は地底世界の王女だと告げる。が、地底に戻るには、幾つかの

    2007-01-10
    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2007/01/10
    どっちも見たいいいい!!
  • Iraq in Fragments イラク・イン・フラグメンツ - Motoko Shimizu’s blog

    2003年2月から2005年4月までの、アメリカ侵攻後のイラクの人々を、詩的で美しい映像で描いたドキュメンタリーだ。最初にアメリカ侵攻前のバグダッドの映像。カラフルで動きにあふれた人々と乗り物、水槽の金魚の反射も鮮やかだ。侵攻後は、黄土色一色の寂れた街並みで、対照的な姿にガツンと衝撃を受ける。その衝撃を超える場面は他になく、「断片的なイラク」という題名どおり答えも出していない。イラクという国そのものの、絶望とも希望ともくくれない断片の集まりだが、最初に頭を殴られたからか、現実の姿として素直に頭に入っていく。目新しくはないブッシュ・アメリカ批判が展開されるが、イラクの風景を見ながらイラクの人から聞くのでは説得力が違う。ドキュメンタリーの強さが感じられ、この間の中間選挙で、なぜブッシュと共和党が負けたかの、生きた明確な答えとなっている。 第一部は、バグダッドのスンニー派の居住区に住む、小学一年

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  • Borat ボラット: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan - Motoko Shimizu’s blog

    こんなに、ちびりそうになるほど笑い続けた映画は久しぶり。喉はからから、笑いすぎで疲れた。 カザフスタンのTVレポーター、ボラット・サグディエフは番組制作のためにNYを訪れるが、パメラ・アンダーソンをTVで見て一目ぼれ、彼女と結婚しようとカリフォルニアへアメリカ大陸横断の旅を始め、行く先々で出会う人々に、人種、性別などに関するきわどい無差別ギャグ攻撃を仕掛ける。 ホテルのエレベーターを部屋と思い込み、便器の水で顔を洗う。ユダヤ人の攻撃におびえ、自己防衛のために銃を買おうとする。が、外国人は銃を購入できず、その代わり、アイスクリーム売りの中古車に熊を乗せる。トラックからアイスクリーム売りの音楽が流れると熊が顔を出し、子供たちが逃げ出す。 アメリカ社会を知らないボラットの言動は抱腹絶倒だが、アメリカ人のカザフスタンに対する無知と表裏一体だと思わせる、頭のいいジョークだ。娼婦と近親相姦と女性差別が

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    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2006/11/10
    おお! 日本でもやるといいなあ。
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    ダーレン・アロノフスキーの新作「Mother!」は早くも最低映画の評判を得ていますが、「レクイエム・フォー・ドリーム」以来の傑作。特にミシェル・ファイファーのビッチぶりは是非劇場で見て欲しい!! I call this fantastic movie as “Super Nova dark comedy”. It has everything from birth to death and rebirth and quite funny sometimes if you like a very dark comedy (if not, it is not your movie). Lots of layers of rich analogies: a man/husband vs. a woman/wife/mother (both are nameless), a house maker

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