熊本地震で被害を受けた熊本市などに送るため、堺市が市民から募っている支援物資が、いつ届けられるか不透明な状況になっている。堺市は21日、7区役所でトイレットペーパー、紙おむつ、ウエットティッシュの未開封・新品の3品目の受け付けを始めたが、熊本市が同日、「必要となる物資を確保できた」として受け入れを中断する方針を打ち出したためだ。堺市の支援物資受け付けは30日までで、7区役所に続々と市民から寄せられている。(張英壽) 地震発生後、堺市は義援金の募金箱も区役所や市役所に設置したが、市民から支援物資を送りたいとの要望が寄せられていた。市民が直接、送れば混乱する可能性があると判断し、不足しているとされる3品目をいったん市で集めて届けることにした。被災地全般を対象にしたが、堺市と同じ政令市の熊本市を主要な届け先と想定していた。政令市でつくる「指定都市市長会」でも「聞いたことがない」といい、全国的にも
熊本地震の被災者のために、堺市が市民から募る支援物資の受け付けが、スタートした。被災地で不足しているトイレットペーパーや紙おむつ、ウエットティッシュの3品目で、未開封・新品の製品を7区役所で30日まで受け付け、速やかに熊本市に送る。 地震発生後、市民から支援物資を送りたいとの要望が堺市に相次いでいた。市民が直接、支援物資を熊本市などに送ると混乱を招くため、市が市民から支援物資を集め、届けることにした。珍しい取り組みで、今回は「第1次」と位置づけている。 堺区役所は市役所高層館1階北ロビーで受け付け。あいにくの雨にもかかわらず、多くの市民が支援物資を持ち寄った。新たに製品を購入する市民もおり、堺区の主婦(53)は近くでウエットティッシュ10個を買い、「少しでも役に立てばと思って」と託した。また、堺区の男性(84)と妻(80)はホームセンターでトイレットペーパー4袋などを購入して渡した。男性は
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