Published 2023/08/01 20:53 (JST) Updated 2023/08/01 21:09 (JST) 総務省消防庁は1日、熱中症により7月24~30日の1週間に、全国で1万1765人が救急搬送されたとの速報値を公表した。厳しい暑さが続き、前週から2575人増加。1週間の搬送者数が1万人を超えるのは今年初めて。搬送後に死亡が確認されたのは15道府県で計18人だった。 気象庁によると、今後も35度以上の猛暑日に達する日が予想される。消防庁は小まめな水分補給、適切なエアコン使用といった対策を呼びかけている。 搬送者のうち、3週間以上の入院が必要な重症者は275人、短期の入院が必要な中等症は3651人。年齢別では、65歳以上の高齢者が6644人と全体の56.5%を占めた。
Published 2023/07/28 18:37 (JST) Updated 2023/07/28 18:53 (JST) 日本列島は28日も、強い勢力の太平洋高気圧の影響で、広範囲で気温が上昇した。全国914の観測地点のうち、最高気温が30度以上の真夏日となったのは、9割超に当たる過去最多の835地点に達した。このうち最高気温が35度以上の猛暑日は233地点だった。群馬県伊勢崎市が39.4度と全国で最も高かった。 気象庁は西日本から北日本で8月4日ごろにかけて気温の高い状態が続き、猛暑日になる所があるとして、十分な健康管理を呼びかけた。 気象庁と環境省がこの日の暑さに注意を呼びかけるために出した「熱中症警戒アラート」は40都道府県が対象となり、21年に全国運用を始めて以来、最多となった。
気象庁は20日、中国(山口県を除く)、近畿、東海の3地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年よりいずれも1日遅く、昨年と比べ中国が6日、近畿と東海が3日早い。 気象庁によると、向こう1週間の天気は、湿った空気などの影響で雲の広がる日もあるが、高気圧に覆われ、おおむね晴れる日が多い見込み。 沖縄は6月25日、奄美は同26日に梅雨明けが発表されている。山口県を含む九州や四国は高気圧の縁を回る南からの暖かく湿った空気の影響を受け、関東甲信など他の地方も大気の状態が不安定などで天気が悪いことから、20日は梅雨明けを見送った。 梅雨明けした3地方は梅雨期間(5月29日~7月19日)に局地的な豪雨をもたらす線状降水帯が発生するなど大雨の被害に遭った地域も多く、総降水量は松江市で635ミリ、浜松市で691ミリとそれぞれ平年値の1.7倍以上になった。 昨年は梅雨明けを6月下旬に発表し過去最短の期間とみ
ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の16日午後3時48分ごろ、アメリカのアラスカ半島付近を震源とするマグニチュード7.3の大きな地震がありました。気象庁によりますと、この地震で日本の沿岸では多少の潮位の変化があるかもしれませんが、被害の心配はないということです。 アラスカ州の沿岸で津波観測 被害情報なし NOAA=アメリカ海洋大気局はアラスカ州南部の沿岸に津波のおそれがあると呼びかけていましたが、およそ2時間後に解除しました。この地震でアラスカ州のサンドポイントとキングコーブでおよそ15センチの津波が観測されたということですが、これまでのところ被害の情報は入っていません。 USGSは当初、マグニチュードを7.4としていましたが、7.2に修正し、震源の深さもおよそ32キロだとしています。
秋田県内では記録的な大雨の影響で、広い範囲で浸水の被害が出ていて、15日夜には秋田市中心部の住宅街で消防が住民をボートで救助する様子も見られました。16日朝になって水位は下がってきていますが、住宅や車が水に浸かったままです。 秋田県内の被害の状況を随時、映像とともにお伝えします。 6:00ごろ 秋田駅近くの道路 冠水続く 16日午前6時ごろ、秋田市のJR秋田駅近くで撮影された映像では、線路の下を通るアンダーパスの部分が完全に水没し、通行できなくなっていて、流されてきたとみられるタイヤや衣装ケースなどの大量のがれきが水面に浮かんでいます。 撮影した男性によりますと、水は少しずつ引いているように見えるものの、周辺では水につかった車のものとみられるクラクションが鳴り響いているということです。 午前5時すぎにNHK秋田放送局の屋上に設置されたカメラから見た秋田市中心部にあるJR秋田駅南側の様子では
Published 2023/07/02 23:16 (JST) Updated 2023/07/02 23:17 (JST) 音楽の殿堂が半世紀の歴史に幕―。多くのミュージシャンとファンに「聖地」として愛されてきたコンサートホール「中野サンプラザ」が閉館することとなり、2日夜、最後の公演終了後に閉館セレモニーが開かれた。 正面の赤階段で行われたセレモニーでは、ゲストとして招かれたミュージシャンの「サンプラザ中野くん」が「“中野サンプラザさん”と肩を組んで駆け抜けてきた。50年の長きにわたりお疲れさまでした。ありがとうございました」と感謝した。 2日に最後の公演を行ったのは、1980年に出世作「RIDE ON TIME」を発表して以来、同所で公演を重ねてきたシンガー・ソングライターの山下達郎さん。同日放送のラジオ番組で「『私が最も愛した』と言われるが、本当の理由は時間の融通が利いたんです」
気象台は26日午前、「奄美地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。午前中から気温が上がりすでに真夏日となっていて、熱中症に十分注意が必要です。 鹿児島県の奄美地方は26日、高気圧に覆われて晴れ、気象台は午前11時「奄美地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。 ▽平年より3日早く ▽去年よりは4日遅い梅雨明けとなりました。 午前11時半までの最高気温は ▽奄美市名瀬で30.4度 ▽天城町で30.3度などと各地で真夏日となっています。 この先1週間も晴れの日が多く、気温も30度以上の真夏日が続く見込みです。 こまめに水分を補給し室内では冷房を適切に使うなど、熱中症に十分注意が必要です。 5月18日から6月25日までの「梅雨の期間」の降水量は各地で平年を上回り ▽奄美大島の古仁屋で992ミリ ▽沖永良部島で770ミリと平年の2倍以上に達しました。 特に先週は線状降水帯が発生して奄美大
Published 2023/06/09 15:17 (JST) Updated 2023/06/09 15:35 (JST) 気象庁は9日、南米ペルー沖の海面水温が高くなり、世界的な異常気象の原因とされる「エルニーニョ現象」が発生したとみられると発表した。2018年秋~19年春以来4年ぶりの発生で、夏は15年以来8年ぶりとなる。日本では冷夏になることが多いが、今夏は冬まで続いた「ラニーニャ現象」の影響が残り、暑くなる見通しだという。 気象庁によると、エルニーニョ現象は春に発生していたとみられ、冬にかけてピークを迎えるとみられる。担当者は「海水に蓄えられた熱量が大きく、今後、強いエルニーニョ現象になる可能性がある。冬には日本にも影響が出てくるだろう」と予想した。日本では暖冬になる傾向がある。
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