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ブックマーク / askoma.info (8)

  • ICTと書くことの関わりの現代史 | あすこまっ!

    とはいっても、ICTとライティングの関わりの歴史については Richard Andrews& Anna Smith Develping Writers:Teaching and Lerning in the Digital Age に触れられているので、その簡単なまとめをしてみたい。 ▼ このでは、ICTとライティングの現代史を、大きく3つに区分している。 (1)PCが登場した1980年代 (2)インターネットが登場した1990年代 (3)Web2.0の2000年代以降 それぞれについて簡単に見てみよう。 ▼ (1)PCが登場した1980年代 ・この時代は、まだICT(Information and Communication Technology)ではなくIT(Information Technology)と呼ばれていた時代。つまり、デジタルがコミュニケーションを促進するツールとは見な

    ICTと書くことの関わりの現代史 | あすこまっ!
  • ライティング/リーディング・ワークショップの教師の「専門性」って何だ? | あすこまっ!

    ここ1年、ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップをやりながらナンシー・アトウェルのIn the Middleを読み返すことが多くて、アトウェルの考えをなぞりながら自分の授業を振り返ると、ライティング/リーディング・ワークショップの教師の「専門性」というか、目指すべき姿が、だんだんわかってきたように思う(この方法を知ってからもう9年もたったのに、ようやくその段階!)。それであらためて思ったのは、「この授業やっぱり大変だな…」ということ(笑)。今日はそのことのメモ。 とにかく生徒を「鍛えている」アトウェル In the Middleを読んでいて痛感するのは、とにかくアトウェルは生徒を徹底して「教えている」「鍛えている」ということだ。ミニレッスンやカンファランスを通じて自分の知識や技術をふんだんに生徒に伝えているし、生徒の文章を出版する直前には、すべての文についてびっしりと朱

    ライティング/リーディング・ワークショップの教師の「専門性」って何だ? | あすこまっ!
    Nean
    Nean 2018/02/26
    “こう書くとなんだかアダプティブ・ラーニングみたいで、ということは、このへん、ICTの参入余地がありそうだなとかも思う…”。
  • 速く正確に読むにはどうしたらいいの? 研究が示唆するまっとうすぎる方法とは。 | あすこまっ!

    リーディング・ワークショップのミニレッスンの予習として、Rayner et al.(2016) So much to read, so little time という論文を読んだ。「速く読むと理解度は落ちるよ」「速く正確に読めるようになるには、色々なジャンルの文章をたくさん読むしかないよ」というまっとうすぎる論文だったので、メモ代わりにここでも紹介しておく。 正式な書誌情報は、Rayner, K., Schotter, E, R., Masson, M, E, J., Potter, M, C., & Treiman, R. (2016).So much to read, so little time: How do we read, and can speed reading help? Psychological science in the public interest, 17(1

    速く正確に読むにはどうしたらいいの? 研究が示唆するまっとうすぎる方法とは。 | あすこまっ!
    Nean
    Nean 2017/12/09
  • ううむ気になる…業務委託が進む都立高校図書館。 | あすこまっ!

    別に改善に向けて問題提起をしたいとか、そういうわけじゃないんだけど…都立高校では学校図書館の業務委託が進んでいるそうです。都民のあすこま一家としては、都立高校の学校図書館のこの状況が気になる。実は地元の小学校の学校図書館もとてもお寒い状況なだけに、これ、止められない流れなんですかねえ…という私的つぶやきを書きます。 このエントリの内容は、他のブログや、訪問した都立高校の司書の方などから聞いたお話をもとにしています。あすこまは「中の人」ではありませんので、情報の信頼性は各自でご判断を。 進む都立高校学校図書館の業務委託 かつて専任の司書を雇用していた都立高校の学校図書館。東京都で雇用された司書が学校に派遣される形だった。しかし、近年は新規採用を停止し、退職する司書の補充をしていない。その代わりに、近年増加傾向にあるのが、学校図書館の業務を外部の業者に依頼する「業務委託」である。 そして、実際

    ううむ気になる…業務委託が進む都立高校図書館。 | あすこまっ!
    Nean
    Nean 2017/03/26
  • 効果的な作文教育手法はこれだ!? (3)まとめ | あすこまっ!

    ▷ Writing Next Writing Nextの著者たちが薦める授業法がひと通り出揃ったので、まとめてみよう。 (1)書くための戦略を教える (2)要約する (3)協同で書く (4)具体的な目標を設定する (5)ワープロソフトを使う (6)文をつなげる練習をする (7)書く前の段階を教える (8)探究的な活動を行う (9)プロセス・アプローチのやり方で教える (10)模範文例を分析する (11)他の分野の学習のために書く ▼ 以上ということになる。また、このWriting Nextには、もう一つとても興味深い報告もある。調査の結果、なんと効果量がマイナス、つまり作文指導にかえって有害な指導法があったのだ。それは文法指導。実際に書く文脈に沿わない形で文法だけを取り出して指導するような従来型の文法指導は、作文指導に逆効果、ということらしい。 ▼ この調査はあくまで過去の論文から数値を算

    効果的な作文教育手法はこれだ!? (3)まとめ | あすこまっ!
  • 効果的な作文教育手法はこれだ!? (2)中〜下位編 | あすこまっ!

    下記エントリに引き続き、研究レポートのWriting Nextから、176の論文のメタ分析の結果、効果的だとわかった作文教育手法をご紹介。今回は効果量が中位〜下位のもの。前回も書きましたが、くれぐれも元レポートを読んで自己責任でよろしう。 ▷ Writing Next まずは、効果量が中程度のものから列挙していこう。 ▼ (5)「ワープロソフトを使う Word Processing」(効果量=0.55) ワープロを使用すると、文章の加筆訂正が楽になり、最近のものはスペルチェックもしてくれるので、とりわけ、書くのが苦手な生徒層に効果が大きい。また、手書きとの比較では、生徒層に関係なく、手書きよりも効果的。 (6)「文をつなげる練習をする Sentence Combining」(効果量=0.50) Sentence Combiningとは文と文をつなげてより複雑な構文を作るための練習で、伝統的

    効果的な作文教育手法はこれだ!? (2)中〜下位編 | あすこまっ!
    Nean
    Nean 2016/03/07
    ワープロ使用のほうが手書きより効果的とか。それはそうだろう的なところか。翻って長文を仕上げるのに必須の、リアルキーボードがないタブレットはアカンやろ、とやっぱり思いますね。
  • 効果的な作文教育手法はこれだ!? (1)上位編 | あすこまっ!

    Writing Nextという研究報告書がある。作文教育研究者のSteve GrahamとDolores Perinが、これまでの作文研究の論文をメタ分析して効果的な作文教育の手法をまとめたものだ。これが非常に興味深いので3回に分けて紹介したい。 ▷ Writing Next ▼ この研究は、 中等教育での作文教育研究の論文のうち、合計176の論文を対象にメタ分析を行って、そこから作文教育の各手法の効果量(effect size)を測定したもの。この研究においては、効果量の大きな手法ほどポジティブな効果があるやり方だということになる。 なお、当然ながらここでどうメタ分析を行ってどう効果量を測定したかという点が問題になるのだが、残念ながら僕にはそこの妥当性を吟味する能力がない(^_^;) 上のPDFの付録にはメタ分析の手法が詳細に書かれているので、専門の方&ご興味のある方は、そちらを熟読して

    効果的な作文教育手法はこれだ!? (1)上位編 | あすこまっ!
    Nean
    Nean 2016/03/07
    案の定、要約は上位に喰い込んでおる。
  • 覚え書き:「エビデンス・ベースド」な教育政策の意義と問題点 | あすこまっ!

    「エビデンス・ベースド」という言葉を聞いたことのある方も多いと思う。「科学的根拠に基づいた」という意味だけど、最近、教育におけるエビデンス・ベースドの必要性をよく耳にする。有名なところだと教育経済学者の中室牧子さんがメディアや書籍等でエビデンス・ベースドを日教育政策に導入する必要性を強調されている。

    覚え書き:「エビデンス・ベースド」な教育政策の意義と問題点 | あすこまっ!
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