大阪・阿倍野区の「あべのハルカス」16階に位置する「あべのハルカス美術館」(大阪府大阪市阿倍野区)はこのほど、12月2日~2018年2月5日に「ジブリの立体建造物展」を開催することを決定した。 同館では2014年3月の開業以来、東大寺展を皮切りに全15本の展覧会を実施。2017年は「拝啓 ルノワール先生 -梅原龍三郎が出会った西洋美術」「マティスとルオー -友情50年の物語-」「没後70年 北野恒富展 なにわの美人図鑑」「創建1250年記念 奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」「北斎 ―富士を超えて―」の5本の展覧会を予定している。「ジブリの立体建造物展」は、この5本の展覧会に続く新たな展覧会となる。 ジブリ作品に登場する、どこかに存在していそうな架空の建造物。同展では、その印象的な建物に注目し、建築家・藤森照信氏の監修により紹介する。『風の谷のナウシカ』から『思い出のマーニー』まで、背景画
戦争の悲惨さを知ってもらおうと、大阪市天王寺区の天王寺動物園で9~21日、「戦時中の動物園展」が開かれる。平成18年から毎年、終戦の日(8月15日)の前後に開かれている恒例の企画展で、今年で10回目。空襲で猛獣たちが逃げ出すのを恐れて殺処分されたライオンやヒョウの剥製、戦意高揚のため軍服を着せられたチンパンジーの写真パネルなどもの言わぬ語り部たちが平和の尊さを訴える。 大正4(1915)年に開園し、昨年100周年を迎えた同園の歴史にも戦争は深い爪痕を残す。第二次大戦中、同園の人気者だったチンパンジーのリタやロイドは軍服を着せられ、戦意高揚に利用された。 さらに戦局が深まると、同園は「空襲で檻(おり)が壊れ、猛獣が逃げ出すと危険」と判断。昭和18年9月から翌年3月にかけて、子供たちのアイドルだったライオンやトラ、ヒョウなど10種26頭の猛獣たちを飼育員自らの手で殺処分した。 同園によると、園
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く