12月4日の発売後即重版が決定した、テッド・チャン17年ぶりの最新作品集『息吹』。チャン氏が2009年に2度目の来日をした際に、『息吹』収録作について語ったインタビューを再録します。『息吹』で扱われているテーマについて、詳細に語った必読のインタビューです。 ※書影はAmazonにリンクしています 【書誌情報】 ■書名:息吹 ■著者:テッド・チャン ■訳者:大森 望 ■発売日:2019年12月4日発売 ■価格:本体1900円+税 ■判型:四六判上製 ■出版社:早川書房 テッド・チャン インタビュー in Japanインタビュアー&構成:大森望 ――2007年のワールドコンに続き、2度めの来日ですね。 チャン 富川(プチヨン)国際ファンタスティック映画祭(PiFan)に合わせて講演してほしいと、ネットワーク・オブ・アジア・ファンタスティック・フィルム(NAFF)から韓国に招かれたんだけど、前回
日本でも2014年11月に公開された映画「インターステラ―」は、世界的な物理学者キップ・ソーンが製作総指揮を担当。複数の科学者が主要な学術誌に「インターステラ―」にまつわる論文を寄稿するなど、科学の教材として学校で観るにふさわしいと言われています。クリストファー・ノーラン監督がBBCに、正確な科学とわくわくする物語との融合について語りました。 BBCからの質問は、字幕機能で表示されます。画面右下の、時計アイコンの右隣の四角アイコンで字幕は操作できます。 BBC Newsサイトの関連記事はこちらです。http://www.bbc.com/news/science-environment-33173197?ocid=JP_NewsYT BBC News英語YouTubeチャンネルのビデオはこちらです。https://www.youtube.com/watch?v=0evQ-LRm3cs?o
The Designer - Robert Kinoshita Born: February 24, 1914 in Los Angeles, California, USA Died: December 9, 2014 (age 100) in Torrance, California, USA A personal message from Mr. Kinoshita to our club: Hey!...B9 Robot Builders Club, Thank you, thank you, thank you! I'm truly flabbergasted and honored by your support for "Blinky"! It's a well designed little beauty! I shall really cherish it! Your t
09年に34歳の若さで世を去ったSF作家、伊藤計劃(けいかく)さんの未完の絶筆を、盟友である作家の円城塔さんが書き継ぎ、完成させた。長編「屍者の帝国」(河出書房新社、1890円)は、伊藤さんが残した400字詰め原稿用紙30枚の原稿をプロローグにして始まる。故人との共著になった本書に込めた思い、執筆の経緯などについて、円城さんに聞いた。【聞き手・棚部秀行、構成・佐々木宏之】 −−そもそもの出会いから伺えますか。 円城 最初に会ったのはけっこう遅いはずです。06年、小松左京賞に落ちても(ともに最終選考で落選)まだ会っていません。 編集(河出書房新社・伊藤靖氏) ミクシィで円城さんが「僕は早川(書房)に原稿を送ったから、あなたもどうですか」と呼びかけたのは、その落選後ですね。 円城 実際に会うのは07年5月。東京のSFセミナーで。塩澤(快浩)さん(早川書房、当時SFマガジン編集長)と3人で、1
つい昨日、テッド・チャンの直近のものらしきインタビューが Boing Boing にアップされました。昨年の来日時のインタビューの翻訳 「 「地獄とは神の不在なり」を巡って」の倍近いボリュームがあるようです。以下、特に面白そうな中盤の部分を少しだけ個人的に日本語訳したものを載せてみようかと思いますが。時間と自由意志、最新作 "The Lifecycle of Software Objects" の動機について語っているあたりです。あと、日本での妙なチャン人気の理由とか。 あなたの作品の多くは未来予知に関係するものごとを扱っています。時間の性質の何があなたの心をとらえるのでしょうか?自由意思の問題。タイムトラベルのすべての面白さの根本にあるのは自由意思だと僕は思っている。 僕のいうタイムトラベルには、未来から情報を受け取ることも含まれる。それは本質的にだれかが未来から旅してくるのと同等のこと
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