毎年、誕生月に届く「ねんきん定期便」。封書で届くときもありますが、基本的に圧着ハガキで届きます。ペリっとはがして中を見ればいいだけなのに、なぜか、面倒とそのままポイッと捨ててしまう人も。しかし、資産形成を進めるうえで、ぜひ1年に1回は確認しておきたいもの。そこで、ねんきん定期便の見方や注意ポイントをみていきましょう。 毎年「ねんきん定期便」をチェックしていますか? 高齢者の生活を支える公的年金。しかし少子高齢化の進展とともに財政が厳しくなり、将来は減額が既定路線。「どうやら、老後は年金だけで生活をすることはできないらしい……」と、それぞれに自助努力が求められるようになりました。 一方で、年金は減額の方向にあるものの、(恐らく)ゼロになるわけではなく、引き続き、高齢者の生活を支える存在であることに変わりはありません。だからこそ、大まかにでも「将来、もらえるだろう年金額」は把握しておきたいもの