人と科学に関するagrisearchのブックマーク (162)

  • 「美しさ」のサイエンス『美の起源』

    多くの方が、直感で式①を選ぶだろう。正解だ。 式①の[オイラーの等式]が、世界で一番美しいとされる。ちなみに、式②の[ラマヌジャンの無限級数]は、最も醜いとされる数式だという。 最も美しい数式を探す実験は、認知科学者のセミール・ゼキが行った。 まずゼキは、fMRI装置を用いて、美しいと感じている人の脳の活性化している部位を特定した。美しい絵画を鑑賞する人の脳のうち、眼窩前頭皮質が活性化するという(*1) 。眼窩前頭皮質は、ちょうど眼球のソケットにあたる箇所に接している部分になる。 次にゼキは、数学者の協力を得て、多くの数式の中から、最も美しいと感じるものを選んでもらい、そのときの眼窩前頭皮質の状態を測定した。予想通り、美しい数式を見るとき、この部分の活性化が認められたという(*2)。数学的な美しさは、シンプルさなのかと考えると、興味深い。 問題:次の①と②のうち、どちらが美しいと評価される

    「美しさ」のサイエンス『美の起源』
  • 三菱電機 DSPACE:KAGAYAさんは、なぜ真夜中の大火球を捉えることができたのか

    2020年7月2日午前2時32分、東京上空に流れた大火球をKAGAYAさんが撮影。大火球の解説と軌道についてKAGAYAさんが作成した動画。撮影・CG KAGAYA。(提供:KAGAYA) 7月2日午前2時30分過ぎ、突然、関東上空で響いた轟音で飛び起きた人は多かったのではないだろうか。私もその一人。「いったい何事?」と動揺しつつ、即座に星景写真家・プラネタリウム映像クリエイターとして大人気のKAGAYAさんのツイッター@kagaya_workをチェック。「火球!」「轟音!」とのツイートにほっとする。 先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピードで再生されます。ベランダからの撮影です。 pic.twitter.com/eCYqr8uU

    三菱電機 DSPACE:KAGAYAさんは、なぜ真夜中の大火球を捉えることができたのか
  • ポリネシア人にアメリカ先住民のDNA、最初の接触は12世紀

    アメリカ先住民とポリネシア人が最初に接触した場所はマルキーズ(マルケサス)諸島のファトゥ・ヒバ島だったと示唆する研究が発表された。アメリカ先住民がポリネシアにやって来たのか、それとも南米大陸に到来したポリネシア人が西に戻る際にアメリカ先住民の遺伝子を持ち帰ったのか。どちらの筋書きが正しいのかはまだわかっていない。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 南米大陸とポリネシアは太平洋を大きく隔てており、一番近いイースター島(以下、現地語名のラパ・ヌイと表記)とペルーでも4000キロ近く離れている。大航海時代より前にこの二つの地域に人々の交流があったかどうかは、人類史上の謎として長年論争が続けられてきた。 今回、アメリカ先住民とポリネシア人は12世紀には太平洋を渡って交流していたとする研究成果が、7月8日付の学術誌「ネイチャー」に発

    ポリネシア人にアメリカ先住民のDNA、最初の接触は12世紀
  • 時間とはいったいなんなのか?──『時間は存在しない』 - HONZ

    時間は存在しない、といきなり言われても、いやそうは言ったってこうやって呼吸をしている間にもカチッカチッカチッと時計の針は動いているんだから──とつい否定したくなるが、これを言っているのは、一般相対性理論と量子力学を統合する、量子重力理論の専門家である、職のちゃんとした(念押し)理論物理学者なのである。 名をカルロ・ロヴェッリ。彼が提唱者の一人である「ループ量子重力理論」の解説をした『すごい物理学講義』は日でもよく売れているようだが、書はそのループ量子重力理論から必然的に導き出せる帰結から、「時間は存在しない」ということをわかりやすく語る、時間についての一冊である。マハーバーラタやブッタ、シェイクスピア、『オイディプス王』など、神話から宗教、古典文学まで幅広いトピックを時間の比喩として織り込みながら、時間の──それも我々の直感に反する──物理学的な側面を説明してくれるのだが、これが、と

    時間とはいったいなんなのか?──『時間は存在しない』 - HONZ
    agrisearch
    agrisearch 2020/07/07
    「名をカルロ・ロヴェッリ。彼が提唱者の一人である「ループ量子重力理論」の解説をした『すごい物理学講義』は日本でも売れているが…」
  • 『ステレオタイプの科学』 色眼鏡で見られると本当にできなくなってしまう - HONZ

    「女性は数字に弱い」「高齢者は記憶力がわるい」「日人はアフリカ系の人に比べて身体能力で劣っている」。わたしたちはしばしば過度の一般化を行い、特定のステレオタイプをとおして周囲の人を眺めてしまう。そして、そうしたステレオタイプがときとして深刻な偏見や差別を生み出してしまうことは、多くの人が知っているとおりである。 だが、ステレオタイプがもたらす悪影響はどうやらそれだけではないようだ。なんと、否定的なステレオタイプをとおして眺められると、眺められたその人は、学業やスポーツ、仕事などで実際にパフォーマンスが落ちてしまうというのだ。 書は、アメリカの著名な社会心理学者クロード・スティールによるものである。スティールを有名にした研究のひとつが、「ステレオタイプ脅威(stereotype threat)」に関するものである。そして、そのステレオタイプ脅威こそが、先に述べたパフォーマンスの低下を引き

    『ステレオタイプの科学』 色眼鏡で見られると本当にできなくなってしまう - HONZ
  • 「ひらめき」は作れるか 『芸術的創造は脳のどこから産まれるか?』 - HONZ

    子供から「赤ちゃんはどこから産まれるの?」と訊かれたら、どう答えるだろうか。一般的には「コウノトリが運んでくるんだよ」と答えることになっている。書のテーマである芸術的創造も神聖化されることが多い。しかし書は、黙ってお母さんのお腹を指さすアプローチだ。「芸術的創造がどこから産まれるのか」について、最新研究に基き核心に迫っているのである。 様々なレビュアーが、次々とノンフィクションを紹介していくHONZ。そこで気になったを読んでいくと、幅広い知識に触れられる。そしてそれは、睡眠などを経て潜在記憶として蓄積される。書の最終章では、そういった潜在記憶と創造性の関係を展望している。楽しみながら蓄積された記憶から創造が生まれるとは、なんとオトクなことなんだろう。 著者自身、8歳から作曲を学びその後も様々な音楽理論を学んできたが、即興演奏が得意だったという。即興の源は、理論とは違う何かである。そ

    「ひらめき」は作れるか 『芸術的創造は脳のどこから産まれるか?』 - HONZ
  • 謎の人類ホモ・ナレディの子どもの骨格、初めて発見

    この右下顎骨は、ホモ・ナレディ(Homo naledi)の子どもの骨格の一部。残りにくい未成熟な化石人類の骨がそろって見つかるのは極めて珍しい。(PHOTOGRAPH BY MARINA ELLIOTT AND EVOLUTIONARY STUDIES INSTITUTE, UNIVERSITY OF THE WITWATERSRAND) 今から20万年以上前、現在の南アフリカにあたる地域で、身長90cmほどのヒト属(ホモ属)の子どもが死んだ。死因は不明。子どもの遺体は、14人以上の仲間の遺体とともに、暗い洞窟の奥深くで眠りについた。 彼らの眠りは2013年に妨げられた。南アのヨハネスブルク近郊にあるライジングスター洞窟に入った探検家が、数百個の骨の破片や歯を発見したのだ。新たに見つかったヒト属はホモ・ナレディ(Homo naledi)と名づけられた。そしてこのほど研究者たちは、未成熟なホ

    謎の人類ホモ・ナレディの子どもの骨格、初めて発見
  • 暴力的なゲームと現実の暴力に因果関係がある説には科学的証拠が不十分とアメリカ心理学会が警告

    科学的に「ゲームをプレイすること」と「暴力的であること」に関連性はないことが示されていますが、「暴力的なゲームを規制すべき」という主張は根強く存在しており、度々「暴力的な事件の一因である」と批判され続けており、実際にゲーム側に悪影響も及ぼしています。このような状況に対して、アメリカ心理学会(APA)は「暴力的なゲームを現実の暴力に結びつけること」は間違いであると警告しています。 APA RESOLUTION on Violent Video Games (PDF)https://www.apa.org/about/policy/resolution-violent-video-games.pdf APA warns against linking violent video games to real-world violence | Ars Technica https://arstec

    暴力的なゲームと現実の暴力に因果関係がある説には科学的証拠が不十分とアメリカ心理学会が警告
  • 古代の超巨大噴火を生き延びた人類がいた、従来説に異論

    インド、ダバの遺跡で発見された石器。約7万4000年前の超巨大火山の噴火による環境の激変を、この地の集団は生き残った可能性を示唆している。(COURTESY OF CHRIS CLARKSON) およそ7万4000年前、現在のインドネシア、スマトラ島の超巨大火山(スーパーボルケーノ)が大噴火を起こした。トバ噴火と呼ばれるこの出来事は、過去200万年で最大規模の火山噴火だった。数千キロ先まで火山灰を振りまき、幅100キロにおよぶ噴火口を出現させた。以来、噴火口は湖となっている。 この超巨大噴火が、世界的な寒冷化を引き起こしたとする説がある(トバ・カタストロフ理論)。火山灰やすすが空を覆い、南アジアでは長期にわたって森林が失われたというのだ。ただ、これが事実だとしても、インド中央部の人類は激しい環境変化の中を生き延びたとする研究成果が発表された。 インド、マディヤ・プラデシュ州にあるダバの発掘

    古代の超巨大噴火を生き延びた人類がいた、従来説に異論
  • アーチ形に進化した人間の足、新たな秘密を解明

    シンクロナイズドスイミングの練習をするティーンエイジャー。コロンビア、メデジンで撮影。(PHOTOGRAPH BY KIKE CALVO, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 進化生物学者は100年以上にわたり、人間の足の精巧さに見とれてきた。人間が無理なく直立歩行できるのも、足がもつ特徴のおかげだ。例えば、足の指が短いことで、人間は長い距離を走ることができる。 さらに最近の研究で、足の甲を形作る横方向のアーチがヒトの運動性に大きな役割を果たしていると判明、2月26日付けで学術誌「ネイチャー」に論文が発表された。この発見により、足の進化について生体力学的な研究が進むだろうと専門家は言う。また、より高精度なロボットや義足の開発につながる可能性があるうえ、整形外科的な治療や、の設計の改良にも役立つかもしれない。 フランスのブドウ農園で古代のワイン造りを再現する地元の人。(PH

    アーチ形に進化した人間の足、新たな秘密を解明
    agrisearch
    agrisearch 2020/03/02
    「足根骨横足弓(そっこんこつおうそくきゅう)」
  • 沖縄の人々、ルーツは「日本由来」 南方系説を否定 | 沖縄タイムス+プラス

    琉球大学大学院医学研究科の佐藤丈寛博士研究員と木村亮介准教授らを中心とする共同研究グループは琉球列島の人々の遺伝情報を広範に分析した結果、台湾や大陸の集団とは直接の遺伝的つながりはなく、日土に由来すると発表した。これまでも沖縄島地方についての研究データはあったが、八重山・宮古地方も含め、大規模に精査した点が特徴。英国に拠点がある分子進化学の国際専門雑誌「モレキュラーバイオロジーアンドエボリューション」の電子版(1日付)に掲載された。 木村准教授は「沖縄の人々については、東南アジアや台湾などに由来するといういわゆる『南方系』との説もあったが、今回の研究はこれを否定している。沖縄の人々の成り立ちを明らかにする上で貴重なデータになる」と話している。 研究では、沖縄島、八重山、宮古の各地方から計約350人のDNAを採取。1人当たり50万カ所以上の塩基配列の違いを分析した。 また、宮古・八重

    沖縄の人々、ルーツは「日本由来」 南方系説を否定 | 沖縄タイムス+プラス
  • アフリカ人にもネアンデルタール人DNA、定説覆す

    幅広いアフリカ人集団にネアンデルタール人由来のDNAがあることが明らかになり、これまでに調べられたすべての現代人集団で、過去にネアンデルタール人との交雑が起きていた痕跡が見つかった。今回の研究は、人類の歴史の複雑さとともに、共通の歴史の存在を強調する。(PHOTOGRAPH BY JOE MCNALLY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 約6万年前、現生人類(ホモ・サピエンス)がアフリカからの大移動を始め、世界のすみずみに散らばっていった。彼らは行く先々で、自分たちと異なる人類と出会った。 たとえば、ネアンデルタール人はヨーロッパと中東に広がっていた。ネアンデルタール人と近縁のデニソワ人はアジアに広がっていた。現生人類は、これらのグループと出会うたびに交雑したようだ。(参考記事:「人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明」) この交雑を示す証拠は、多くの現代人の遺伝

    アフリカ人にもネアンデルタール人DNA、定説覆す
  • 人間の脳は、手に持った道具の感触を身体と同様に認識していることが明らかに

    <リヨン第1大学の研究者が、人間の脳は手に持った道具に伝わる感触を自身の感触と同様に認識しているという研究を発表した ......> 私たちは、身体に何かが直接触れてなくても、その物体が接触した位置を感知できる。たとえば、手に持った棒で物を打つと、見ていなくても物が棒のどこに接触したか見当がつく。 仏クロード・ベルナード・リヨン第1大学のルーク・ミラー博士らの研究チームは、2018年9月12日に学術雑誌「ネイチャー」で発表した研究論文で、道具がヒトの身体の感覚を拡張させ、木の棒が対象物に触れた位置を精緻に特定することを示した。 道具は身体の延長として扱われる ミラー博士らは、この研究結果をふまえ、「このような現象が起こったとき、ヒトの脳は物体が接触したタイミングやその位置をどのように認知するのか」についてさらに追究。2019年12月16日、学術雑誌「カレントバイオロジー」で「道具は身体の延

    人間の脳は、手に持った道具の感触を身体と同様に認識していることが明らかに
  • 我慢弱い子ほど「高収入・高学歴」に縁遠い理由

    情動にブレーキをかける力がある人ほど人生で成功する。そんな数字では表しにくそうな漠然とした定理を証明してしまったのが、心理学や脳科学の世界ではとても有名な「マシュマロ実験」です。 これが最初に行われたのは1970年のことでした。場所はアメリカのスタンフォード大学。対象となったのは、4歳の子どもたち186人でした。 まず子どもが1人ひとり部屋に呼ばれます。机にはマシュマロが1つ、皿の上に置かれています。そして実験者は子どもにこう伝えます。 「わたしは今から用事があってこの部屋を出なくちゃいけない。でも、15分後に帰ってくるよ。そこでもし君がマシュマロをべずに残しておくことができたら、そのときはもう1個マシュマロをあげよう。でも、もし君がべてしまったら、もうマシュマロはあげられないよ」 こうして実験員が部屋を出ていった後も、部屋の様子は監視カメラで観察され続けました。すると子どもたちは、マ

    我慢弱い子ほど「高収入・高学歴」に縁遠い理由
    agrisearch
    agrisearch 2020/01/04
    中野信子氏、脳科学者・・
  • ネアンデルタール人は人間に絶滅させられたのではなく「勝手に絶滅した」という主張

    by Young Sok Yun 윤영석 約40万年前に現れたヒト属の一種であるネアンデルタール人は、現生人類と数十万年にわたって地球上で共存していましたが、約4万年前に絶滅したとされています。ネアンデルタール人が絶滅した原因として、「現生人類との衝突によって滅ぼされた」という説も有力視されていますが、新たな研究は「ネアンデルタール人は現生人類と関係なく、勝手に消滅した」という可能性が高いと示しています。 Inbreeding, Allee effects and stochasticity might be sufficient to account for Neanderthal extinction https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0225117 New Study Claims We

    ネアンデルタール人は人間に絶滅させられたのではなく「勝手に絶滅した」という主張
  • 人はなぜ「非論理的な結論に飛びついてしまう」のか?

    By Pressmaster 「あの人は私と話すときに声のトーンが低いから、私のことが嫌いなんだ」というように、前提条件から恣意(しい)的な結論を導き出してしまうという人もいます。ブロガーのイタマー・シャッツ氏が、「人はどのように結論に飛びつくのか」というメカニズムと、その対処法について語っています。 Jumping to Conclusions: When People Decide Based on Insufficient Information – Effectiviology https://effectiviology.com/jumping-to-conclusions/ シャッツ氏は、「結論に飛びつく」ことには例外も多いものの、ある程度のパターン化が可能だと述べました。そのパターンは、「窓が汚れてるレストランはまずい料理を出す」という「経験則」や、「練習問題でつまづいたから

    人はなぜ「非論理的な結論に飛びついてしまう」のか?
    agrisearch
    agrisearch 2020/01/03
    「人間の脳に搭載された「ヒューリスティック」というシステム」「認知バイアス」「ハンロンの剃刀」
  • 世界に広がる「地球平面説」 その背景にあるものは?

    (CNN) 「地球平面論者(フラットアーサー)なんかになりたくない」――。デビッド・ワイスさんは、うんざりした声で自身の「目覚め」を振り返る。「朝起きて全員にばかにされるなんて嫌だろ?」 だが今や、ワイスさんはれっきとした地球平面論者だ。4年前に地球の丸みを確かめようとしたものの証拠は見つからず、それ以来、地球が平らで静止しているとの説を熱心に信じてきた。 そして、ワイスさんの世界は一変した。 ワイスさんはCNNの電話取材に「当に動転した」「突然、足元が崩れるような感覚だ」と振り返る。 今では大半の人との付き合いが退屈に感じられるようになった。とはいえ「残念なことに」、地球が球形だと信じる友人も多少は残っている。「人間が球体の上に住んでいると信じたい人がいても構わない。それは彼らの選択だから。自分には共感できないというだけだ」 ワイスさんが付き合いを優先させるのは自分の人生を変えた地球平

    世界に広がる「地球平面説」 その背景にあるものは?
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    agrisearch 2020/01/01
    「他の陰謀論を信じていない地球平面論者を見つけるのは至難の業だ。地球平面論者の会議には決まって、ワクチン反対派、米同時多発テロの「真実」を知ると主張する人々、秘密結社イルミナティの会員が集う」
  • チンパンジーは音楽が流れると自然に踊りだすことが判明、メスよりオスの方が踊る

    by Papafox ヒトだけでなくチンパンジーもまた音楽に合わせて自然に踊り出すことが研究により判明しました。ヒト以外の霊長類で音楽に合わせて踊る行動が確認されたのは初めてとのことです。 Rhythmic swaying induced by sound in chimpanzees (Pan troglodytes) | PNAS https://www.pnas.org/content/early/2019/12/17/1910318116 Chimpanzees spontaneously dance to music https://phys.org/news/2019-12-chimpanzees-spontaneously-music.html これは、京都大学霊長類研究所の服部裕子氏と友永雅己氏が米国科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した論文で明らかにされました。 音楽

    チンパンジーは音楽が流れると自然に踊りだすことが判明、メスよりオスの方が踊る
    agrisearch
    agrisearch 2019/12/28
    京都大学霊長類研究所
  • 痛いという感覚がわからない「無痛症」とは

    身体的な痛みをまったく感じない無痛症の人はごくまれにいる。研究者たちはこうしたケースを手がかりに、痛みの遺伝的なメカニズムを探ろうとしている。

    痛いという感覚がわからない「無痛症」とは
  • 「チコちゃんは知らない」 – 高野陽太郎 ホームページ

    NHKの番組『チコちゃんに叱られる』(2018年10月20日放映)で鏡映反転が取り上げられました。 この番組では、「鏡に映った人は、左右は反対に見えるが、上下は反対に見えない」ということを映像で確認した上で、なぜそういう現象が起きるのかについては、「分からない」と答えていました。 「チコちゃん」は、「分からないことが分かっている」とも言っていました。しかし、これは間違いです。鏡映反転の理由について、「分からない」ということが定説になっているわけではありません。 なぜ「分からない」のか、その理由については、「心の働き方は、人それぞれなので、誰もが納得する説明はできないのだ」と解説していました。この解説も間違いです。 「人それぞれ」であることを示す実例として、「自分の鏡映反転を認識しない人がかなりいる」という事実を紹介していました。これは、私の実験で(世界で初めて)明らかになった事実です。番組