世に「毒杯」のような仕事は数あれど、日本銀行の次期総裁ほどそう呼ぶにふさわしい職もあるまい。4月に退任する黒田東彦総裁の後任に日本政府が選んだ植田和男氏は、経済の世界で「最悪の仕事」と言っても過言ではない任務を引き受けることになる。 植田氏の起用はサプライズだったが、岸田文雄首相は賢い選択をしたように思える。植田氏は下馬評には名前があがっていなかったが、マサチューセッツ工科大学(MIT)で研さんを積んだ経済学者であり、1998年から2005年まで日銀の審議委員を務めるなど過去に日銀で働いた経験もある。 予想外の人選となった理由の1つは、岸田が第一候補と考えていた日銀の雨宮正佳副総裁に断られたからだ。雨宮副総裁は、約23年におよぶ量的緩和の手じまいをしなくてはいけなくなる仕事は引き受けないほうがよと考えた。また、日本の国内総生産(GDP)を超える700兆円規模に膨らんだ日銀のバランスシートを
特集「ホンダ 背水の陣」の他の記事を読む 市場や競合の動向を踏まえ、2025〜2030年のEV(電気自動車)拡大期は、高付加価値・高価格帯にシフトする──。これが40年の「脱エンジン」に向けて、ホンダが繰り出す最初の一手だ。「ホンダ」ブランドと高級ラインの「アキュラ」ブランドは、EV化に伴って価格帯がこれまでより数百万円上がるとみられる。 現状、EVは電池のコストがかさむため、販売価格は同車格のガソリン車より100万円以上高いのが普通だ。それでいて航続距離はガソリン車に及ばない。高級車ブランドならユーザーにも高価格を受け入れてもらいやすいだろう。だが、大衆車ブランドは苦しい。ガソリン車で培ったブランドの相場観と合致しないからだ。 日本勢が共通して抱えている課題 ホンダは紛う方なき大衆車ブランドである。これまでのイメージを超える価格戦略を打ち出せなければEV時代に勝ち残れない。そしてこの課題
徳島県小松島市内の県立小松島西高校・食物科が、コオロギパウダーを使った給食を試食で出したところ、「子供に食べさせるな」といったクレームが相次いでいる。 これまで試食を2回行ったが、3回目以降は考えられない状況だという。今後のたんぱく源として昆虫食がクローズアップされているが、新しい食材への拒否反応は相変わらず根強いようだ。 「上からは、しばらく動かないようにと言われました」 「クレームの電話がすごくかかってきて、上からは、しばらく動かないようにと言われました。状況的に厳しくなければ、使用を継続していこうと思っていましたが、この先は考えられない状況ですね」 食物科長の多田加奈子教諭は2023年2月28日、J-CASTニュースの取材にこう説明した。 その説明などによると、コオロギパウダーを使った給食は、生徒同士が市販の乾燥食用コオロギを食べるゲームをしていたのを見て、多田教諭がその美味しさに驚
日銀元理事「異次元緩和に効果なし。わかっていても全力でやるしかなかった」 黒田日銀の10年とは~門間一夫さんに聞く(前編) 原真人 朝日新聞 編集委員 「アベノミクスとは何だったのか」を聞くインタビュー・シリーズの今回は、日本銀行の次期総裁候補となった植田和男氏にとっての課題も展望しつつ、異次元緩和の10年を振り返っていただくため、元日銀理事の門間一夫さんにご登場いただく。 門間さんは白川日銀の幹部として政府との共同声明づくりに携わった。最初からうまくいくとは思えなかったが、政権と日本社会による「日銀包囲網」のなかではやるしかなかった――。正直に当時をそう振り返る門間さんにこの異次元緩和の10年について「本音の総括」をしていただこう。 門間一夫・みずほリサーチ&テクノロジーズ・エグゼクティブエコノミスト 〈もんま・かずお〉1957生まれ、1981年東京大経済学部を卒業し、日本銀行入行。米ペ
トヨタの考え方も理解でき、そしてEV以外の未来が来るのかもしれないが さて、「2040年には、トヨタの自動車販売台数が400万台にまで落ち込み、逆にテスラの販売台数は800万台に達して業界トップになる」という衝撃のレポートが登場。 現在トヨタの生産台数は年間1,000万台くらい、そしてテスラは131万台くらいなので、ここ17年で大きな変化が生じると予測されているわけですが、EVのみに限ると、2025年にトヨタの販売台数は50万台、そしてテスラの販売台数は240万台くらいになるだろうという別のレポートもあるくらいなので(このレポートでは、トヨタのEV販売は2025年で世界10位だと見積もられている)、多くの国や地域でガソリン車はじめ内燃機関搭載車の販売が禁止される2035年から5年が経過した2040年では「トヨタ400万台、テスラ800万台」というのはけっこう現実的な数字なのかもしれません。
急成長を遂げているインドの自動車市場は、今や世界第3位の販売台数を誇るマーケットとなっている。その街並みを走るクルマを眺めていると、ガソリン車に関してはマルチスズキを筆頭に日本車が目立っている。しかし、電気自動車に関しては、中国・韓国が大きなシェアを持っているという。 【画像ギャラリー】人口増加を続ける世界第3位の新車マーケット!!EVをはじめ様々な可能性を模索するインド(2枚) 文、写真/小林敦志 自販連(日本自動車販売協会連合会)によると、登録車と軽自動車を合算した2022暦年(2022年1月~12月)締めでの日本国内の新車販売台数は約420万台となった。 一方インド自動車工業会(Society of Indian Automobile Manufactures)によると、インド国内での2022暦年締めでの四輪車の新車販売台数が約473万台となり、世界第三位の新車市場であった日本を抜き
2月13日のトヨタ自動車会見では人事の変更のほか、新体制のもとで注力する分野についても発表された。そのなかで最も注目すべき点はBEVに関する発表だった。 去る2月13日、トヨタ自動車の4月1日付の新体制発表会見が行われた。これまで社長を務めていた豊田章男氏が会長に就任、代わりとして、これまでレクサスを取りまとめていた佐藤恒治氏がトヨタ自動車の社長に就任する。 さらに、この会見では人事の変更のほか、新体制のもとで注力する分野についても発表された。そのなかで最も注目すべき点はバッテリー式電気自動車(BEV)に関する発表で、佐藤氏はこの会見で 「従来とは異なるアプローチでBEVの開発を加速する」 と明言。具体的には2026年を目標に、新たなBEV専用プラットホーム(車台)を使い、従来とは異なる製造方法を用いたBEVを発売するという。 筆者(八重さくら、環境系VTuber)はこの発表について非常に
日本円が紙くずになるタイミングはあるのか 第1章で触れましたが、基本的に紙切れでしかないお金の価値を支えているのは、「その紙切れには価値があるとみんなが信用すること」です。つまり、みんなが信用し続けている限りでは、紙切れの価値は維持できることになります。 では、少子高齢化が決定的な、日本円という紙切れに対する国民の信頼はいつまで続くのでしょうか。 本章では日本が破綻し、円というお金が紙くずになってしまう可能性について考えてみます。 日本は経済大国です。GDPは世界第3位(2021年)で、治安もよく、日米安保条約でアメリカが守ってくれるはずなので、他国に侵略されて滅ぼされてしまう可能性も低いと思われます。したがって、今すぐに日本円が紙くずになる可能性は低そうです。 では今の日本で、何が起きると日本円が紙くずになってしまうのでしょうか。 「借金をいくらしても大丈夫」は本当か? 可能性がいちばん
日本経済はこれからどうなるのか。モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)元日本代表の藤巻健史さんは「日銀の黒田東彦総裁の後任に、経済学者の植田和男・元日銀審議委員が就任する見込みになった。だが、誰が総裁になっても『日本円の紙くず化』は避けられない」という――。 日銀総裁を誰も引き受けようとしなかった 2月10日、次期日銀総裁に植田和男・元日銀審議員を起用する、というニュースが飛び込んできた。14日には正副総裁の人事案が国会に提示された。総裁候補は植田氏、副総裁候補は氷見野良三前金融庁長官、内田眞一日銀理事だ。 このニュースで私が最も注目するポイントは、日銀マン、元日銀マン全員が次期総裁職を固辞したことだ。このことから日銀財務の悲惨さが垣間見える。 昔から日銀総裁は財務省と日銀が交代で就任する慣行があり、今回は日銀マンの番だった。しかも総裁職は日銀マンにとって「垂涎の的」であるはずだ。
イェーーーーイ!!! 廃人ツイッタラーのみんな~~~~~!! みんな大好き奢り奢られ論争の時間だよ~~~~~~~~~~!!!! 奢り奢られ論争と言えば有史以来、1,500年に渡って壮絶な論争が繰り広げられておりいまだ決着が着いておりません。 11年もの永きにわたって我が国土を混乱に陥れた応仁の乱も、細川勝元が港区女子に奢らなかったことが原因であることは教科書で習った通りです。 この令和の時代に至っても男女それぞれの陣営にわかれ、血を飲み肉を食らう壮絶な死闘が繰り広げられておりますが、そろそろ!そろそろみんな仲良くしようや!な!おいちゃんが美味しいおもちを焼いたるさかい! な!みんな仲良うしようや!お醤油の香ばしい香りがしてきよったで! 〇「理屈」で考える場合 【前提条件】 この論争をまとめる上で前提条件を設定しておきたいと思います。 A 男女差別禁止 「男だからそうするべき」「女だからそう
元増田と多分ほぼ同じ歳だが、自分は子供作ったことで自分も妻も本当に消耗してしまった側なんで、その経験談を連ねて書いてみる。 正直、人によって千差万別なのでどっちが100%正しいとかはない。みんなには自由に選んでほしい。持ち家議論と一緒で永遠に解決しないテーマだとおもう。 1.一番若く元気な時に趣味に打ち込む時間がなかった・自分は20代後半で子供を持ったが、仕事が忙しくなる20代前半~子供生まれる~嵐のような30代と40代~子供が巣立って行く頃には50手前だった ・この間、趣味といえる趣味にちゃんと打ち込める時間はほぼ皆無だった。休日に趣味仲間と遊びに行く、なんて機会は皆無。せいぜいパパ友と子供を連れて~~くらいだった ・もちろん、子供と過ごすのは楽しい。楽しいが、子供抜きの自分は完全にいなくなった。趣味:2chとかそういうレベル。 →で、50代60代になってから趣味に打ち込めるかっていった
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