令和3年末現在の対外の貸借に関する報告書(本邦対外資産負債残高)の概要は以下のとおりです。 1.対外資産残高:1,249兆8,789億円(対前年末比+105兆2,504億円、+9.2%) 為替相場変動に伴う外貨建て資産の円評価額の増加(+81.8兆円)や、居住者による対外資産の取得超(直接投資+16.4兆円、その他投資+8.1兆円)等により、対外資産残高は13年連続で増加した。 2.対外負債残高:838兆6,948億円(対前年末比+49兆975億円、+6.2%) 為替相場変動に伴う外貨建て負債の円評価額の増加(+19.5兆円)や、非居住者による本邦資産の取得超(直接投資+3.0兆円、証券投資+21.4兆円)等により、対外負債残高は3年連続で増加した。 3.対外純資産残高:411兆1,841億円(対前年末比+56兆1,529億円、+15.8%) 対外資産の増加額が対外負債の増加額を上回ったこ