■[Medicine] 営利団体から資金提供を受けた臨床試験において報告された結果。 この文献は、3つの高インパクトジャーナル・JAMA, The Lancet, New England Journal of Medicine に2000-2005年に発表された心血管系の優越性試験(Superiority Trial)をレビューし、資金の出所と肯定的な結果が報告される割合の関連を調べた結果を報告しています。 http://www.biotoday.com/pdf/JAMA_2006_May_17.pdf 「製薬会社などの営利団体が資金提供をした臨床試験では肯定的な結果が報告されやすい」(つまり、くすりがよく効いた、と報告される)という仮説を検討した研究。元文献は以下。 Ridker PM, Torres J (2006): Reported Outcomes in Major Cardio
■[Hiki] ひきこもりは精神疾患じゃないから。 『社会的ひきこもり』(PHP新書)の著者で,精神科医斎藤環氏の〔ひきこもりの―編集者〕定義は『6ヶ月以上社会参加せずに自宅にひきこもり,ほかの精神障害を第一の原因としないもの』としている.(略)『ほかの精神障害を第一の原因としない』としているのだから,『ひきこもりは精神病ではない』というわれわれの主張が間違っていないのは言うまでもない. http://www.ns-kansai.org/nsk/ronso/nishijima2.htm http://www.ns-kansai.org/nsk/tsushin/tsushin-27.htm ひきこもりの場合は「精神疾患」ではないから、処遇の枠組みがさらに難しい。 id:ueyamakzk:20060509:p1 ひきこもり業界の人は「ひきこもりは精神疾患ではない」*1というプロパガンダを好む
■[Psychiatry] 疾患概念の盛衰。 アメリカ精神医学会「DSM」執筆者の製薬業界との金銭的な繋がり http://d.hatena.ne.jp/macska/20060426/p1 製薬業界などの外部からの積極的な支援を得られていない概念は徐々に弱々しくなる。パラノイア(id:hotsuma:20060418:p1)とか、スキゾイドとか、マゾヒズム(http://b.hatena.ne.jp/hotsuma/Masochism/)とか。例えば、amazon.co.jp で、schizophrenia と検索すると、洋書が852件ヒットするが、(パラノイアの後継概念である) delusional disorder を検索すると、全ジャンルで2件しかヒットしない。マゾヒズムは支援どころかフェミニストたちに攻撃されてDSMから概念が消滅した。 個々の精神医療関係者が抱いている疾患類型学
■[Gender] キーワード「ジェンダー」を巡る攻防。 id:kamayan:20050917 (05/09/17) id:kanose:20050915:gender (05/09/15) id:rna:20050914#p2 (05/09/14) http://foucault.g.hatena.ne.jp/VanDykeParks/20050913 (05/09/13) http://macska.org/index.php?p=106 (05/09/12) http://macska.org/index.php?p=105 (05/09/06) Permalink | コメント(0) | トラックバック(0) ■[Psychiatry][CAM] 混合診療と心理療法。 日本の医療制度は国民皆保険で、しかも保険で認められている治療法の100%近くが西洋医学である。代替医療が現在の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く