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ブックマーク / hidex7777.hatenablog.com (64)

  • LOTUS研究会「斎藤秀雄俳句作品合評会」のお知らせ - orangeProse別館

    LOTUS研究会「斎藤秀雄俳句作品合評会」のお知らせ LOTUS研究会にて、拙作を読んでいただけることとなりました。 おそらく、先日、第8回攝津幸彦記念賞で准賞となった「藍をくる」30句(『豈』66号)を中心に、読むのではないかと思います。 気軽にご参加いただけると、嬉しいです。 資料配布と、Zoomのご案内のため、九堂夜想さんか、私(斎藤秀雄)にメールアドレスをお知らせください。 ■LOTUS研究会2024(1月) ※Zoomによるオンライン会合 ・日 時:2024年1月27日(土)午後1時~5時 ・テーマ:「斎藤秀雄俳句作品合評会」 内 容: 『吟遊』100号記念自選俳句作品7句 「第7回攝津幸彦記念賞2022」准賞30句 「第8回攝津幸彦記念賞2023」准賞30句(計67句) ・司 会:九堂夜想 ・リモート管理:丑丸敬史

    LOTUS研究会「斎藤秀雄俳句作品合評会」のお知らせ - orangeProse別館
    hidex7777
    hidex7777 2023/12/26
    LOTUS研究会にて、拙作の合評会をしていただけることとなりました。 気軽にご参加いただけると、嬉しいです。 資料配布とZoomのご案内のため、九堂夜想さんか、私にメールアドレスをお知らせください。
  • ネプリ「金曜を漕ぐ」 - orangeProse別館

    ネットプリント「金曜を漕ぐ」を発行しました。 セブンイレブン(~12月30日)A3、白黒→35956998 PDFPDFダウンロード ※『週刊金曜日』の連載記事「金曜俳句」(選者・櫂未知子)に採用された、2023年末までの83句を、発表順に並べたものです。 ※「金曜俳句」では、毎回ふたつの季語による題詠を募集し、投句者は、最大10句まで投句できます。各季語につき、特選句が1句、ないし0句選出され、その他一般入選句(いわゆる「平抜き」)が数句掲載されます。

    ネプリ「金曜を漕ぐ」 - orangeProse別館
    hidex7777
    hidex7777 2023/12/23
    ネットプリント「金曜を漕ぐ」を発行しました。セブンイレブン(~12月30日)A3、白黒:35956998、PDFダウンロードはブログ記事内リンクから。よろしくお願いします。
  • 「一行という多行」補遺(『LOTUS』49号) - orangeProse別館

    『LOTUS』49号(2022年2月)が届きました。特集は「多行形式の論理と実践〔評論篇2〕」。これは 『LOTUS』47号(2020年12月)「多行形式の論理と実践〔作品篇〕」 『LOTUS』48号(2021年8月)「多行形式の論理と実践〔評論篇1〕」 に続くもので、多行三部作をなすものです。 私は未補さんとの対談形式で「一行という多行」なる記事を寄せています(未補さんは47号に作品を寄せています)。 ところで、この「一行という多行」という対談の冒頭は、こうなっています。 未補 高柳重信は、《多行表記は、俳句形式の質が多行発想にあることを、身にしみて自覚しようとする決意の現われである》(「批評と助言」『俳句評論』昭和四四年七月)と述べています。私には、重信が言おうとしていることの意味が正直よく分からなかったのですが……。斎藤さんは《俳句形式の質が多行発想にある》という意味をどう考えま

    「一行という多行」補遺(『LOTUS』49号) - orangeProse別館
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    hidex7777 2022/03/23
    『LOTUS』49号に寄せた対談「一行という多行」の補足情報を書きました。本誌と合わせてぜひ。
  • きりんねこ短歌合評会過去ログ - orangeProse別館

    きりんねこ短歌合評会は 未補と斎藤秀雄が毎月発行している短歌評のネットプリントです。 読者のみなさまから短歌を募集し、未補のイチオシと斎藤秀雄のイチオシの作品、合計二首について、二人が合評します。 短歌の募集は 自由詠(未発表/既発表問わず) ひとり三首まで(複数回投稿した場合、あとのもので前のものが上書きされます) 投稿は毎月15日締め切りです。ネプリの発行は25日ごろです。 セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ポプラグループで出力することができます。発行番号は、25日頃、発行者のTwitterをチェックしてください。 発行5回ごとに、特別号を発行しています。必ず特別号を出すわけではありません。これまで、ゲスト選者をお呼びする三首×三名の合評、俳句と川柳も募集する「きりんねこ短歌俳句川柳合評会」、などの企画で特別号を出しました。 投稿の注意 ルビをふる場合、空行を入れたあと、「漢

    きりんねこ短歌合評会過去ログ - orangeProse別館
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    hidex7777 2021/03/05
    #きりんねこ短歌合評会 のバックナンバーをブログからリンクしました。投稿の注意も少し書いてあるので、ぜひご一読ください。
  • 青く光る丑三つ時の自販機が泳ぎ疲れた僕にやさしい(静ジャック) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 青く光る丑三つ時の自販機が泳ぎ疲れた僕にやさしい /静ジャック とてもきれいなイメージ。どこに自販機があるのかも、どこで泳いだのかも、なぜ泳いだ(こんな時間に)のかも書かれていないけれど、「青く」と「泳ぎ」のふたつの単語が響鳴して、水のイメージがくっきり浮かんでくる。 (2017年10月4日『丑三つ時』)

    青く光る丑三つ時の自販機が泳ぎ疲れた僕にやさしい(静ジャック) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/05/27
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • まだ君は滲みはじめてないけれど僕は滲んでいるのだろうね(白井肌) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 まだ君は滲みはじめてないけれど僕は滲んでいるのだろうね /白井肌 あ!選評を書こう、という今になって気づいたけれど、これは向かい合っている二人で、「君」は涙を流していて、「僕」もこれから流すだろう、という場面なのか!(違ったかな?)何が滲んでいる(これから滲む)のかが分からない、とても不安な歌だと、はじめは思ってしまいました。その不安さに惹かれたのですが、涙と理解しても、よい歌だと思いました。 (2017年10月3日『滲』)

    まだ君は滲みはじめてないけれど僕は滲んでいるのだろうね(白井肌) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/05/06
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • 守るべきものなど何もないくせに袋へ優しく卵を詰める(橙田千尋) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 守るべきものなど何もないくせに袋へ優しく卵を詰める /橙田千尋 卵を買ったら、袋には優しく詰めなければならない。当たり前のことであるからこそ、どんな人でも、たとえば守るべきものがない、いわゆる「無敵の人」でも、いつもやっている当たり前の振る舞いに、拘束されてしまう。そんなおかしみ。こういう細部に、詩は宿るのだという、お手のような歌だなーと思いました。 (2017年10月2日『守』)

    守るべきものなど何もないくせに袋へ優しく卵を詰める(橙田千尋) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/04/24
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • なにひとつ決断したくない日です並走しているグレイのセダン(倖) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 なにひとつ決断したくない日です並走しているグレイのセダン /倖 前半と後半の唐突な切断が、「なにひとつ決断したくない」という曖昧でぼんやりした気分を劇的に裏切っていて、怖い。「並走しているグレイのセダン」も、一見、何の象徴なのかまったく分からず、怖い。この世のものではないのかもしれない。 (2017年10月1日『灰』)

    なにひとつ決断したくない日です並走しているグレイのセダン(倖) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/04/17
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • 缶けりのルールが君と違っててふいに黄桃つるんと逃げる(雪間さとこ) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 缶けりのルールが君と違っててふいに黄桃つるんと逃げる /雪間さとこ これはたぶん黄桃の缶を缶けりに使っている場面なのだと思うけれど、「つるんと逃げる」という表現によって、「黄桃」という言葉が妙に桃桃しい感じをまとうことになっていて、楽しい。ああ、桃缶べたい! (2017年9月30日『蹴』)

    缶けりのルールが君と違っててふいに黄桃つるんと逃げる(雪間さとこ) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/04/15
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • いとおしい代替品に囲まれてレタスをむしるたまごを壊す(純) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 いとおしい代替品に囲まれてレタスをむしるたまごを壊す /純 「たまごを壊す」という意外性のある表現が、とてもしっくり来ていて、よい。「いとおしい代替品」という表現と共鳴(響鳴)していて。代替品でもいとおしいと感じることは、普通にあることだけれど、当にいとおしかったらそれはかけがえのないもののはずで、わざわざあえて「代替品」とは言わないんじゃないか、という読者(ぼく)の通俗的な心理を、うまく釣ることに成功している、と思いました。 (2017年9月29日『代』)

    いとおしい代替品に囲まれてレタスをむしるたまごを壊す(純) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/04/08
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • 汽車を待つふりして春を待っていた無人の駅で君とふたりで(冨樫由美子) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 汽車を待つふりして春を待っていた無人の駅で君とふたりで /冨樫由美子 汽車も春も、待つ対象という意味では、等価なのだという単純な事実を、短歌的な飛躍を使って知らしめられる、というワンダーな感覚がたまらない一首でした。それと、「待っていた」と過去のこととして語られていることが、この歌のノスタルジックな気分をより一層高めていると思いました。 (2017年9月28日『しま・しましまさんの絵』)

    汽車を待つふりして春を待っていた無人の駅で君とふたりで(冨樫由美子) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/04/03
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • 父達と祟った血断ち取った土地太刀と盾立て父と立つ土地(くろだたけし) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 父達と祟った血断ち取った土地太刀と盾立て父と立つ土地 /くろだたけし 僕も、同じ発想で、すべてタ行で書くことを試みたのですが、こちらの方が意味が無理なく通っていて、うまい!と思いました! (2017年9月27日『T音 』)

    父達と祟った血断ち取った土地太刀と盾立て父と立つ土地(くろだたけし) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/03/31
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • やわらかにひかりの満ちる精神科病棟に夏 蝉は鳴かない(長月優) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 やわらかにひかりの満ちる精神科病棟に夏 蝉は鳴かない /長月優 この歌の「くびれ」(穂村弘いうところの。脅威=ワンダーの感覚をもたらすポイント)はやはり結句「蝉は鳴かない」にあって、えーなんでそこだけ鳴いてないのとか、時間はちゃんと進行してるのとか、意図的に音声オフにしてるのとか、いろんなドギマギした思いが溢れてくる。「やわらかにひかりの」とひらがなで柔らかく開始されているところも巧みだと思う。静寂が、神々しい。 (2017年9月26日『神』)

    やわらかにひかりの満ちる精神科病棟に夏 蝉は鳴かない(長月優) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/03/24
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • これは喜怒哀楽のうちどれだろう暗くなるまで壁当てをする(ナタカ) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 これは喜怒哀楽のうちどれだろう暗くなるまで壁当てをする /ナタカ ひょっとしたら、ずっと「どれ」なのか分かるようになることなどなくて、「暗くなるまで」の「壁当て」は、ずっとずっと続くのかもしれないし、いつかどこかで単純化された「納得の仕方」に収めることで諦めてしまう・やり過ごしてしまうときが来るのかもしれない。でも、すぐに単純化された・大人びた・当たり障りのない・御しやすい「納得の仕方」に飛びつくのではなく、「暗くなるまで壁当て」をすることを選んだことを、誇りに思ってよいと思うし、少なくとも僕はそのようなあなたに全力で「大好きだ」と言いたい。 (2017年9月25日『壁』)

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    hidex7777 2020/03/21
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • プラレールの窓から見えるキッチンにまだ若かったぼくのかあさん(nu_ko) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 プラレールの窓から見えるキッチンにまだ若かったぼくのかあさん /nu_ko たぶんプラレールはまだあって(深読みすれば「ぼく」の子のプラレールかも)、キッチンにはもう若くないかあさんがいるんだろうなあ、と想像しました。視線におおらかな優しさがこもっているように感じられるのは、プラレールを使って間接的に見ているから、とも言えるし、プラレールによって「ぼく」の幼少期の視線が、「ぼく」にもたらされたからで、なんというか、泣けます。 (2017年9月24日『窓』)

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    hidex7777 2020/03/04
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • うたの日サルベージ:「鬱です」と明るく言うし医師(せんせい)の髪型ロールシャッハだし、はぁ(璃子) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 「です」と明るく言うし医師(せんせい)の髪型ロールシャッハだし、はぁ /璃子 うつなのに、医師の髪型に「ロールシャッハかよ!」と心のなかで突っ込めてしまうという、そのアンバランスさというか、状況に不釣り合いな感じに、「はぁ」と言いたくなる気持ちが、よくわかります。「うつなのに明るく元気」という変な状況を作り出したのは、もしかしたら「明るく言う」医師の技量の高さや経験の豊かさによるものかもしれないし、この歌の「私」と医師との相性がぴったりだからかもしれない。 (2017年9月23日『』)

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    hidex7777
    hidex7777 2020/03/03
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • うたの日サルベージ:知らんけどゆふべあの子が泣いたとか星やないからうち知らんけど(最寄ゑ≠) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 知らんけどゆふべあの子が泣いたとか星やないからうち知らんけど /最寄ゑ≠ 星だったら知っているはず、というこの前提の真偽も、たぶん「知らん」のだと思うのだけど、知らん知らん言っているのに「ゆふべあの子が泣いた」ことはなぜか事実のように感じられる。それは「知らんけど」を二回言う、ことによって、逆説的に信憑性を高めているからなのかな~。そして星だったら知っているはず、という前提の信憑性も、なぜか、高まっている気がする。知らんけど。 (2017年9月22日『知らんけど』)

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    hidex7777 2020/03/02
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • うたの日サルベージ:なんとなくわたしによくない気がするしあなたの鼓動を聴くのをやめる(多田なの) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 なんとなくわたしによくない気がするしあなたの鼓動を聴くのをやめる /多田なの ただならぬものを感じました!鼓動を聴くことができるぐらい近い距離にいながら、その相手の鼓動を聴くことは「わたしによくない」とまで言う。これからふたりは離れてゆくというストーリーもありそうだし、あるいは結婚して家庭ももつのだけれど、埋めがたい目に見えないなにかがあり続けるというストーリーもありそう。続きが気になります。 (2017年9月21日『鼓動』)

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    hidex7777 2020/02/25
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • うたの日サルベージ:かき混ぜた後は汚い何もかもスタバのカップもきみもわたしも(度会) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 かき混ぜた後は汚い何もかもスタバのカップもきみもわたしも /度会 かき混ぜた後の雑多な感じを愛しつつ、それでもあえてそれを「汚い」と形容することで、清潔さをかすかに残しておく、大人の郷愁のようなものを感じました。 (2017年9月20日『チョコレートクリームチップフラペチーノ』)

    うたの日サルベージ:かき混ぜた後は汚い何もかもスタバのカップもきみもわたしも(度会) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/02/24
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。
  • うたの日サルベージ:冷たさをたぐれば灯る電球と人差し指のどちらかが過去(水没) - orangeProse別館

    ※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。 冷たさをたぐれば灯る電球と人差し指のどちらかが過去 /水没 暗闇の中で灯る電球と、そのスイッチをいれた人差し指、と読みました(あるいは「電球」そのものが象徴または隠喩なのかもしれません)。「たぐる」ものと言えば紐、と連想しますが、〈冷たさ〉という抽象的かつ身体感覚をともなった名詞で言い換えることで、〈どちらかが過去〉という飛躍(「灯る」いま、からみて「過去」にほんの少し取り残されているなにかがある、という感覚)に違和感なく(わかりにくさはありますが、そこは魅力的です)つながっていると感じました。 (2017年9月19日『過』)

    うたの日サルベージ:冷たさをたぐれば灯る電球と人差し指のどちらかが過去(水没) - orangeProse別館
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    hidex7777 2020/02/16
    うたの日に書いた選評をサルベージしています。