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haikuと古文に関するhidex7777のブックマーク (2)

  • 助動詞「し」の完了の用法 大野秋田

    毎週日曜日更新のウェブマガジン。 俳句にまつわる諸々の事柄。 photo by Tenki SAIBARA 最初に用語の意味を確認しておきたい。 文法の「完了」は単なる終了ではない。「完了の助動詞」は次のように定義される。「動作・作用の完了し、次にある何らかの状態が発現していることを表わす助動詞」(『日文法大辞典』)、「事態の発生、完了、完了した状態の存続、それらの確認などの意を表わす」(『日国語大辞典』)。 過去の助動詞「し」の完了の用法は、近現代の俳句短歌にはおびただしく見られるが、正しく認識されていない。昨年、たまたま上田信治の過去のブログ(「胃のかたち」平成19年4月8日)を見て、かつてこの「し」をめぐって論争があったことを知り、非常に興味深く思った。 ● 論争は以下の通り。 池田俊二が『日語を知らない俳人たち』(平成17年)で、現代の俳人が、過去の助動詞「し」を完了の意味に

  • 文法外の文法と俳句の文語(前編)  大野秋田

    毎週日曜日更新のウェブマガジン。 俳句にまつわる諸々の事柄。 photo by Tenki SAIBARA 文法外の文法と俳句の文語(前編) 大野秋田 論考は、『澤』平成24年8月号「文法外の文法と俳句の文語」を、加筆の上、前後編の形で再掲載するものです。 「前編」は、俳句において近年「誤用」として論じられることが多い用法を歴史的に検証し、その正当性を論じます。 「後編」(次号掲載)は、俳句(俳諧)が、なぜ文法規範をはみだしていくかを、蕉門の俳言意識にさかのぼって検証します。 (編集部) 一. 文法外の文法 『澤』平成23年10月号(『週刊俳句』第237号に転載)の拙稿「助動詞『し』の完了の用法」(以下「前稿」とする)で完了「し」の誤用説を批判した。 「已然形終止」、「カリ終止」、「まじ」の未然形接続にも広く誤用説がある。 已然形終止 已然形終止というのは、牧水「白玉の歯にしみとほる秋の

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