2000年の結成から19年。かしゆか(樫野有香)、あ〜ちゃん(西脇綾香)、のっち(大本彩乃)の3人からなるPerfumeは、中田ヤスタカが作り出す、シンセポップ、テクノ、EDMが融合した近未来的サウンドを体現するカリスマ的表現者へと成長した。 若さが重視されるJ-POPでは異例といえるほど、長きにわたって人気を誇る彼女たちはまた、単独で海外ツアーを行うことができる数少ない日本人アーティストでもある。 2018年8月リリースのアルバム「Future Pop」を携えた北米ツアーを前にしたPerfumeの3名に、NY在住の米国版フォーブス記者が東京でインタビューを実施。そのキャリアや日本の音楽シーンの変遷について語ってもらった(編集部注:本記事は英語で公開されたオリジナルを翻訳したものです)。 ──2018年の終わりを迎えて、どのような心境ですか? かしゆか:2018年を振り返ると、2年ぶりにア