Debian 8ことJessieのインストーラは、Wheezyのころとほとんど変わらない。目立つ違いといえば、スプラッシュの画面が緑色になったことと、パーティション分割を選んだ際にルート領域を大き目に確保するようになったぐらいだろうか。WheezyのころはLVMパーティションを構成し自動分割を行うと、インストール後にパーティションの調整がほぼ必須だったが、とくに作業する必要はなくなっている。 インストール時lvm、パーティション分割、パッケージ(tasksel)はsshサーバーと標準ツールでインストール。インストール時に気合を入れてカスタマイズしなくてもあとで何とかなる。 LVMの空き領域を作るファイル復旧やパーティションの調整用に、あらかじめ/homeを削って、未割当の領域を少し作っておく。 # umount /home # e2fsck -f /dev/mapper/xxxx-vg-h