ライセンスに関する質問です。自分の書いたソースコードを「何の制限もなく自由に使って欲しい」という場合にはどういうライセンスを適用するのがよいでしょうか。なるべく縛りの少ないライセンスにしたいと思っています。
ライセンスに関する質問です。自分の書いたソースコードを「何の制限もなく自由に使って欲しい」という場合にはどういうライセンスを適用するのがよいでしょうか。なるべく縛りの少ないライセンスにしたいと思っています。
http://www.groklaw.net/article.php?story=20031214210634851 groklaw.netはPamela Jonesという弁護士補助員が営んでいるフリーソフトウエア関連の法律ブログ。以前、SCO対NovellでLinux/Unixの「知的所有権」をめぐる訴訟では技術コミュニティーに法律を分かり易い文で説明して活躍した。弁護士ではないためか、普通ドライな法律分析には見られない率直な態度でドラマの背後にある人間関係や感情までも解説してくれるのでとても読みごだえがある。米国でのFOSS関連の法律問題に関心のある方にはお勧め。Oracle対Googleもカバーしている。 今回は「間違ってGPLコードを取り込んでしまうと、社内機密コードまで公開させられる」というFUDを(Fear Uncertaingy and Dread=恐怖心を与える噂)を一掃し
バンダイナムコゲームスの第1スタジオ技術部アシスタントマネージャー菰田英展氏 「GPLが"出た"時点で製品の出荷を見合わせます」――バンダイナムコゲームスの第1スタジオ技術部アシスタントマネージャー菰田英展氏は、11月17日にオージス総研が開催した「オープンソース知財セミナー2010」でそう語った。 バンダイナムコゲームスは2008年9月から、製品出荷前に、自社製品にどのようなオープンソースソフトウェア(OSS)が使われたかをチェックする体制を敷いている。チェックによって、GPLが製品に使われていたことが分かった場合、即座に製品の出荷を見合わせるのだ。 ゲーム開発の規模拡大でOSSリスクも増加 「ゲーム開発の規模拡大にともなって、OSSの利用も増加し、外部委託による製品開発も広がりました。OSSは、利用にあたってさまざまなライセンス条件がありますが、中でもGPLは改変したソースコードの開示
まとめ:ソースコードでは一見問題ないライセンスでも、バイナリ配布時に奇妙なライセンスに化ける可能性があるので注意(特にWindows) 前回 これはプロプラやプラグインの問題に限らず、GPL非互換のFLOSSライセンスを混ぜる時も同様で、例えばOpenSSLをリンクするGPLソフトには一般にこのような例外が付く。 vsftpd: vsftpd is licensed under version 2 of the GNU GPL. As copyright holder, I give permission for vsftpd to be linked to the OpenSSL libraries. This includes permission for vsftpd binaries to be distributed linked against the OpenSSL libr
2005/6/24 米Black Duckとテンアートニは、開発中のソフトウェアにオープンソースなど自社が保有しない著作権のソースコードが含まれないかを確認するISV、組み込みソフトウェア開発ベンダ向けの新サービス「ProtexIP」を7月中旬に開始する。開発するソフトウェアのコードを管理できるようになり、「オープンソースソフトウェアの利用、再利用を支援するのが狙い」(テンアートニ 代表取締役社長 喜多伸夫氏)としている。 ProtexIPはBlack Duckが2004年5月に開始したサービス。サーバ製品の「ProtexIP/development」にオープンソースソフトウェアのコードの特徴を示す「デジタル・コード・プリント」を40GB分保存。ProtexIP/developmentはIDEと連携し、開発中のソフトウェアをチェック。含まれるコードを調べる。商用利用を認めないコードが含まれ
何らかの方法(フルスクラッチまたはBSDベース等)でOSをつくり、一部(ドライバなど)にLinuxカーネルのコードを使った場合、 (1) 全てGPLになる (2) GPLにならない。パクった部分だけGPLで混ぜて使える のどちらか。 「OS」というのがキモ。一般論は当てはまらない。 GPLv2(LinuxはGPLv2なので)にはOS例外条項がある。 しかし特別な例外として、そのコンポーネント自体が実行形式に付随するのでは無い限り、 頒布されるものの中に、実行形式が実行されるオペレーティングシステムの主要なコンポーネント(コンパイラやカーネル等)と通常一緒に(ソースかバイナリ形式のどちらかで)頒布されるものを含んでいる必要はないとする。 GPLv2(和訳) However, as a special exception, the source code distributed need no
GPL 違反 (GPL violation) † GPL 違反を糾弾する人たち (無償への盲信と自由への無関心) netfilter/iptables を使用している Linux 組み込み機器メーカー 13 社を GPL 違反として吊るし上げています。記事には出ていなかったけれども我が日本を代表するバッファローも 13 社の中の仲間入りです。主催者曰く、台湾からの OEM 品の大概は GPL 違反らしいのだが、取り敢えず上位メーカーを訴えてみました、ってことらしい。 どの辺りが GPL 違反なのか判断が付かないのだが、無線チップベンダーの中には NDA を結んで開発をしているケースがあり、NDA 部分で source が公開できないケースが生じているというのを見たことがある。そのときのチップメーカーは Broadcom。有り得ない話ではなさそう。netfilter/iptables は無線
d:id:youandi:20091029#p1 職場でVMware Playerの商用利用にケチを付けた所、VirtualBoxは商用利用してもOKな場合があるとの指摘をうけたのでメモ。 VirtualBox Personal Use and Evaluation License (PUEL) http://www.virtualbox.org/wiki/VirtualBox_PUEL 本記事の投稿時点(2009/11/02)での内容・・・ 6. What exactly do you mean by personal use and academic use in the Personal Use and Evaluation License? Personal use is when you install the product on one or more PCs yoursel
グーグルが相手じゃおしまいです...Gの無料GPSナビ発表で競合涙目2009.11.03 09:00 satomi こないだグーグルが携帯用GPSナビのベータ版を発表した途端、GPS業界各社の株価がトイレにジャーッと流れてゆきましたよね...。 ちょうどTomTomが第3四半期報告で純利益が前年同期比47%減ったと発表したのと同じ10月28日というバッド・タイミングもあって、同日の取引きでTomTomの株価は20.8%ダウン、Garminも16.4%ダウンという大打撃となりました。そりゃそうです、グーグルの無料アプリ相手じゃ勝ち目がないですもんね...。 でも彼らの受難はそれだけじゃないのです。 車載ナビ大手TomTomが昨年買収した「Tele Atlas」(1984年創業、本社・オランダ)は、世界中の道を隈なく走って地図を作ってきた会社で、つい最近までグーグルにMAP情報を提供する主要プ
サン・マイクロシステムズ(本社:東京都世田谷区)は2008年10月9日、オープンソースのPC仮想化ソフト「Sun xVM VirtualBox 2.0」の法人向けサブスクリプション販売を開始した。販売は100ユーザー分からで、1ユーザーあたりの価格は年間4,176円から(24時間サポート付き)。 インテルx86アーキテクチャ上で動作し、Mac OS X、Linux、Windows、Solaris、OpenSolarisなど主要OSをホストとして、30種以上のゲストOSを実行できる。最新版の2.0では、ホストOSとして64ビット版のWindows VistaやRed Hat Enterprise Linuxをサポート。Mac版のインタフェースを一新して、Mac OS XとSolaris版のネットワーク機能を改善した。 法人向けサブスクリプション販売では、購入企業に非オープンソース部分を含むバ
もくじ GNUプロジェクト、フリーソフトウェアファウンデーションと、そのライセンスに関する基本的な質問 GPLの全般的な理解 GPLを自分のプログラムに使う GPLのもとでリリースされたプログラムの配布 GPLのもとでリリースされたプログラムを使って他のプログラムを書く GPLのもとでリリースされたコードを結合した著作物 GPL違反に関する質問 GNUプロジェクト、フリーソフトウェアファウンデーションと、そのライセンスに関する基本的な質問 “GPL”とは何の略ですか? 自由ソフトウェアとは、GPLを使っているという意味ですか? 他の自由ソフトウェア・ライセンスではなく、GNU GPLを使ったほうが良いのはなぜですか? すべてのGNUソフトウェアにはライセンスとしてGNU GPLが使われているのですか? GPLを使うとそのプログラムはGNUソフトウェアになるのですか? GPLをソフトウェア以
商用アプリケーションにLGPLライブラリを組み込むにあたって、いろいろ問題があるらしいということは知っていましたが、それが具体的に何なのかは良く分かっていませんでした。 Javalobbyに2004年にポストされた「LGPL and Java」という以下のトピックと、そこで繰り広げられているFSF支持派(以下肯定派)とLGPLうざい派(以下否定派)のバトルを読んで、少し状況が理解できました。 LGPL and Java - FSF clarifies この論争で主に槍玉にあげられているのは、LGPLが定めている以下の点です(この原則自体、あまり正確には把握されていないんじゃないかな。特に3とか)。これらは、LGPLライブラリの商用利用の障害になる可能性があります。 LGPLライブラリにリンクするアプリケーションは、そのリンクの形態がいかなるものであれ、LGPLライブラリの派生物になる。した
Bradley M. Kuhn Aaron Williamson Karen M. Sandler August 26, 2008 Download PDF | Download Postscript | Download TeX source 1 Executive Summary This is a guide to effective compliance with the GNU General Public License (GPL) and related licenses. In accordance with the Software Freedom Law Center’s (SFLC’s) philosophy of assisting the community with GPL compliance cooperatively, this guide focuses
最近ゲーム音楽関連の話題をやっていなかったので、ちょっとそっち方面で。 ゲームの音楽というのは、当然ですがそのソフトにデータが入っています。もっとも、スーファミ時代までは主に内蔵音源を鳴らさせる命令、そしてメガCDやプレステ以降は容量の増加に伴い、そのソフトに入っている音楽データを鳴らすというものに変わりましたが。そしてソフトに音楽データが収録される形も、CD-DAから内部へアーカイブとして収録されるなど、今まで変化を遂げてきました(このへん、もっと細かく書きたいのですが、非常に長くなるのでそれはまた後日)。これコンシューマ、パソコンゲームともだいたい似ている傾向だと思います(アーケードはちょいと違う)。 さて、CD-DAの後、ゲームの音楽は内部にアーカイブされる形に変化しました。現在、多く使われているのはOgg Vorbisという音楽フォーマット(もっとも最近ではソフトの大容量化に伴
Latest topics > オープンソースなライセンスやコピーレフトなライセンス、クリエイティブコモンズについて、他のライセンスとどう組み合わせられるのかを図にしてみた 宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! « 無責任中間法入 Moezilla Japan 設立のお知らせ Main FUELが酷すぎる » オープンソースなライセンスやコピーレフトなライセンス、クリエイティブコモンズについて、他のライセンスとどう組み合わせられるのかを図にしてみた - Apr 02, 2008 オープンソースなライセンスとかコピーレフトなライセンスとかたくさんありすぎて違いがよく分かってなかった(自分で使ってるのに……)。特に、それぞれどう組み合わせること
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