会話AIを搭載したロボットに求められるのは、「人間らしさ」です。 いくら言葉の選択が適切に行われても、それが人間らしさを感じない無機物では、会話と感じることは難しいでしょう。 京都大学大学院情報学研究科に所属する井上 昂治(いのうえ こうじ)氏ら研究チームは、人間らしい反応の1つである「同調笑い」を会話ロボットにもたせることに成功しました。 私たちのさまざまな笑いに合わせて、適切な笑いを選択して返してくれるのです。 研究の詳細は、2022年9月15日付の科学誌『Frontiers in Robotics and AI』に掲載されました。