Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman 報道側から「問題がある論文が掲載された学術誌の創刊に山中氏が関わった」ことが利益相反と<誤認>されるように、科学側からは「新情報が入ってきたらどんどん記事を書き換えていく」という通信社の慣習が「批判を受けてのしれっとした差し替え」に見える、という部分もあると思う。 2018-01-25 22:58:04
追記。 勘違いしてる人がいるけど、件のデイリー新潮の記事を擁護する意図はまったくない。記事へのクレームは新潮社へどうぞ。 個別取材でギャラが出る例としてタレントのインタビュー記事を挙げる人がいるけど、そういうのは普通に事務所にギャラを払っている。そういうコンテンツ制作のための取材ではなく、報道を目的とした取材でギャラが出ることはないという話。 「謝礼をもらった例もある」と挙げてくる人もいるので、お車代やらお茶代やらで謝礼を渡してるメディアがあるのかもしれない。 小難しいジャーナリズム云々報道倫理云々なんて説明を聞きたい人は、そういう説明をしてくれる人が現れるのを待つか、たくさん本も出てるので読んでくれたらいい。 ただ、「金目当ての情報が集まるから」という理屈はあんまり信じてない。そもそもメディアへの掲載を望む人間や企業は行列を成している。記事になれば、うまくいけば数百万、数千万円の広告に匹
追記:こちらにコメントへの回答など書いた。 http://anond.hatelabo.jp/20160801132452 -- 取材に3万円のギャラを要求した吉田沙保里選手の記事に対するブコメが見るに堪えないので、マスコミと呼ばれる業界の隅っこにいる者として、みなさんの説得を試みたいと思う。 吉田沙保里「取材するなら3万円」 記者にギャラを要求し不評 http://b.hatena.ne.jp/entry/news.livedoor.com/article/detail/11825985/ 残念ながら、マスコミが取材対象に謝礼を払うという習慣はこの業界にない。そういう予算の枠もない。せいぜい喫茶店のコーヒー代とか、遠方から来てもらった場合に交通費を渡すくらいだろう。 理由は簡単。取材対象とメディアは常に対等な関係にあるからだ。記事を書くにあたって、取材対象にお金を払うことはないし、逆にお
公文書の改竄(かいざん)、捏造(ねつぞう)を行ってきた現政権。かつて、日本軍の最高司令部「大本営」も、太平洋戦争下に嘘と誇張で塗り固めた公式発表を繰り返してきました。当時の軍部は現在に置き換えると政権。政治の中心でなぜ、情報の改竄、捏造、隠蔽が起きるのか? そしてそれがどういった結末を迎えるのか? 2016年に発売された辻田真佐憲さんの『大本営発表~改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争~』は、正確な情報公開を軽視する政治の悲劇、悲惨さを教えてくれます。今こそ読むべき一冊。あらためて「はじめに」をご紹介します。 大本営発表の悲劇を繰り返さないために 大本営発表は、日本メディア史の最暗部である。太平洋戦争の時代、大本営がデタラメな発表を行い、メディアがそれを無批判に垂れ流し、国民がそれに踊らされた。今日でも大本営発表は、「あてにならない当局の発表」の比喩として頻繁に用いられている。 とはいえ、「大本営
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