「やまがた結婚サポートセンター」(山形市あこや町)は1月から、お見合い相手を会員本人が直接検索できるタブレット端末を導入する。 これまでは会員が希望の条件を伝え、センターの婚活コーディネーターが手作業で探していたため、紹介までに時間がかかるのが難点だった。センターの担当者は「出会いのチャンスが広がり、『お見合い』の成立数が増えれば」と期待している。 タブレットは5台用意され、希望する相手の年齢や収入、職業、最終学歴、居住地など13項目の条件を入力すると、登録された会員の中から該当する相手が画面に表示される。実際に会ってみたいと思ったら、相手のプロフィル画面からワンタッチで申し込める。メールで通知を受けた相手が承諾すれば、コーディネーターが日時を調整してくれる。 コーディネーター側のメリットも大きい。これまでは7人が手分けし、約600人の会員名簿を1枚ずつめくり、希望条件に合う相手を探してい