米グーグルのメール共有サービス「グーグルグループ」を通じて、環境省による国際条約の交渉過程が誰でも閲覧できる状態になっていた問題がネットを騒がせている。 「中央省庁がGoogleの無料サービスなんて使うのが間違いだ」 「環境省Googleグループ使ってんの?自前たてた方がいいだろ」 こんな意見がツイッターなどに相次いで書き込まれているのだ。 「ただ『使うな』では同じ問題起きる」 今回問題になっているのは、メーリングリストのようなサービスで、メールのやり取りがウェブ上で見られるのが特徴だ。「オープンディスカッション」というグーグルの方針上、初期設定だとやりとりは世界中に「公開」されるようになっており、メンバー内限定にしたい場合は手動で「非公開」にする必要がある。 読売新聞によると、環境省は2013年7月10日、同サービスの利用が情報管理規定違反に当たるとして実態調査に乗り出した。 関係者の処