明日2月22日は「猫の日」です。猫の獣医療から猫の未来をのぞいてみましょう。 一般社団法人日本ペットフード協会の調べによりますと、2023年の猫の平均寿命は15.79歳です。この猫の寿命がさらに延びて、未来には30歳になる日が来るかもしれないのです。 愛猫家にとって、愛しいわが猫が元気で長生きしてくれることは願いです。その一方で、猫が長寿になると闇の部分もあるのです。猫の獣医療について、何が起こりつつあるのかを見ていきましょう。 猫の医療 イメージ写真(写真:アフロ) ペットの医療は、より専門性に特化してきています。 街で見かけるいわゆる動物病院(1次診療)だけではないのです。人間でいうところの心臓外科、脳外科、眼科、皮膚科、整形外科、腫瘍科などの動物病院までもあります。これらは、2次診療の動物病院と呼ばれて、一般の動物病院から紹介してもらうシステムです。大学の付属の動物病院なども2次診療