今回は”個性”について書きたいと思います。自分の個性またはキャラクターについて悩む若い人が多くいます。悩むのは誰もがそうですが、あまりにも過剰に悩んでいる気がします。なぜ現代の20代がここまで個性に葛藤するのか、考えました。 今まで以上に個性を気にする20代 「ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」 誰もが知っているほど話題になったSMAPの「世界にひとつだけの花」の一節です。2003年にリリースされたこの曲は一世を風靡しました。私もそうですが、特にその時多感な小中学生だった人は、心に残ったのではないでしょうか。これまで運動でも勉強でも一位でなくてはならないと強調されていた時代から一転、個性を重んじる教育になったのがちょうどこのころでした。いわゆる「ゆとり教育」の始まりです。個性的であることが素晴らしいこととずっと言われ続けてきたのです。 その結果どうなったか、「シロ