前から、いろいろなところで取り上げていた長野県がついに男性だけでなく、女性も平均寿命がトップになった いろいろな原因が取りざたされている 長野の長寿が話題になり始めた1980年(男性が初めてトップになったのは、90年)くらいの時期には、昆虫食と、坂が多くて歩くからだろうと言われた しかし、それ以降、昆虫食を食べる人は減るし、お年寄りが自動車を使うのが当たり前になっても、長野県の長寿化は進んだ 結局、医療のシステムがいいのだろうという話になっているようだ 保健婦が定期的に高齢者を訪問したり、医師や看護師が定期的に健康教室を開いたりという予防医学がうまくいっているという話もある あるいは、入院を極力防ぐ、訪問診療のシステムを評価する向きもある 私が注目しているのは、大学病院である信州大学がそれほど権威的でなく、大病院である佐久総合病院や諏訪中央病院を含めて、地域の開業医や診療所との連携もよく、