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政治とまとめと書評に関するobsvのブックマーク (2)

  • 平成の名著ベスト10

    平成もあと1週間で終わりなので、この30年に私が書評したのベスト10を選んでみた。 タレブ『ブラック・スワン』 ウィルソン『人類はどこから来て、どこへ行くのか』 フクヤマ『政治の起源』 ネグリ&ハート『<帝国>』 ノース&ウォリス&ワインガスト『暴力と社会秩序』 篠田英朗『集団的自衛権の思想史』 ポメランツ『グローバル経済の誕生』 白川方明『中央銀行』 デリダ『マルクスの亡霊たち』 ミルグロム&ロバーツ『組織の経済学』 平成の始まったころ社会主義が崩壊し、冷戦が終わった。そのとき自由と民主主が勝利したという「歴史の終わり」を宣告したフクヤマが、その後の世界を見て考えを改めたのが3である。その続編『政治の衰退』ではデモクラシーの未来について暗い見通しが立てられているが、2010年代に世界各国で勃興したポピュリズムはそれを例証した。 同じころ日不動産バブルが崩壊し、世界のスーパースターだ

    平成の名著ベスト10
  • 池田信夫&川本裕子が薦める勉強本 | 一流社員が読む本

    上武大学 大学院教授 池田信夫●1953年、京都府生まれ。78年東京大学経済学部卒。NHKなどを経て現職。人気ブロガーとして、ネットで積極的な言論活動を展開。 日のビジネスマンは、よく勉強している人でも、実は業務に関係する情報を拾い読みしているだけになっていることが多い。私もNHKに勤務しているときはそうだった。しかしそれでは、日常の疑問を解決する程度の、いわばフローの情報しか身につかない。物事の質を理解し、将来を予測するには、普段から多少学問的で、いわば自らのストックとなるを意識して読むべきだ。 サブプライム危機直前に原著が発売された『ブラック・スワン』は、昨今の金融危機を予告していた稀有なだ。経済危機を引き起こすのはヘッジ不可能な不確実性であり、それを回避する難しさと金融工学の限界を示唆している。多少難解なところもあるが、金融危機を理解するためには、最低でもこれくらい歯応えのあ

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