タグ

日本と書評に関するobsvのブックマーク (12)

  • 嫌韓派は「やはり韓国人の歴史認識は間違いだった」と浮かれてはいけない――小倉紀蔵が語る「反日種族主義」 | 文春オンライン

    なぜかというと、このを読めば、歴史に対する自分たちの劣等感から解放されるからだ。 「日はずるくて不道徳な盗賊であり、その朝鮮統治は悪辣で無法状態だった」という「物語」を韓国人が信じているかぎり、「どうしてそんな悪い無法者にわが民族は唯々諾々と35年も支配されてしまったのか」という問いに答えられない。ここに劣等感が宿る。この問いに答えられないので、「道徳的に立派な独立運動家と、不道徳にも日に協力した親日派がいた。悪いのは日および親日派だ」という単純な二分論に陥るしか道はない。しかし「なぜ親日派は日に協力したのか」という謎には答えられないので、「あいつらは悪いから日に協力した。なぜならあいつらは悪い奴らだからだ」というトートロジー(同語反復)の回路をぐるぐるまわるしかない。同語反復はニヒリズムを招く。韓国人の歴史認識はニヒリズムそのものなのだ。 韓国版(左)日版は文藝春秋刊(右)

    嫌韓派は「やはり韓国人の歴史認識は間違いだった」と浮かれてはいけない――小倉紀蔵が語る「反日種族主義」 | 文春オンライン
    obsv
    obsv 2020/01/07
    “韓国人や日本の左翼は、自分たちの勝手なイデオロギー(韓国左派の民族主義、日本左翼のマルクス主義など)、贖罪感(日本人左翼)、怨恨(韓国人や在日コリアン)などによって、やりたい放題に歴史を歪めてきた”
  • 『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』日本型雇用慣行は、なぜこれほどまでに変わらないのか - HONZ

    いったんでき上がった社会の仕組みは、社会のコンセンサスがなければ決して変わらない。 そして、その前提となるのは透明性と公開性であり、これがない改革は必ずつまずく。 こうした仮説のもと、雇用、教育、社会保障、地域社会、政治、さらには日人の「生き方」までを規定している「慣習の束」がどのようにでき上がってきたのかを、歴史的事実と豊富な参考文献に基づいて丹念に解き明かしているのが書である。 とくに今、日型雇用慣行(女性と外国人に対する閉鎖性、正規と非正規との格差、転職のしにくさ、高度人材獲得の困難さ、長時間労働と生産性の低さ、ワークライフバランスの悪さなど)に対する閉塞感が蔓延しており、働き方改革が叫ばれているにもかかわらず、なかなか社会は変われない。なぜなら、今の雇用慣行は経営の裁量を抑えるルールとして、労働者側が歴史的に達成してきたものだからである。 日では、職務の明確化や人事の透明化

    『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』日本型雇用慣行は、なぜこれほどまでに変わらないのか - HONZ
    obsv
    obsv 2019/09/14
    “伝統的な「地元型」の「ムラ」や、近代的な「大企業型」の「カイシャ」といった基本的な帰属集団の単位から滑り落ちてしまった「残余型」が急速に増えているところに、今の日本社会が抱える大きな問題がある。”
  • 『犯罪の世間学』なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか - HONZ

    90年代末以降、刑事司法の厳罰化が進んでいる。80年代からは量刑はざっと見て倍になり、00年の少年法改正を皮切りに法律改正のラッシュが続いた。10年には時効も廃止された。 犯罪が増加したわけでも、凶悪化したわけでもない。むしろ諸外国と比べても日の犯罪率は低い。東日大震災時に被災者が避難所で整然と行動していたことは海外メディアにも絶賛された。 治安の良さとそれにも関わらず起きている厳罰化の流れ。いずれも「世間」に日人が未だにがんじがらめになっているというのが刑法学者の著者の主張だ。 日には社会が存在せず、伝統的に世間が存在したとの指摘は阿部謹也が提唱した世間論で広く知られる。著者は世間を「日人が集団になった時に発生する力学」と定義しながら、「既読スルー」や「空気を読む」を例に世間論を紹介、特徴を解説する。 「世間」には「共通の時間意識」に基づく「人間平等主義」があるため、日人は能

    『犯罪の世間学』なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか - HONZ
  • 日本人の宗教観はどこまで外国人と違うのか

    ISISによりイスラム教の存在感が日でも(あまり喜ばしくない意味で)大きく膨らんだ。元々日人にはなじみの薄かったイスラム教だが、その教義と宗教文化の特徴的な面が大きくクローズアップされ、信仰心を持たないとされる多くの日人には珍しいものとして受け取られている現状がある。 多くの日人は、自分が無宗教だと思っているらしい。その一方で、日人には「日教」とも言うべき日固有の独特の宗教観があり、それが日人のメンタリティを強く規定しているとする指摘もある。 「日教」という言葉が使われる文脈は主に2つある。一つは、イスラム教などの他宗教に対比される日固有の宗教的感覚を指す「日教」、もうひとつは我が国の仕事観における、あたかも宗教のような独特の精神性を揶揄した言葉としての「日教」だ。 いずれにしろ「日教」という言葉は山七平という一人の評論家が作った。山七平は7、80年代に、主に

    日本人の宗教観はどこまで外国人と違うのか
  • “お金持ち=幸せ”は本当なのか? 「日本人は、世界一、お金のことを知らない」 | ダ・ヴィンチWeb

    あなたはお金について、どのようなイメージを持っているだろうか。携帯性が高く売っているものならどれとでも交換でき便利だが、もしかしたら「お金=汚いモノ」というイメージかもしれない。『日経済新聞 電子版』(2013年2月8日付)によると、ある投資教育を実践している教師が全国の中学・高校をまわるたびに「お金はきれいなものか? 汚いものか?」と問うと、生徒約500人のうち実に8割弱が「汚い」と答えるという。日人は勤勉に働くとされるが、お金を強く求める一方で、お金を汚いモノとして避けてもいる実態が見えてくる。 『なぜ日人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? 21世紀のつながり資論』(いろは出版)の著者である渡邉賢太郎は、元・大手証券会社の証券マンであり、08年リーマンショックを機に「お金とはなにか?」という問いに決着をつけるべく世界一周の旅に出かけ、各国における「お金」について

    “お金持ち=幸せ”は本当なのか? 「日本人は、世界一、お金のことを知らない」 | ダ・ヴィンチWeb
  • リベラルは失敗から学んだのか -拉致問題と三浦瑠璃の「スリーパーセル」発言から考える議論の方法 | Football is the weapon of the future

    トンデモな「江戸しぐさ」は何をめざしていたのか 「江戸しぐさ」という、江戸時代の江戸の庶民がつくったというマナー集みたいなものがあって、それがなぜだか過度にいろんなところでもてはやされていたところ、これがどうやら歴史的には根も葉もない「ねつ造」、いわゆるトンデモではないかということが、しばらく前から話題になっていた。 ◇偽史・大型お笑いトンデモ「江戸しぐさ」 これがついには道徳の教科書にまで掲載されていることがわかり、どうにもこれはおかしいんじゃないかということになった。 まあ書いてあることは『気くばりのすすめ』みたいな、誰も否定できないようなマナー集みたいなことなので、それはそれで目くじらたてる話なのかという指摘もあるし、それはわからないでもない。この「江戸しぐさ」が現代に伝わらなかったのはそれを伝えようとした江戸っ子が虐殺されたからだ・・・というような、いわゆる古史古伝のようなところは

    リベラルは失敗から学んだのか -拉致問題と三浦瑠璃の「スリーパーセル」発言から考える議論の方法 | Football is the weapon of the future
  • ”「若作りうつ」社会”(シロクマ先生の新著)を読んだ。

    要約此のは歳相応に生きることが何故難しくなったのか、其の結果どんな問題が起きているかをまとめたである。では歳相応に生きることが何故難しくなったのか。それは私達が外部の目という日の空気=抑圧と強制力がなくなり、自由な生き方が可能になったから。が、その自由を持て余し、欲望のままに浮付いた生き方を、或いは若い頃と同じ生活スタイルと意識の生き方をしてしまうから。村社会の相互監視的社会の空気から逃れた先に新たに生まれた問題点とは、社会的適応、人間関係とアイデンティティの確立のためにコミュニケーション能力の重要性が飛躍的に上がったことによりコミュニケーション能力の自由競争についていけなかった人間が孤立を深めていってしまう点である。ではその解決方法は。筆者は暫定解として老、死を前提とした人生の再設計を行い、世代間コミュニケーションを大切にすることを説く。 共感点人生の有限性を意識するべき、という視

    ”「若作りうつ」社会”(シロクマ先生の新著)を読んだ。
  • 海上自衛隊と米軍の「餌食」を量産する中国海軍 中途半端な軍拡が国家崩壊への道を加速させる | JBpress (ジェイビープレス)

    そんなことを思っていたら、机の上に1冊のがまだ一度も開かれずに置かれているのに気づいた。『日中海戦はあるか』(きずな出版、税抜き2800円)というドキリとする題名のである。 副題には「拡大する中国の海洋進出と、日の対応」とある。出版されたのは2013年10月15日となっていた。 何で今まで開きもしなかったのだろうと思ったが、そんな詮索はやめることにして読み始めた。 するとこれが面白い。どんどん引き込まれて一気に読み終えてしまった。 専門書に近いと思うが、文章が平易で専門的なところには分かりやすい例えが必ずと言っていいほど引かれているので専門知識がなくても読みやすい。 今回はこのを紹介ししようと思う。筆者・監修者は実はJBpressにも寄稿してもらったことがある夏川和也さん、岡俊彦さん、保井信治さんである。 3人とも海上自衛隊の元海将であり、夏川さんは海上幕僚長を務めたあと第22代統

    海上自衛隊と米軍の「餌食」を量産する中国海軍 中途半端な軍拡が国家崩壊への道を加速させる | JBpress (ジェイビープレス)
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

    BLOGOS サービス終了のお知らせ
    obsv
    obsv 2012/12/15
    実は、あの頃は良かった、なんてのは単なる幻想だという話。
  • 「日本人」をカッコに入れる – 橘玲 公式BLOG

    新刊『(日人)』のなかから、冒頭部分を掲載します。 ********************************************************************* 『(日人)』は「かっこにっぽんじん」と読む。文字どおり、「日人」をカッコに入れてみようという意味だ。 私たちのまわりには、「日」と「日人」があふれている。過剰な「日」に溺れて、私たちは自分が何者で、世界がどんなところなのかを見失ってしまったのではないだろうか。 3.11東日大震災と福島第一原発事故のあと、マスメディアやインターネット上でさまざまなひとたちが「日」や「日人」について論じた。その論旨は、おおよそ次の一行で要約できる。 日の被災者は世界を感動させ、日政治は国民を絶望させた。 ここには二種類の、まったく異なる日人がいる。 津波で肉親を失い、原発事故で故郷を奪われても絆

    「日本人」をカッコに入れる – 橘玲 公式BLOG
  • 官僚機構が発狂するとき - 『日本中枢の崩壊』

    中枢の崩壊 著者:古賀 茂明 販売元:講談社 ★★★★☆ 著者は、経済産業省の大臣官房付という現役のキャリア官僚である。それがこのように日の官僚機構を全面的に批判するを出すのは、それなりの覚悟があってのことだろう。ただ、彼は「反体制分子」というわけではない。書に書かれている彼の仕事ぶりは、与えられた仕事を淡々とこなす常識的なものだ。 その歯車が狂ったのは、福田内閣の渡辺喜美行革担当相に「一釣り」されて国家公務員制度改革推進部の事務局長になったときからだ。自民党や霞ヶ関の反対を押し切って国家公務員法の改正案をつくったものの、渡辺氏がいなくなると法案は骨抜きにされてしまった。 政権交代で改革をやるはずだった仙谷由人行政刷新相は、著者を経産省に戻してしまい、彼は官房付の窓際ポストで飼い殺しにされる。そして彼が国会に参考人として呼ばれたとき、仙谷官房長官が「こういう場に呼び出すやり方

    官僚機構が発狂するとき - 『日本中枢の崩壊』
  • リスクに背を向ける日本人 : 池田信夫 blog

    2010年11月17日17:06 カテゴリ科学/文化 リスクに背を向ける日人 日経済の行き詰まりの一つの原因として、家計貯蓄の半分以上が現金・預金で運用されているため、リスクマネーが供給されないことがよく指摘される。この原因は金融機関が銀行に片寄っているためではないか、ということでバブル期には海外投資銀行が大挙して押し寄せたが、バブル崩壊後にほとんどが撤退した。日人がリスクがきらいなのは銀行が多いからではなく、逆に日人がリスク回避的だから預貯金が多いと考えるしかない。 書の紹介している「世界価値観調査」でも、「自分は冒険やリスクを求める」というカテゴリーに当てはまらないと思っている人の比率は、英米・カナダ・オランダなどで40%前後であるのに対して、日人は70%以上で、調査対象国の中で最大だ。これはある種の文化的なものだと思われるが、常識的にはリスクが低いと思われている日

    リスクに背を向ける日本人 : 池田信夫 blog
  • 1