舞台は第二次世界大戦中、タイとビルマの国境付近にある捕虜収容所。クワイ河にかかる鉄道橋の工事を題材に、日本軍とイギリス軍の対立と交流、戦争のむなしさを描いた作品……なんてカタい解説は Wikipedia とか映画評論家の皆さんにおまかせするとして。 自分のようなプログラマ目線からすると、これはプロジェクトマネジメント映画としてかなり興味深いですよ。 昨今のブラック企業にも通じるような、ダメなマネジメントの問題がいくつも描かれてます。異常な長時間労働を強いられるシステム開発 = デスマーチを経験した人なら、共感できるポイントが相当あるんじゃないですかね? 「斎藤大佐」はダメなプロマネの典型例 映画の主な部隊となっている、第十三俘虜収容所。ここの所長として登場するのが、早川雪洲演じる斎藤大佐です。 彼は、タイとビルマを結ぶ「泰緬鉄道」建設に伴う、クワイ河鉄道橋建設プロジェクトのマネージャーでも