投資に興味がない人の中には「個人投資家は勝てない」という固定観念が少なからずあるようです。 本記事では、個人投資家が投資で最終的に負けてしまう単純な仕組みについて解説します。 投資家は勝ち続けるとリスク管理が下手になる 個人投資家に言えることは、勝ち続けることは必ずしも良いことではないという事です。 ずっと利益を出し続けると潜在的に「自分は負けない」という意識を持ち始めるからです。そのため、大きな損失を出した経験がある投資家よりも、勝ち続ける投資家の方がリスク管理に対しては緩慢な場合もあります。 個人投資家が負けるのは「逆張り」と「資金管理」の失敗 個人投資家が大きく負ける時は、大半が「逆張り」と「資金管理」の失敗が重なった時です。 逆張りとは相場のトレンドの反転を狙ったトレードを言いますが、下落相場の場合には上昇に転じると判断した時に買いを入れるのが逆張りですね。 下落が反転するタイミン