ジョージーナ・ランナード、マーク・ポインティング、ヤナ・タウシンスキ、ベッキー・デイル、BBC気候記者、データチーム
地球温暖化に関する報道を見ていると、間違い、嘘、誇張がたいへんによく目につく。そしてその殆どは、簡単に入手できるデータで明瞭に否定できる。 本稿は、そのようなデータを報道関係者向けにまとめたものだ。 全17項目のファクトについて、そのポイントを1ページで箇条書きと図で簡潔に書いた。加えて、理解を深め正確を期する読者のために解説と文献を付した。 忙しい方は1ページにまとめたポイントだけでも全17項目を読んで欲しい。 なお本稿では専ら過去の観測データを論じ、シミュレーション予測については扱わない。 観測データを見る限り、地球温暖化による被害は殆ど起きていないことが解る。報道では何か災害があると「温暖化の影響がある」等と結ばれることが多い。だが影響は量として把握しないと認識を誤る。定量的には温暖化の影響は「ごく僅か」であり、「温暖化のせいではない」と言った方が正確なものばかりだ。 他方で、シミュ
気象庁は31日、過去30年分の平均気温や降水量などをまとめて公表しているデータに誤りがあった、と発表した。主に研究者が利用しているデータで、日々発表している天気予報や気象情報には影響しないが、気温の値が3度以上ずれていた地点もあった。 誤りがあったのは、1981年から2010年までの気温や降水量、日照時間、積雪などを、全国を1キロ四方で区切った地点ごとにまとめて平均化したデータ。これが「平年値」として使われる。気象庁のホームページで12年9月から公表されたほか、研究機関などに提供されていた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く