貧乏な住区から金持ちの住区に引越せば子どもは幸せ…と思いきや。 米国医師学会発刊「ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション」に出た最新調査では、幸せどころかPTSD(心的外傷後ストレス障害)で苦しむ子ども(特に男子)も多いことがわかりました。 低所得層のエリアは犯罪率も高く、収入も不安定で、予防診断も身近にないため、子どもには不健康、と一般には思われています。が、もっと金持ちなエリアに引っ越せば引っ越したで、そこにはメンタルヘルスの問題増加が待っているようなのです。 そして、この傾向は女子より男子の方がずっとひどく、引越して10~15年後の青年がPTSDなどの鬱(うつ)・行為障害にかかる確率は戦闘兵に匹敵する高さなのだとか。 なぜ男子の方が女子より心理的ストレスに悩まされるのか? ひとつ考えられるのは、高収入なエリアに住む住民側の意識によるものではないか、というなんと