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社会と思想と自由に関するobsvのブックマーク (3)

  • リバタリアンが集まる町を作ったら、そこは熊の巣窟になった──『リバタリアンが社会実験してみた町の話:自由至上主義者のユートピアは実現できたのか』 - 基本読書

    リバタリアンが社会実験してみた町の話:自由至上主義者のユートピアは実現できたのか 作者:マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング原書房Amazon はじめに どのように人々は集まってきたのか? 自由な町にヤバいやつらが集まってくる。 リバタリアンらは町を良い方向に変えたのか? おわりに はじめに 他者の身体や私的財産を侵害しない限り、各人が望むすべての行動は自由であると主張する、リバタリアンと呼ばれる人たちがいる。すべてを自由にすべきと考える原理的な人から、条件的に制約を認める人まで無数の思想的内実があるわけだが、そうした思想を持つ人々にとっては多くの国家・地域は制約だらけにみえるだろう。 自分たちの思想を社会に反映させるためには、民主主義の場合にはリバタリアン的思想を持つ候補者に票を投じたり、自分自身が立候補して国の方針を地道に変えていかなければいけないわけだが、それは当然ながらなかなかに大変な

    リバタリアンが集まる町を作ったら、そこは熊の巣窟になった──『リバタリアンが社会実験してみた町の話:自由至上主義者のユートピアは実現できたのか』 - 基本読書
  • 功利主義の世紀 進化論と認知科学から導かれる統治|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    米中貿易戦争が世界経済に大きな影響を与えている。この問題は様々な立場から論じられているが、トランプがめちゃくちゃだということで一致している。トランプ政権の通商政策は「支離滅裂な戦術」であり、「専門家の誰もが間違っていると指摘する政策」であり、「こんな稚拙な考え方が、地球上で最も洗練された国を支配しているとは信じがたい」というわけだ。(田中明彦「貿易戦争から「新しい冷戦」へ」、木村福成×吉崎達彦「日は経済守護者たれ」『中央公論』11月、宮崎哲弥「時々砲弾」『週刊文春』10/25)。中国への制裁関税はアメリカ経済に跳ね返ってくる。自分で自分の首を絞めるような政策は民主主義だからこそ採用されるものだ。 ドイツの法学者のカール・シュミットは自由主義と民主主義を区別した。世界人類は皆平等であるという自由主義的な考えは「空虚」であり、それゆえ経済という「政治上の外見的平等のかたわらで、実質的な不平等

    obsv
    obsv 2019/12/25
    “功利主義的なエリートが直観的な大衆を統治するシステム=「植民地総督府功利主義」がまさに実現されようとしているわけだ。”
  • 「やせがまん」できなくなった社会―あいちトリエンナーレ問題を考える - 山猫日記

    あいちトリエンナーレ問題 過去1週間ほど、愛知トリエンナーレをめぐる問題がマスコミやSNSを賑わせています。多くの識者が発言をしているところですが、極々簡単に出来事の時系列を振り返っておきましょう。 話題になったのは、「表現の不自由」と名付けられ、過去数年の間に公共の美術展から排除された展示を集めた企画展でした。その中に、慰安婦像を髣髴とさせる作品、昭和天皇の御影を焼くという作品が含まれていたことで、反発が広がります。展示に対しては、一般国民から多くの抗議があったほか、河村名古屋市長をはじめとする政治側から企画の中止を求める具体的な要求もありました。結果的には、総責任者である大村知事の判断で、抗議の一部に観客やスタッフの安全を害する可能性があるものが含まれていたことを主な理由として、展示そのものを中止することとなりました。 一連の問題は、確かに多くの論点を含んでいます。中心にあるのは、表現

    「やせがまん」できなくなった社会―あいちトリエンナーレ問題を考える - 山猫日記
    obsv
    obsv 2019/08/08
    かつて政治は胆力とバランス感のあるエリートの手の内にあったが、情報革命により大衆化された結果、個々人が剥き出しの自由を行使して誰にも制御できない時代が来てしまったと言える。民主主義の自家中毒だ。
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