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社会と書評と人類に関するobsvのブックマーク (3)

  • 不平等は避けられなさそうです(読書メモ:『暴力と不平等の人類史―戦争・革命・崩壊・疫病』) - 道徳的動物日記

    暴力と不平等の人類史―戦争・革命・崩壊・疫病 作者:ウォルター・シャイデル 東洋経済新報社 Amazon かなり長くて重たい。経済史のでありがちな、大量の具体例を紹介しながら同じような話が何度でも何度でも繰り返される内容なので、細かい部分は流し読みでよいと思う。 そしてこので繰り返されるテーマとは「暴力……それも大量の人命を失わせるような徹底した暴力のみが、ある社会の経済的平等を増させる唯一の方法である」というものだ。 ポイントは「徹底した暴力」であるということ。 たとえば「革命」については、ちょっとした農民蜂起や反乱は歴史のなかで何度も起こってきたが、その成果はあっという間に失われて不平等が戻ってしまうのであり、ロシア中国で行われたような共産主義革命くらいに大量の人命を犠牲にするほどのものでなければ意味がない(それですら近年では革命の成果が失われて不平等が再拡大している)。オキュ

    不平等は避けられなさそうです(読書メモ:『暴力と不平等の人類史―戦争・革命・崩壊・疫病』) - 道徳的動物日記
    obsv
    obsv 2021/07/16
    “国家制度が崩壊した場合、いろんなことがメチャクチャになりみんながひたすら悲惨な目にあうが、上流層たちの資産も失われるおかげで運がよければ経済的平等は実現する。”
  • 広井良典による岩波新書「ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来」 - 見て読んで聴いて書く

    ポスト資主義――科学・人間・社会の未来 (岩波新書) 作者: 広井良典 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/06/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (8件) を見る 人類史を俯瞰した上で、“資主義”を分析、エコな未来社会を語る たまたま手に取ったことで読み始めたのだが、 読み応えのあるいいだった。 ブックカバー裏にある言葉、書誌はこんな感じ 富の偏在、環境・資源の限界など、なおいっそう深刻化する課題に、「成長」は解答たりうるか――。近代科学とも通底する人間観・生命観にまで遡りつつ、人類史的なスケールで資主義の歩みと現在を吟味。定常化時代に求められる新たな価値とともに、資主義・社会主義・エコロジーが交差する先に現れる社会像を、鮮明に描く。 著者の広井氏は奥付を見ると科学史、科学哲学、そして公共政策を学んできた人のようだ。 厚生省勤務の経験もあるようだ。 「

    広井良典による岩波新書「ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来」 - 見て読んで聴いて書く
  • ビル・ゲイツが「ここ10年で読んだ最高の一冊」を発表、選ばれた「永遠のお気に入り」とは?

    「私たちは人類史上、最も平和な時を生きている」ということを論じたスティーブン・ピンカー氏の「暴力の人類史」について、ビル・ゲイツ氏が「進歩の説明について、こんなにも明確に記したを見たことがない」と紹介しています。読書家のゲイツ氏は毎年「その年に読んだ中で特に興味を引かれた」を紹介していますが、暴力の人類史については「ここ10年読んだ中で最高」「『今年の』ではなく『永遠の一冊』」としています。 My new favorite book of all time | Bill Gates https://www.gatesnotes.com/Books/Enlightenment-Now ゲイツ氏がオススメする「The Better Angels of Our Nature」は2011年に出版され、日では「暴力の人類史」として翻訳されています。近年、テロや戦争のニュースが多く報じられていま

    ビル・ゲイツが「ここ10年で読んだ最高の一冊」を発表、選ばれた「永遠のお気に入り」とは?
    obsv
    obsv 2018/01/31
    世間では社会が悪くなったと耳にしがち。「愛国心が足りないせいだ」だの「資本主義の搾取が」だのと喚く人達を信じる前に、まずはデータで世界の変化を正しく認識するのが大事だな。
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