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社会と書評と価値観に関するobsvのブックマーク (2)

  • 苫野一徳Blog(哲学・教育学名著紹介・解説): トッド『世界の多様性』

    はじめに トッド30代の代表的著作、『第三惑星』(1983)と『世界の幼少期』(1984)を1冊に併せた大著。 世界の人々のイデオロギーは、実はその地域の「家族システム」に規定されている! この驚くべき仮説は、その後学界に激しい議論を巻き起こした。 しかしトッドの膨大かつ網羅的な実証研究は、今日、この仮説をかなりの程度実証しているように思われる。 トッドの説には、かつて「決定論」との批判が寄せられた。しかしトッドは言う。これは空想的な決定論などではなく、十分検証可能性に開かれたものである、と。 そして、世界のある種の「法則」を知ることは、悲観的な決定論などではなく、むしろ未来を予測し制御することにつながるのだと主張する。 「重要なのは、決定作用を理解するのは、その束縛から逃れるためであり、決して完璧ではあり得ないながらもより大きな自由へ向けて進むためであるということである。」 トッドの理論

    苫野一徳Blog(哲学・教育学名著紹介・解説): トッド『世界の多様性』
  • お金がなければ恋愛できない社会。 - シロクマの屑籠

    若者が草化した当の理由 - Willyの脳内日記 リンク先では、若者が恋愛志向でなくなった理由として、「経済的に貧しくなったからだ」と断言している。若者の行動に経済事情が大きく関わっていることを否定する必要は無いが、それを「当の理由」として「断言」するのは語調が強すぎる、と感じた。 例えば、アジアやアフリカの途上国を思い出してみてほしい。途上国の若者は、現在の日の若者と比較してさえ、経済的には貧しい。もし、経済的な貧しさが若者の草化の鍵だとしたら、貧しい国々の若者こそ草化していそうなものだ。 あるいは過去の日。さだまさしや中島みゆきが流行していた頃の日は、もっと若者が貧しかったはずだ。独り暮らしといえばバストイレ共同の木造アパート、現在の基準からすれば不便な(ときには不潔な)生活をしていた頃、草系の若者は流行していただろうか?そうではあるまい。恋愛結婚の機運が高まるなか、

    お金がなければ恋愛できない社会。 - シロクマの屑籠
    obsv
    obsv 2014/10/16
    若者の〜離れのほとんど全ては「貧しくなったから」、より正確に言えば「貧しくなり続ける見込みだから」だろう。
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