タグ

社会と未来と本に関するobsvのブックマーク (3)

  • 『2040年の未来予測』2040年の未来から見た我々は、今、何をしなければならないのか? - HONZ

    書を読んで、まずこれはとても正直なだと思った。未来予測にありがちな過度な楽観論を振りまく訳でもなく、かと言って日人特有の過度な悲観論でもない。煽らず卑下せず、必要十分なことが淡々と書かれている。 そして、書は、とにもかくにも還暦を迎えた私などより若い人に是非読んでもらいたいと思う。と言うより、若い人は絶対に読まなければいけない必読書である。 著者の成毛氏自身、「みなさんが現在60代なら『逃げ切れる』かもしれないが、50代前半以下ならば2040年に向けて備えが必要だろう」と言っている。 多分、書の読者は、旧日軍の失敗の質に迫った歴史的名著『失敗の質』を、敗戦前に読んでいるような感じを受けるのではないか。2040年の未来から現在をバックキャスティングで見た感じとでも言えば良いだろうか。 客観的に見て、日の未来は決して明るくない。一番確実な未来予測である人口動態から見ても、日

    『2040年の未来予測』2040年の未来から見た我々は、今、何をしなければならないのか? - HONZ
  • 広井良典による岩波新書「ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来」 - 見て読んで聴いて書く

    ポスト資主義――科学・人間・社会の未来 (岩波新書) 作者: 広井良典 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/06/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (8件) を見る 人類史を俯瞰した上で、“資主義”を分析、エコな未来社会を語る たまたま手に取ったことで読み始めたのだが、 読み応えのあるいいだった。 ブックカバー裏にある言葉、書誌はこんな感じ 富の偏在、環境・資源の限界など、なおいっそう深刻化する課題に、「成長」は解答たりうるか――。近代科学とも通底する人間観・生命観にまで遡りつつ、人類史的なスケールで資主義の歩みと現在を吟味。定常化時代に求められる新たな価値とともに、資主義・社会主義・エコロジーが交差する先に現れる社会像を、鮮明に描く。 著者の広井氏は奥付を見ると科学史、科学哲学、そして公共政策を学んできた人のようだ。 厚生省勤務の経験もあるようだ。 「

    広井良典による岩波新書「ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来」 - 見て読んで聴いて書く
  • 米国はもう覇権国ではないのか | 永井俊哉ドットコム

    米国はイラク戦争の失敗で世界の顰蹙をかった。米国はもはや、世界の指導者としての資格がないと感じる人が増えている。そういう感情に受けたのか、トッドの『帝国以後―アメリカ・システムの崩壊』は世界的なベストセラーとなった。はたして、トッドが言うように、米国の覇権は当に崩壊したのだろうか。 1. 米国の経常赤字問題ソ連の崩壊により、米国は唯一の超大国となった。しかし、トッドは、米国の慢性的で大規模な貿易赤字を理由に、米国が、10年遅れでソ連と同じ運命をたどっていると主張する。 終戦直後の過剰生産の自律的な国であったアメリカ合衆国は、いまや一つのシステムの中核となったが、そのシステムの中でアメリカの果たす使命は生産ではなくて消費なのである。[1] トッドが、米国内の工業部門の衰退を強調したために、サービス部門を軽視した、脱工業化時代を理解しない古い発想という批判を浴びることになるわけだが、実は、米

    米国はもう覇権国ではないのか | 永井俊哉ドットコム
  • 1