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読み物とITに関するobsvのブックマーク (2)

  • コールセンターで人を殺した思い出 - はてな村定点観測所

    2014-05-10 コールセンターで人を殺した思い出 債権回収システムの開発 職務経歴には書いていないですが、まだIT業界の駆け出しだった頃、勤めていた会社の都合で商社系のシステム部門に派遣されました。 その商社は誰もが名前を知っている有名なクレジットカードのシステムを受注していて、僕が担当したのはそのクレジットカードの債権回収システムの構築でした。債権回収システムというと聞こえはいいけれど、要は「借金かえしてね!」とお金のない人にお金を返させる仕組みです。僕がやっていたのはカード会社のコールセンターから自動的に債務者に大量に電話を発信する架電ハードウェアの制御でした。 クレジットカードの未払いが貯まるとカード会社のコールセンターのオペレーターから督促電話がかかってくるかと思いますが、大手クレジットカード会社のコールセンターになると、電話は人間が手で掛けているのではなくて、大量の対象者リ

    コールセンターで人を殺した思い出 - はてな村定点観測所
  • 残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。

    残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。 船底の穴からの浸水を必死でかき出しながら、どうにか進んで行く。そういう航海だ。 船のどこにどれだけ浸水箇所があるのかは分からない。 ある穴を塞ごうと船底に板を打ち付けたら、 それによって別の場所に新しい穴を空けてしまったりする。 船の構造はあまりに複雑で、膨大な部品の間にどんな依存関係や相互作用があるのか、 誰も完全には把握していない。 それは、はるか昔に組み立てられた太古の船で、 構造把握の手掛かりは、代々伝わる不十分で不正確な古文書だけなのだ。 新任の船員は、出た水に対してとにかく手当たり次第に対処した。 どんな物でも使い、徹夜で穴を塞いで回った。 ひたすら大きな声で号令を出し、 いかに早く穴を塞ぐかが、船員の間で競われた。 何人もの船員が過労と心労で倒れ、 航跡には水葬者が点々と残された。 船員たちが経験を積

    残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。
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