アンタッチャブルの10年ぶり復活も話題になった『全力!脱力タイムズ』。この番組を立ち上げ、制作総監督を務める名城ラリータさんは、これまでに『笑っていいとも!』『SMAP×SMAP』などの人気番組にも携わってきました。 『全力!脱力タイムズ』の立ち上げを聞くなかで見えてきた、テレビマン人生における名城さんの仰天エピソードをお聞きしました。(全2回の2回目/#1より続く) 「『笑っていいとも!』はディレクターたちの源泉でした」 ――名城さんは最初からバラエティ志望だったんですか? 名城 いや、じつは違うんです。ドラマが作りたくてこの業界に入りました。だけど最初にADとして配属されたのがバラエティ番組で。今はなき『笑っていいとも!』(以下『いいとも』)。そこでバラエティ番組の凄さを感じて。それからはずっとバラエティ番組一筋です。 ――以前、文春オンラインに登場いただいた片岡飛鳥さんも『いいとも』