フランツミカエル・メルビン大使(中央)と、バニラビーンズのレナさん(左)とリサさん=5月19日午後、東京都渋谷区のデンマーク大使館、佐々木写す サッカー・ワールドカップ(W杯)の南アフリカ大会で、1次リーグの24日(日本時間25日未明)に日本と対戦するデンマークに、日本人の2人組アイドルユニットが「声援」を送ることになった。伝統的な応援歌を歌い、ネットで発信する。在日デンマーク大使館とタッグを組み、対戦を盛り上げたいと願っている。 応援歌を歌うのは、「北欧風サウンド」を売りにしている「バニラビーンズ」。「日本はガチャガチャした音楽であふれ、若い子たちは焦りすぎている」と感じていた広告会社経営の戸練(とねり)直木さん(46)が、「北欧市民のように、もっとゆったり生きようよ」という思いを込めて、3年前にプロデュースしたユニットだ。 歌手志望で地方から上京し、「3日目で原宿でスカウトされた